この日は、午前中が、中国語学塾「フレンドシップ・ランゲージ」を運営するのぶもんと、淡水(Tamsui)で朝カフェ会、午後2時からいよいよ鳥居万友美さん一行と合流して、FXプレ勉強会の始まりである。
雙連朝市(Shuanglian Morning Market)
私の泊っているヤチュアンホテル(鸭川旅馆/Yachuan Hotel)にはレストランがないので、朝食は必然的に外食になる。
昨夜は、台北松山空港(臺北松山機場/Taipei Songshan Airport)からホテルまでタクシーに乗った上、夜は台北在住者とのオフ会に参加、ホテルに帰還した後は、そのまま寝てしまったので、ホテルの周辺がどうなっているかわからない。
フロントスタッフに台北メトロ(台北捷運/Taiepi MRT)の雙連駅(Shuanglian Station)までは近いことを聞いていたので、今朝はそこまで歩いて行ってみることにした。
昨夜のオフ会で、のぶもんが台北には意外に朝食を外で取れるところが少なく、台北MRTの雙連駅(Shuanglian Station)周辺だと朝市がやっているので、そこへ行ってみると良いとアドバイスしてくれた。
そこで、さっそく私はそこへ行ってみることにした。
朝市は雙連駅(Shuanglian Station)一帯の民生西路(Minsheng West Road)側に伸びていて、学業の神様を祀った台北市文昌宮(Wunchang Temple)もある。
どちらかと言うと、その場で食事ができるところがある感じではなく、惣菜を買い込んで、自宅などで食べる感じのところなので、私も適当に食材を買い込んでホテルへ帰ることにする。
朝市にあった衣料品の店、39が中央に印字された旗は、どことなく一部の韓国人が発狂しそうなデザインなのだが、彼らはこの店に苦情を言ったりしないのだろうか。
朝市で売っている台湾の食材でなく、洋風の朝食を取りたい方は、順成蛋糕(Shun Chen Bakery)というパイナップルケーキのコンテストで優勝したこともあるほどの名店でパンを仕入れて帰るといいだろう。
雙連駅(Shuanglian Station)の1番出口からすぐのところにあるし、営業時間も朝の7時半からやっている。
のぶもんの朝カフェ会で台湾の銀行口座開設の可能性を聞いてみた
今日は午後2時に、鳥居万友美さんが宿泊しているW台北で待ち合わせとなっているので、それまでの間、のぶもんが主催する朝カフェ会に参加することにした。
場所は、淡水(Tamsui)にある悠咖啡英専店(Yo Coffee)、私はてっきり景色の良い淡水金色水岸(Tamsui Gold Coast)にあるのかと思ったら、市街地の一角にあった。
それと、淡水というところが、台北市でなく、新北市というところにあるのも今回初めて知った。(笑)
ここで私は彼に台湾で非居住者が銀行口座を作れるか聞いてみた。
要は、台湾への資産移管の可能性を探ったのだが、昨今の政府規制で、ビザなし(観光ビザのみ)で台湾国内の銀行口座を開設することは不可能に近いらしい。
実際のところ、トランスファーワイズ(Transfer Wise)という海外送金業者のコラム「【2019最新】台湾で銀行口座を開設するには:必要書類や手順を解説!」でも、日台の協定により、2019年1月以降は、台湾の銀行口座開設に際して、ARC (Taiwan Alien Resident Card)と呼ばれる台湾居留証の提示と、日本のマイナンバーの記入が求められるようになったとある。
鳥居万友美さん一行と台北市内観光
台北メトロ(台北捷運/Taiepi MRT)で、淡水信義線の淡水(Tamsui)から、待ち合わせ場所となっているW台北の最寄り駅である、板南線の台北市政府(Taipei City Hall)までは、台北駅での乗り換え時間を含めないで、約50分かかる。
台北まででも淡水から約40分かかるので、意外に時間がかかるものである。
それゆえに、最初は待ち合わせ場所まで行かないで、台北で板南線を逆方向に乗って、龍山寺(Longshan Temple)の駅で待とうかと思った。
これが海外旅行コミュニティの仲間との待ち合わせなら迷わずそうしたのだが、今回はメンバーのフライトの遅延もあって、待ち合わせ時間がずれ込んだので、そうしなくて正解だったようだ。
艋舺龍山寺(Bangka Longshan Temple)
台北観光の目玉の一つである艋舺龍山寺(Bangka Longshan Temple)、私がここに来るのは2回目なのだが、前回行った2011年2月の台北旅行のときは雨で、それ以外のときでも、台北にいるときにこれほどまでに綺麗に晴れたことはあまりない。
寺院の中は物凄い混雑で、メンバーとはぐれそうになったこともあった。
あらかじめ、はぐれたときは滝の前で待ち合わせとしてあったので、事なきを得たが、台北の観光地でこれほどまでに混んでいたのは初めてだったかもしれない。
何しろ写真を撮るのに一苦労だ。
まともに被写体を綺麗に写すなんていう芸当ができるレベルではない。
