私たちがビシュケク(Bishkek)へ到着した後、コーディネーターに市内観光ツアーに参加したいと言ったところ、日本語ガイド付きのプライベートツアーをアレンジしてくれた。
私たちは、総勢6名のグループだったので、1人当たりUS40ドル(約4,500円)と、日本語ツアーの割にはリーズナブルな価格だった。
私はまさかビシュケクに日本語ガイドがいるとは思ってもいなかったが、コーディネーター曰く、この日のタラスさんを含めて5人ほどいるとのことだった。
キルギス国立歴史博物館(State History Museum)
キルギス国立歴史博物館(State History Museum)は、ビシュケクの中心部にあるアラトー広場(Ala-Too Square)にある。
私たちがそこに行ったときには、日曜日ということもあってかなりの人が入場待ちをしていた。
ビシュケクでは、ほとんどのホテルやレストランで、スタッフすらマスクの着用をしていないが、ここではマスクの着用を求められる。
公共(政府)の施設だからだろうか。
さて、博物館の建物は5階建てで、展示室のメインは、レーニン革命家の革命と、ソ連の社会主義時代の歴史に関するもの、もう一つは、キルギスの歴史と遊牧民の生活用具などが展示されている。
その一つ一つにガイドのタラスさんが丁寧に説明を加えてくれる。
その中には遊牧民のキルギス人を象徴する移動式住宅のユルタ(ゲル)もあり、中を見ると、暖かそうな雰囲気で、寒さに強そうな感じがした。
JICA 一村一品プロジェクト
次に行ったところはJICAの一村一品プロジェクト(One Village One. Product)の店、いわゆるお土産屋だ。
ビシュケク市内の多くの店では英語が通じにくいが、ここは店員に英語が通じる稀有な店でもあった。
言葉が通じると買い物もいかに楽かというのを実感した一日だった。
もっとも日本語ガイドのタラスさんがいたので、その必要もなかったのだがね・・・(笑)
ランチ@NAVAT
ランチタイムは現地で有名なレストラン「ナバト(NAVAT)」だ。
ここの店で選んだ料理はどれも当たりだった。(料理の名前を控えてなくて申し訳ない)
特に、このパンは激旨で、私たちが泊っているホテルの近くにも「ナバト(NAVAT)」があり、そこに行ったときには必ず頼むことにしたほどだ。
これはさすがに5つもいらないので、グループで来たときにシェアするといいだろう。
かなり美味しかったので、お腹が空いていれば、2~3個食べられるかな。
これは、私が頼んだメインディッシュ、この店のものは完食でした。
ごちそうさま。
アラ・アルチャ国立公園(Ala Archa National Park)
昼食が終わって最後に向かったのは、ビシュケクで有名なアラ・アルチャ国立公園(Ala Archa National Park)だ。
要は、ハイキングをしに行ったのだが、さすがに雪山を片杖で歩行するのは私にはキツかった。
春から秋にかけての季節なら、多くの人が行き交う道も、この日は、私たちのような物好き(!?)が通るくらいだっただろうか。
それでも皆無というわけではなかったところが凄いと思った。
私はご覧のとおり、ほかの人と一緒に行くことはできないので、ガイドのタラスさんがエスコートしてくれた。
さすがに雪山は寒い!
晴れているとはいえ、凍えるような寒さが体の芯まで沁みわたる。
午後3時でこの景色だと、早い時間に来れば、山がもっと綺麗に写せただろうか。
でも晴れていて良かった!
私は途中で戦線離脱、さすがに雪山の片杖歩行は想像以上に酷だった。
昨年の今頃、自宅に訪問リハビリに来ていた理学療法士から「(背中から転ぶ可能性のある)スキーとスノボはやめてくださいね」とか言われたこともあったが、そもそもデキねえだろと思った。(笑)
これにて全日程を終了してホテルに帰還する。
この日、気分をリフレッシュして帰還した私は、たまにはこうした観光も日程に組み込むのも悪くないと思えた。
この先はどうしたものかと思案しながら・・・
おまけの夕食@鸿福特色火锅(Адель/Adel Hotpot)
この日の夕食は、Google Meetを使った久々の旅系オンライン飲み会(私は飲めないけど)を挟んでのものだった。(2020年12月28日-オンラインの世界で運命の12月を感じた夜)
日本とキルギスの時差が3時間あるので、ツアーが終わった午後5時(日本時間午後8時)から夕食に出かける2時間ほどでミーティングをしたのだ。
私たちは総勢6名のグループなので、中華料理へ行くことも多かった。
鸿福特色火锅(Адель/Adel Hotpot)は、ビシュケクでもかなり評判の高い店で、英語で検索すればレビューなども見ることができる。
私たち日本人の場合、長期滞在になればなるほど現地料理はどうしても飽きがくるので、外れのない中華が選ばれることが多い。
お一人様ではツライ火鍋でも大勢で囲むと楽しいのでなおさらだ。
2021年11月-12月 中央アジア旅行のトピックス
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