一足早く年金生活者へ~副業やるならネット一択

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国民年金・厚生年金保険年金証書

2021年9月29日、私は「10月から職場復帰(復職)、障害厚生年金請求、そして・・・」という記事を掲載した。
このときの私は、週3回の透析をしながらサラリーマンを続け、あわよくば海外腎移植の機会を窺おうという野心を持っていた。

このときは透析病院の看護師も職場復帰(復職)を応援してくれていたし、私も労働に対する意欲があったからだ。

障害厚生年金2級の支給決定

横浜西年金事務所

一方、障害厚生年金は私が人工透析患者であるゆえに、余程のことがなければ、2級の障害厚生年金が受給できると楽観していた。
ところが、職場復帰(復職)してわずか1カ月で「10月末で再就職先を離職~新しいライフステージへ」となり、瞬く間に「奇跡へのシルクロードフライト」となだれ込んだ。

もし、障害厚生年金の支給が決定する前に、腎移植が成功したらどうなるのだろうかと考えたこともあったが、神様は私に味方(!?)したのか、「ウズベキスタンから帰国~日本でドナー待機へ」となり、未だに私は人工透析の身であるがゆえ、首尾よく障害厚生年金の受給権を取得することができた。(参考:障害年金のお知らせ-平成27年6月1日から「障害年金の認定基準」を一部改正します

ちなみに、2021年11月15日に請求した「体幹・脊柱の機能の障害を理由にした障害年金請求への道」の方は、未だに審査中とのことだが、現状のペースでいくと、2022年3月に結果が出るのだろうか。

それと、障害基礎年金ならびに被用者年金の障害年金(2級以上)を受けていると、国民年金保険料は法定免除になる。
法定免除になるなら自動的にデータを連携すればいいと思うのだが、「国民年金保険料免除事由(該当・消滅)届」を市区町村役場に提出してくれとある。
こういうところが日本だな~と思うのである。

ニューノーマル時代の職業適性

相鉄線海老名駅

日本人のマスク信仰の呪縛は解けるか

2021年12月2日付の中川淳一郎氏のコラムで。「日本を覆う『マスク信仰』このエビデンスなき“おまじない”とどう向き合うべきか」というものがある。

今や、多くの日本人が、マスクをしていれば安心、安全とばかりに、睡眠と入浴、食事の時間以外はマスクを付け続けている。
コロナ禍前は、WHO(世界保健機関)も言っていたように、マスクにウイルス感染防止効果はないとし、マスクは花粉症流行期の風物詩でしかなかったにもかかわらずだ。

それが、世界中でマスク、マスクと言い始めたのは、私が2021年9月15日付の「アフターコロナ時代は日本でもマスクを外せるか」でも触れたように、2020年6月5日付で世界保健機関(WHO)が、「WHO Director-General’s opening remarks at the media briefing on COVID-19」というテドロス事務局長のメッセージを流しており、6月6日付のBBC Japanは「WHO、マスク指針を大転換 密接場面での着用を推奨(原文:Coronavirus: WHO advises to wear masks in public areas)」として、

Dr Maria Van Kerkhove, the WHO’s technical lead expert on Covid-19, told Reuters news agency the recommendation was for people to wear a “fabric mask – that is, a non-medical mask”.

「各国政府に対し、一般市民のマスク着用を奨励するよう助言する」と、WHOの疫学者でCOVID-19(新型ウイルスの感染症)対応を率いるマリア・ファン・ケルクホーフェ博士は述べた。

The WHO had previously argued there was not enough evidence to say that healthy people should wear masks.

WHOは以前、健康な人がマスクを着用すべきだと判断するには十分な証拠はないと主張していた。

と書かれた以降のことだ。

これ以降、世界中で為政者たちがマスク、マスクと言い出し、日本の為政者たちも水を得た魚のように、マスク信仰を全国に広め、公共空間でマスクをしなければ、人に非ずとまでの風潮を作り出した。

ところが、そのマスク信仰を大きく覆すことが起きた。
そう、2022年に入ってからのオミクロン(新型コロナウイルスの亜種)の大流行だ。

睡眠と入浴、食事の時間以外はマスクを付け続けている日本人の間でも感染が爆発的に起きたことで、マスク信仰は崩れるはずなのだが、テレビの前では相も変わらず、医師会のコメンテーターが、マスク、マスクと言い続けている。

いい加減に視聴者もマスクが感染対策として万能でないことに気付けよと言いたい。

マスク皮膚炎のトラウマ

あざみ野駅

私のような現役世代の人工透析患者は、障害年金を受け取りながら仕事を続けている人も多い。
当然のことながら、私もその道を模索していたのだが、それを断念せざるを得なくなったのは、日本に根強く蔓延るマスク信仰のためだ。

私がサラリーマン生活に終止符を打つことになった直接の原因は、2021年11月に腎移植のために海外渡航をすることになったことによるものだが、そうでなくとも、10月16日付の「1億総病気~コロナ禍で流行るマスク皮膚炎という国民病」と書いたように、私自身がマスク皮膚炎に罹ったことで、日本のオフィスに長く勤めることは無理っぽいなと感じた。

私のような体験をしている人がほかにたくさんいても、2021年2月17日付のキャリコネニュースに「マスク着用が習慣化して3割が『身体の不調』『頭がぼーっとして集中できない』『肌荒れするようになった』」という記事があっても、日本では法的義務がないにもかかわらず、ほとんどの職場で半強制的にマスク着用が義務化され、それがハラスメントにならないどころか、マスクを着用できないのは非国民みたいな目で見られることも多々ある。

