去る1月13日は、2022年になって最初の「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の門下生相手の実況中継の日だった。
昨年の11月18日から12月29日まで、私は中央アジア(ウズベキスタン、キルギス)からトレードを敢行していたのだが、日を追うごとに時差(マイナス3時間ないし4時間)の辛さが出てきて、12月の成績は今一つだった。
1月は国内からのトレードだったのだが、最初は今一つだった調子が、今週になってようやく立ち直りの兆しが出てきた。
居合抜き1分トレード
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年1月2日付で掲載した「東証1部、出来高100万株銘柄激減で2022年相場は大丈夫か」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証1部銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
サイバーエージェント~0.5%利確が正解だった買いトレード
実況中継で川合さんが買いトレード候補として挙げていた銘柄の一つが、サイバーエージェント(コード:4751)だった。
日足は下落トレンドであったものの、「居合抜き1分トレード」の場合は寄り付きから少しの間は上昇(空売りの買戻し)が入ることが往々にしてあるので、そういった瞬間を狙うのである。
そして、思惑通りに株価は寄り付きから上昇したものの、下落トレンド銘柄の悲しさで0.5%が限界、私も逆指値付通常注文(ダブル指値)を小まめに操作しながら様子見をしたが、結果的には0.5%ラインで利確できたことが正解だった。
丸紅~チキン投資で同値撤退は正解だったか
この日の買いトレード候補で「居合抜きツール」の形状が良かったものの一つが、丸紅(コード:8002)だった。
こちらは、日足も上昇トレンドなので、買いには好都合な状況だったのだが、寄り付きからの上昇が今一つ、利確ラインを1%から0.5%に下げてもダメという状況が続いたため、我慢しきれずに同値撤退水準で決済した。
結果的に、0.5%(1,175円)はおろか、1%(1,181円)も到達していたので、焦りすぎだったのだが、1月の「居合抜き1分トレード」も本調子には遠かったので、我慢ができなかったのだ。
この点は、この日の反省点のひとつであろうか。
新興市場株のトレード~ニッポン高度紙工業
実況中継中に門下生の一人がチャットで、ニッポン高度紙工業(コード:3891)の買いを入れたと発言したとき、急騰傍受ツール(買い推奨)のシグナルは点灯してなかったが、川合さんがいい感じですねと発言したことに私も乗ることにした。
この銘柄は、川合さんの新興市場株のトレードツール(急騰傍受、マザーズ1%)でも頻出の銘柄なのだが、私はこれを見るたびに、アナログ好きなニッポンらしい会社だなと苦笑いをしていた。
私の建値は2,703円、その後、急騰傍受システムで2,714円でシグナル(9時18分)が出たとき、おお、これは行けると思い、利確ラインを2%(2,758円)に設定したものの、そこに到達する前に、逆指値付通常注文(ダブル指値)の0.5%利確ラインに引っかかり決済されてしまった。
う~ん、これもチキン投資の結果ゆえか、この日は微益を重ねてトータルプラスにできたことで良しとしようか。
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