2021年1月31日付のコラム「零細個人事業主でも入会できた楽天プレミアムカード」を書いたとき、いずれクレジットカードのリストラを考えなければならないと思っていた。
そのカードとは、JALダイナースなのだが、私がこのカードを持っている最たる理由は、国内外にある特定の空港ラウンジを無料(海外空港ラウンジは、2021年4月1日から、利用回数が年間10回まで無料)で使えることにあった。
2012年8月にモニター登録したのを皮切りに、足掛け9年に渡って、私はダイナースカードを保有してきたが、コロナ禍のまん延で、日本から海外旅行には当分行きづらい情勢が続いているし、どうやら会員資格の維持も潮時を迎えた感もある。
それに、ダイナースカードで使える空港ラウンジは、ほとんどの場合、プライオリティ・パスで代用が効き、楽天プレミアムカードの保有者は、プレステージ会員のパスを無料で申請できることになっている。
従って、ダイナースカードの更新期限となる8月までに解約を考えていたのだが、6月25日に急速進行性糸球体腎炎に冒されていると宣告されたことにより、私の場合は、海外旅行は元より、当然ながら空港ラウンジ云々のレベルではなくなってしまった。
それゆえ、ほかに保有しているメリットがなければ、保有を継続する意義はないだろう。
奇しくも、JALダイナースの解約を検討した日に、ダスキン・メリーメイドによる例月の家事代行・お掃除サービスのスタッフがやってきた。
実のところ、この支払いは、JALカードによるものなので、これも変えなければと思っていた。
しかしながら、ダイナースカードには、ステータスカードならではの魅力があった。
それは、クレジットカードの利用限度額に制限がないことで、高額利用を予定している場合は、あらかじめ申告するだけでいいのだ。
これから転売ビジネスを本格しようと思っている私にとって、クレジットカードの利用限度額はある意味生命線になりかねないものだ。
それゆえ、2021年8月の解約は見送り、少なくとも来年までは保有を継続することにした。
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