それゆえに、私は将来的に海外腎移植が成功して、まともに働けるようになっても、日本でコロナ禍が収束(ある一定の状態に落ち着く)でなく、終息(完全に終わる)するまで、サラリーマンに復帰することはあり得ないと思った次第だ。

そして、それは絶望的に遠い未来であることは間違いなく、私が65歳に到達しても不可能かもしれないのだ。

つまり、私のようにマスク皮膚炎や長時間のマスク着用で苦しんだ経験をお持ちの方は、ニューノマール、少なくとも日本では雇われる生き方をしてはいけないと思う。
なぜなら、日本人が持つに至ったマスク信仰の呪縛は、10年単位でしか解けないからだ。

マゾヒストでなければ労道(サラリーマン道)は極められない

JR横浜駅

2021年6月2日付の中川淳一郎氏のコラムで、「この国を支配する『コロナ脳』問題…日本人は『バカとマゾが9割』なのか」というものがある。

日本人の多数がバカかどうかはわからないが、大多数がマゾであることは100%間違いない。
そうでなければ、私が「大日本ガマン帝国の偉大なる臣民たち」というコラムを書くこともなかったように思うからだ。

それに、日本人サラリーマン(官僚)がマゾヒストであると一刀両断にしたのは、「お役所の掟」を記した故宮本政於氏だが、私に言わせれば、日本でサラリーマンをやるための資質の一つがマゾであると言えよう。

私は1月13日付の「穢れし者たちへ~水際対策という名の成田空港検疫」で書いたように、日本人にとってマスクは、ゼロコロナ信奉&ソトは穢れし世界の象徴であるから、何があっても外せないものに昇華してしまったように思う。

しかし、日本人が宗教的になったというより、マゾヒストだからというほうがより正しいだろう。

実際のところ、夏場の昼休みのオフィス街では、どんなに暑くてもマスクを外さない、ある意味「修行」をしているかのようなサラリーマンが、99%と言っても過言でない確率で歩いている。
2005年当時の小池環境相(現東京都知事)が提唱したクールビズ以前によく見られた、真夏のスーツ姿と瓜二つの様相だ。

サラリーマンだけではない。
都市部では多くの人が社会に同化しようと、どんな状況でもマスクを付け続けている。
ソーシャルディスタンスなど問題にならないくらい離れていてもだ。(笑)

ここで、就活を考えている人は、ニューノーマルの職業適性を診断してみよう。
今までのような性格診断や学力テストではない。
酷暑の中でも長時間マスクを付けていられるかの耐性テストだ。

特に、自衛官、警察官や消防士などの公務員を目指す人は必須の適性検査だ。
事務職を目指すのであっても、令和時代の役所はどこも財政難、冷暖房が適正に効いて快適なオフィスなどと期待してはいけない。

やり方は簡単、マスクを付けて炎天下でジョギングするか、スポーツクラブでマスクを付けてジムやエアロビクスをやればいい。
それが苦痛でなければ、貴方はニューノーマルの時代でも雇われる生き方ができる。

私にはそんな真似を続けることはできない。
申し訳ないが、私は「いーち抜けた」と言わせていただこう。

インターネット全盛時代を生かすために

医師の中でも、2021年11月27日収録の「【正義のミカタチャンネル】マスクはいつまでしなくちゃいけない?」に出演している元厚生労働省医系技官の木村盛世さんや、2021年7月18日付の「熱中症警告:救急医療の現場より‼️」というコラムで、

マスク装着した比較的若い人でも、熱中症で救急搬送される患者さんが増えております。マスクは小まめに外してください。屋外の開放空間で、空気を吸っただけで感染する事はありません。

と書いている「総合診療医:誰もがわかりやすく医療を理解する事ができるブログ」もある一方で、相変わらず猛威を振るう日本人のマスク信仰、長時間のマスク着用で身体がおかしくなった私のような人は、もはや、インターネット全盛時代の波に乗って、できるだけ対面労働をしなくていい方法を考えるしかない。

そこで、私は「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」に注力し、海外腎移植の手術の暁にはeBayなどの輸出転売も本格的に再開させようと目論んでいる。
リモートワークが週の半分以上であれば、労道(サラリーマン道)も悪くないが、残念ながら日本の企業は出勤が命のところが相変わらず多くて話にならない。

そう、日本人の多くがコロナ、コロナと言い続け、自治体からは緊急事態宣言だの、まん延防止等重点措置など仰々しく出されているが、出勤が相変わらず聖域視されていることにおかしさを感じないのだろうか。

海外帰国者に対する厚生労働省・入国者健康確認センターの「指定された待機期間中」のルールでは、

指定された待機期間中は旅行や外食、出勤その他不要不急の外出はお控えください。

なのに、国内組はマスク一丁で、三密(劇混み)の電車に毎日乗せられるのだ。

私のように長時間のマスク着用で身体に変調をきたしたのなら、それは我慢などせずに職を変えなさいという合図だ。
素直に従った方が長い目で見れば得策だと思うのだ。
そういった意味で、副業は令和時代を生き抜く必須アイテム、それができない公務員や、旧時代の化石企業は職業の選択肢からして、う~んだろうな。

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