シェラトン神戸でバケーション

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シティー・ループバス

私が今回の旅行でシェラトン神戸に泊まった理由は、Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)の無料宿泊特典だけではない。

コロナ禍で日本全国に緊急事態宣言が乱発されている中で、ホテル滞在そのものを楽しむことができるからだ。
条件の一つは、夏季ということでプール(シェラトン神戸は屋内)が付いていること、そして、都市部のホテルにもかかわらず、温泉大浴場があるということで、ここに決めたのだ。

神戸六甲温泉「濱泉」

シェラトン神戸

神戸六甲温泉「濱泉」、都市部のホテルにもかかわらず、温泉大浴場があることが、数あるマリオット系列のホテルの中で、私がシェラトン神戸に泊まることにした理由の一つだ。

兵庫県が緊急事態宣言下(8月20日から9月12日)ということで、温泉大浴場の営業時間は、宿泊者が午前6時から10時30分と、午後0時30分から深夜の0時までとなっていたが、真夜中に入浴することもないだろうから、これで十分だろうと思う。

シェラトン神戸

腎疾患ゆえに寝酒を飲むこともなく、早寝をせざるを得なかった私は、起床時間も午前5時と、爺さんかって突っ込みたくなるほどの早さで、6時の温泉大浴場の営業開始が待ち遠しくて仕方がなかった。(笑)
それゆえに誰もいない露天風呂を独り占めって感じだったのは良かった。

シェラトン神戸

湯上がりラウンジもご覧のとおり、三密とは無縁の空間、周囲では新聞を読みながらお茶を飲む御仁の姿もあり、極めて快適な朝風呂だったと言えよう。

ビュッフェの朝食 IN ガーデンカフェ

シェラトン神戸

朝風呂ですっきりした後は、1階のガーデンカフェで、ビュッフェの朝食(3,025円)をいただく。
ホテルライフを楽しむと銘打った旅なので、食事の時間も貴重なコンセプトだ。

シェラトン神戸

朝から少し食べ過ぎかと思ったが、食事を完食した後は、デザート祭りになってしまった。
まるで女性客の食卓のようだが、たまにはいいだろう。(笑)

シェラトン神戸

神戸ベイクルーズ~洋上から潜水艦ドックが見られる旅

神戸ベイクルーズ~ロイヤルプリンセス号

朝食後に神戸市内に出かけようかと思案するが、酷暑の街中を歩こうという根性はないので、はてどうしたものか。

JRの三ノ宮駅にある神戸市の観光案内所は、緊急事態宣言下では、10時から16時の営業とあったので、開店までしばし待ってみる。

神戸ベイクルーズ~ロイヤルプリンセス号

最初は神戸市内定期観光バスがあればいいなと思っていたのだが、どうやらコロナ禍で営業を休止しているようなので、神戸ベイクルーズに参加してみることにした。

神戸ベイクルーズ~ロイヤルプリンセス号

酷暑の中で街歩きをするより、洋上で風に吹かれながらの40分の方が快適だと思ったからだ。

神戸ベイクルーズ~ロイヤルプリンセス号

神戸ベイクルーズをするロイヤルプリンセス号の出航時間は、10時45分以降、毎時45分発で、最終便が16時45分となっている。(9月1日以降は週末と祝日のみ運航)

市の観光案内所スタッフ曰く、地下鉄三ノ宮駅バス停からは、シティ・ループバスに乗って、中突堤(ポートタワー前)で下りれば、すぐそばがクルーズ船の乗り場だそうだ。

神戸ベイクルーズ~ロイヤルプリンセス号

クルーズ船は甲板に出ることもできるので、煩わしいマスクを外して、快適な船旅を楽しむことができる。
日本人は酷暑の屋外でもマスクを付けたままでいる人が多いが、洋上で風に吹かれているときに、そんなことをする必要はないだろう。

神戸ベイクルーズ~ロイヤルプリンセス号

そして、今回のツアーのハイライトが、三菱重工業神戸造船所の潜水艦ドック、クルーズ船もスピードを落とし、かなり丁寧に解説も入っていた。

ハーバーランドやメリケンパーク、ポートアイランドを海からゆっくり眺めるのもいいと思うが、こういったマニアックな趣向を満たすツアーも悪くないと思う。

神戸ベイクルーズ~ロイヤルプリンセス号

神戸南京町~賑わいのあった中華街

神戸南京町

JRと阪神の元町駅の南側に広がる南京町、ここが神戸の中華街なのだが、私が行ったときが週末の昼食時だけあって、かなりの人で賑わっていた。
ここに行くには、前出の電車で直行する方法と、市内観光のついでに行くならシティ・ループバスを使うのも悪くない。

神戸南京町-猪八戒

南京町が賑わっていた隠れた理由は、「昼飲みできます」と堂々と張り紙がしてある店が随所にあったことだろうか。

残念ながら私は、ビールジョッキを傾けながら食事を取ることがしづらくなってしまったので、あまり張り紙などに目がいかなかったのだが、普通にビールを飲んでいるお客さんを見ると、なぜかホッとしてしまう自分がいるのだ。

神戸南京町-猪八戒

フィットネス&スポーツ「ザ・ベイクラブ」

シェラトン神戸から六甲ライナーを望む

シェラトン神戸に泊まった理由の一つが、プールが付いていることゆえ、昼食後に、フィットネス&スポーツ「ザ・ベイクラブ」(3,300円)を使うのは予定していたことだ。
もっとも、ここは屋内温水プールなので、わざわざ夏季に来なくても良かったのだが(笑)

