ビザランを終えてウズベキスタンへ帰還

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タシケント国際空港(Islam Karimov Tashkent International Airport)

ビザランという割には長期で滞在したキルギス(Kyrgyzstan)を去り、ウズベキスタン(Uzbekistan)へ戻る日がやってきた。

この日のフライトは19時50分の出発なので、午前中に透析をやって、レイトチェックアウトのホテルで荷造りをして出発する算段となった。

キルギスのPCR検査の結果

なお、ウズベキスタン入国に必要なPCR検査は、出発の前日に、宿泊先のホテルへ看護師がやってきて検査をしてくれた。(海外安全ホームページ-新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国に際しての条件・行動制限措置
日本も来るインバウンド再興に際して、そのようにできないものかと思う。

ビシュケクの透析病院

ビシュケクの透析病院

この日の透析は何と朝の7時半の開始だった。

いつもは、8時開始なので、ホテルで朝食(7時から10時)を取ってから行くことができるが、この日は時間がなくて、ほとんど食べることができなかった。
その代わりといっては何だが、透析病院でパンと紅茶を出してもらって、それを朝食代わりにした。

中央アジアで人工透析を受けて思ったこと」でも書いたが、日本の病院では、新型コロナウイルスの感染防止策と称して、透析中に飲食ができないことが多いが、ビシュケク(Bishkek)の病院では自由にできるのだ。

大人用(介護用)おむつ

外務省安全情報のキルギス編にもあるように、私はビシュケク滞在後半に旅行者下痢症(Traveler’s Diarrhea)に悩まされ続けていた。(参考:ロシア語の医療用語集

何より困るのが正味4時間以上に及ぶ透析のときで、日本でもそうだが、透析機器を外してトイレに行くまでに相当の時間がかかるので、正直言って、下痢で悩まされているときは間に合わない。

それゆえ、薬局で大人用(介護用)おむつ(adult diapers)を買い求めて、それを穿いて臨むことにした。
この旅行者下痢症、中央アジアを旅行する人はかかる人が多いというので、悩ましいところでもある。

ビシュケクの透析病院

この日は10時にも食事が提供され、何とお粥だった。
この病院には一人だけ日本語ができる看護師がいるのだが、まさかお粥が出てくるとは思わなかった。
う~ん、これを頼めば、出してくれるのなら、日本の透析患者には朗報とも言えるのだが・・・

ビシュケクの透析病院

これは、透析病院で出されるランチで、私たちが透析を受ける日は、基本的にこれを食していた。
午前中に透析がある日は、終わった後で、午後に透析がある日は、始まる前に食べることになっていた。

味の方は病院食の割にはそれほど悪くなく、全く食べられないことはなかった。
日本の急性期病院の食事の方が不味いくらいだと思う。(笑)

中華レストランで夕食

Peking Duck Restaurant

ペキンダック(Peking Duck Restaurant)と名前が付いた中華レストランは、私たちがビシュケク滞在中に何回か行ったところだ。

場所は、「日本語ガイド付きビシュケク市内観光ツアー」でも紹介した鸿福特色火锅(Адель/Adel Hotpot)の近くにあり、お一人様のときはこちらの方が気軽に入れる雰囲気がある。

Peking Duck Restaurant

私が頼んだのは炒飯とスープなのだが、お一人様ではこれでも余るくらいなので、単独行動時には、何を食べようかというのはずっと悩みの種だった。

ビシュケク・マナス国際空港

ビシュケク・マナス国際空港(Bishkek Manas International Airport)

私たちが泊っている市内のホテルからビシュケク・マナス国際空港(Bishkek Manas International Airport)まではタクシーで1時間以上かかる。

それゆえ、17時にホテルを出たのだが、私の乗った車が途中で渋滞に嵌り、ヒヤヒヤもので空港に到着した。

そして、空港の両替所で、余った現地通貨のソムを米ドルやユーロに再両替しようと思ったのだが、紙幣がないと言われ、思い切り拒否られた。
外国へ出たらキルギスの通貨は紙切れでしかないので、ユニセフの募金箱行きだな~と思う。

私たちに帯同している現地通訳のOさんは、空港で何か食べるか、免税店で買い物をすればと言うが、空港内にはレストランも免税店も少なく、買いたいものもあまりなかった。

私は彼女に「キルギスのお金いる?」と聞いたが、「私はキルギス人じゃないから要らないわ」とニベもない。

そう言えば、彼女が立て替え払いした費用の清算時、米ドルでくれるなら米ドルでと言ってたっけ。
そう、ウズベキスタン人の彼女でさえ要らないというキルギスの紙幣は、私にとっても単なるお土産でしかなかった。

2021年11月-12月 中央アジア旅行のトピックス

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