コロナ禍だからか、アシアナ航空のビジネスクラスはしょぼい

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成田国際空港

今回の中央アジア旅行に際して使った航空会社は、ソウル経由のアシアナ航空(Asiana Airlines)だ。

腎臓を病んでいなければ、もっと違うルートを取ることもあり得たのだが、今回の旅行では人工透析の日程上、移動は最短で行うことが至上命令に等しいので、ソウル経由となったのだ。

アシアナ航空101便~東京・成田-ソウル・仁川

ANA Suite Lounge

成田国際空港ANA SUITE LOUNGE

今回のアシアナ航空のフライトはビジネスクラスにしたこともあって、成田空港では同系列のスターアライアンスのANA Suite Loungeに行って、出発までのときを過ごす。

成田国際空港ANA SUITE LOUNGE

ただ、ラウンジ内では、腎疾患を患っているために、今までのように、酒を浴びるように飲むわけにはいかず、少しだけで我慢する。

要は、観光旅行でないからと自分を戒めたのだ。
そのせいなのか、全く旅行気分にはなれず、ラウンジ内の飲食も楽しむ気分にはなれなかった。

成田国際空港ANA SUITE LOUNGE

ランチタイムだったので、食事も本格的に取ろうと思ったのだが、機内食も出ることを考えて軽食で済ます。
もっとも、オヤツまで食べたのはご愛嬌だけど・・・

成田国際空港ANA SUITE LOUNGE

アシアナ航空101便に乗って思ったこと

成田空港内の移動距離が長いので、身体障害者(下肢障害)の特典を生かして、車椅子で運んでもらうことになったのは助かった。

私の場合、片杖で歩けないことはないのだが、目的地に着く前に転倒などしたらシャレにならないからだ。

成田国際空港

ただ、空港の中は想像以上に閑散としていた。
それもそのはず、日本は未だに外国人観光客の受け入れを再開していないし、海外から帰国する日本人も制約が多いので、観光旅行で行く人は限りなく少ない。

成田国際空港

成田からソウルの便は順調に運航された。

機内ではターミネーター・ジェニシス(Terminator Genisys)がやっていたので、それを見ていたが、中途半端のところで到着のアナウンスが入ってしまった。

ただ、それ以外のエンターテイメントは魅力に乏しく、チャンネルを変えようという気にもならなかった。

アシアナ航空101便 

それにしても、機内ではマスク、マスクと煩いが、国際線に搭乗する時は、ワクチンの接種証明やPCRの陰性証明を求めているのだから、それ以上の過剰反応はやめろと言いたい。

ウエブサイトにも、マスク着用で安心のフライトとかあるが、他人がマスクしなければ不安な人は、いつまでそうすれば安心できるのか説明して欲しいものだ。

おまけに、機内のCAは防護服めいたものまで着ているが、それで緊急事態に即応出来るのか、そちらの方が余程不安になる。

第一、マスクと防護服と、声を潜めているせいで、彼女たちが何を言ってるのか、聞き取れない。
英語を話しているのか、日本語を話しているのかさえもだ。

アシアナ航空573便~ソウル・仁川-タシケント

仁川国際空港アシアナラウンジ

仁川国際空
港アシアナラウンジ

仁川国際空港(Incheon Airport)での乗り継ぎ時間は、わずか1時間、ビジネスラウンジに入れる身としては忙しい限りだ。
私の車椅子を押す地上スタッフも10分くらいだよと言っていたが、ホントに忙しかった。

仁川国際空港アシアナラウンジ

私が身体障害者で最優先搭乗だったこともあるが、ビジネスクラスの特典である機内での飲み物もなく、マスクをして座席で待機するだけなら最後の搭乗で十分なのだ。

アシアナ航空573便に乗って思ったこと

アシアナ航空573便

ソウルからタシケント(Tashkent)まで約8時間、その間、見たい映画も聞きたい音楽もなく、食事と睡眠だけに明け暮れるのは苦痛だった。
今までのように酒やジュースをガブガブ飲めないのが余計に辛さを増した。

帰国時はiPadに電子書籍をダウンロードしてから乗ろうと思う。
マスクの強要がそれほどキツくなかったのが唯一の救いだったが、離着陸のときにマスクを付けさせる根拠が意味不明だ。

アシアナ航空573便

タシケント(Tashkent)に到着したのは、現地時間で21時過ぎ、日本時間で午前1時過ぎだ。
到着ロビーの外は雪が降った跡があり、嫌でも寒さを感じさせる。

ここでキ・セ・キは実現するのか。
私の人生を賭けた旅路は今始まる。

2021年11月-12月 中央アジア旅行のトピックス

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