それと、外国のプールなら飲み物の提供があったりするのに、ここはスポーツクラブの競泳プール程度の設備で、ちょっと豪華さに欠けるところが残念だと思う。

シェラトン神戸

唯一、ジャグジーバスからテラスに出ると、六甲ライナーの電車が行き交う姿が見られるので、そこだけは絵になる写真が撮れるのではないだろうか。

目の保養?(笑)
プールには小学生を連れた家族連れがチラホラいただけで、やはり、目の保養はインバウンド再開までは無理かな~と思った次第だ。

投資家オフ会 IN KOBE GRILL

ダイニング「Kobe Grill」

今回の神戸オフ会は、ワールドインベスターズの仲間と、昨年のハロウィン投資ウェビナーの参加者に声掛けして、リアル会合を開いたものだ。
食事代は、私がマリオット ボンヴォイ(「ロイヤルティプログラム」)の会員であることで、所定の15%引きで食べることができた。

さすがに、シェラトン神戸にあるダイニング「KOBE GRILL」では、神戸南京町の中華料理店のように、掟破り(緊急事態宣言下の酒類提供)はないので、フレンチディナーに付き物のワインはないのが残念だ。

ダイニング「Kobe Grill」

今回の会合の投資ネタは、2021年8月27日付で米国株投資情報メディアのWeissRatingsで報じられた「新型コロナの感染が再び拡大する流れで利益を得る方法」にもあるような、コロナ治療薬の話題だった。

新型コロナワクチンでなく治療薬が世界的に広まるのではないか、そういった期待が生まれつつあると言う。
実際に、7月24日付の東洋経済でも「中外製薬ロナプリーブ『コロナ第4の薬』の正体」とあるので、来年にはコロナ禍が収束することが期待できそうだ。

ダイニング「Kobe Grill」

そして、私が今年になって急に腎疾患(難病)を患ったので、そのことについてのアドバイスもいただいた。

それにしても、ここ1年半ほど、というか、このままいけば生涯、日本の恵まれた医療制度に私は救われるのだが、全国腎臓病協議会が出している「透析治療にかかる費用」を見ると、一般的な通院透析患者の場合、年間500万円程の医療費が、特定疾病療養受療証によって、年間12万円に抑えられるのだから、日本の透析患者は相当に恵まれていると言えるかもしれない。

人工透析を実施している慢性腎不全の患者については、自己負担の限度額は 10,000 円となっており、それを超える額は現物給付されるので、医療機関の窓口での 負担は最大でも10,000 円で済みます。

これに加え、自立支援医療(更生医療)の給付もあるので、透析治療に関しての自己負担額は、ほぼなくなると言ってもいいだろうか。

ダイニング「Kobe Grill」

2021年6月25日付の日経新聞は「20年度医療費1兆円超減の公算、下げ幅過去最大 厚労省」と報じているが、私のような透析患者の医療費は、腎臓移植をした人以外は、死亡するまで国庫負担になるのだから、ある一定の年齢以上の方については、安楽死の議論もすべきだと思う。

私自身、今でこそ仕事や旅行に行くこともできるが、このまま透析人生が続くなら、自力歩行ができなくなる前に、自分は何のために生きているのかを見つめ直す必要があると思った。

だから、透析患者が新型コロナウイルスに感染した場合の重症化懸念と言われても、それが私にとってのお迎えと思えば、あまり気にならなくなった。
それよりも、やりたいことを我慢して、自粛生活の末に逝ってしまうことの方がイヤだと感じるようになった。

ダイニング「Kobe Grill」

私が7月末に国際親善総合病院に肺炎で入院していたとき、担当看護師にリビング・ウイルを書こうと思うと言ったら、それは重要なことだと言われたことがある。

それは、週3回の通院透析で、高齢透析患者に囲まれていることも影響していると思うが、現在、私の行っている昼間の部は現役世代はほぼ皆無、まさに、日本の医療制度ゆえに生かされている人も多い中で、考えることも多々あるのだ。

ダイニング「Kobe Grill」

私が患っている急速進行性糸球体腎炎、コロナ禍の元では「2年間での死亡率17.1%」の確率はもう少し上がるだろう。
仮に、私がそこに入るとしたら、残された時間はあまりないと言えるかもしれない。

2021年8月 関西旅行のトピックス

コメント

  1. とんび より:

    シェラトン神戸お泊りになったのですね。自分もSPGアメックスの特典を来年初までに使わないともったいないのでどう使おうか考え中です。実は先日、小笠原いった際、最初は東京マリオットで前泊後泊を予約しました。5万Ptフルで使いたくてです。神戸もですが地方の対象ホテルはもっと少ないPtでよいので、東京でって考えた結果です。ですが、結局やめました。高級ホテルはどこも14日の隔離免除のオリパラ関係者が多く泊まってるだろうし、それは嫌だなって思ったからです。それで、竹芝のホテルにしました。(後泊は台風で船が1日遅れになり、しませんでした)

    この記事を拝見して、温泉を楽しまれていたりするし、無理に5万Pt使わなくてもいいかなと思いました。5万だとどうしても東京になり、現状ではきっちり隔離がおこなわれたとしても嫌だなって思いもあるし。その上隔離ってもザルのような気もするし、先日は経団連が隔離なしや短縮を希望して、逆じゃないって目を疑いましたし(経済活性化のための方策としては理解できますが)。どこか地方の旅行にあわせて使おうかと気持ちが変わってきましたね。

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