境内の中も、線香に火を付けたまま多くの人が往来するので、服に火が付かないか、火傷しないかを心配しながら歩かないといけない。
ようやく参拝するところへ辿り着いても人が溢れているので、お祈りの真似事だけして退散である。
龍山寺にはありとあらゆる神様が祀られているため、オールマイティーな寺院と言われていて、特に、本殿の裏側にある後殿は、19の神様がずらりと並んでいるそうだ。
それなのに、私たちはほとんど素通りして何かご利益があるのだろうか。
そして、今回のFX台湾勉強会に出席したマダムに連れ添ってやって来た熱田さん、彼はカメラが趣味らしく、私たちの集合写真や観光名所の写真を一生懸命撮ってくれた。
感謝である。
実は、このFX台湾勉強会に参加したのは、私以外に男性は2人だけ、あとはすべて女性だった。
おそらく、男性がこの台湾勉強会に参加しようとしたら、勤務先に加えて妻の調整も必要だろうというもっぱらの話だった。(笑)
剝皮寮歷史街區(Bopiliao Historic Block)
最近では台北に来てもあまり観光をしない私が、初めて知ったのが、龍山寺(Longshan Temple)に程近い剝皮寮歷史街區(Bopiliao Historic Block)だ。
入場料は無料なので、誰でも気軽に足を踏み入れられる。
ここは歴史街区という名が付けられているだけあって、レトロ感があり、日本統治時代の資料も残されている。
今回は駆け足で通り過ぎたが、次回来るときは、台北ナビに書かれていた日本語解説ガイドをお願いしてみようか思う。
この二人は、剝皮寮歷史街區(Bopiliao Historic Block)でドラマか映画の撮影をしていた俳優だろうか。
男優の方は一瞬ノーパンかと思えるような感じで、見ていた私たちはビックリしたのだが、保護色の肌着でチト安心、女優の方はご覧のとおり綺麗な人で、ギャラリーが結構いたので、有名人なのだろうか。
W台北のスイートルームでFXプレ勉強会
台北の市内観光を終えて、W台北に戻ってきた私たちは、鳥居万友美さんが宿泊しているスイートルームでFXプレ勉強会をした。
彼女曰く
お部屋でみんなでシャドトレをするので、スィートを予約。
スィートに滞在する気分を味わってもらうのも目的のひとつです。やっぱりみんなが知りたいのは、圧倒的な結果を出している勝ち組トレーダーさん達が、どんな根拠でどこでエントリーをしてどこにストップを入れ、どこで決済…という判断をしているのか?
トレーディングにおける損切りの大切さは、誰もが身に染みてわかっているものの、どこにストップロスを置くかで、ストップロス貧乏になってしまうのも事実、チャートを見ながらどこでエントリーし、どこにストップロスを入れ、どこで決済するか。
それが極められれば、投資の収益だけで世界中に行けて、五つ星ホテルのスイートに泊まれるのよと、彼女は暗に言っている。
ずっぽし扇子出している場合じゃないんだけど、私も「経費で全国に行けて、その土地の美味しいものをいただき、その上仲間もできちゃうFX勉強会」と言ってみたいな~(笑)
FX勉強会本番前夜祭 IN 漉 海鮮蒸氣鍋
夜の7時、FXプレ勉強会を終えた私たちは、タクシー4台に分乗して前夜祭の会場へ向かう。
場所は、台北に語学留学しているお子さんがいらっしゃるメンバーの方が予約した漉 海鮮蒸氣鍋(Lu Seafood)、光復店(Kuangfu Branch)とあるくらいだから、他の支店もあるのだろうと思ったら、案の定、タクシードライバーが住所を教えてくれと英語で言ってきた。
英語で言ってきただけ凄いと思うが、咄嗟に回答できないことには変わりがない。
ホテルのスタッフがドライバーに中国語で何やら言っていたのだが、おそらく店の名前か、前の車に付いて行け程度のことしか伝えていなかったのだろう。
グループでタクシー移動しているときは、ありそうなことだが、笑うしかない。
どうやらドライバーは、カーナビで住所を入れて走らせたいらしいのだが、うまく伝わらない。
途中で先行車を見失った私たちは、全く違うところに向かっているのではないかとヤキモキしながら見ていたが、何とか意思疎通が図れて、目的地に着いたときにはホッとしたものだ。
思い起こせば6年前の「アゼルバイジャン・カスピ海経済視察ツアー」でも同じようなシチュエーションがあった。
このときのことを私はこう書いている。
午前4時半にカタールのドーハ空港(Doha International Airport)に到着した私たちは、アゼルバイジャンへの乗り継ぎ時間が8時間以上もあるため、エコノミークラスの搭乗客でも入れるオリックスラウンジ(Oryx Lounge)に行かずに、果敢に未明のドーハの街中へ繰り出すことを選択した。
我らがリーダー、石田さんがアルジャジーラ・カフェ&ブロードキャスト・ステーション(Aljazeera Cafe & Broadcast Station)に行こうと言うからだ。
そこに行けばお洒落な雰囲気の中で、優雅な朝食が取れる。
そう期待に胸を膨らませた私たちは4台のタクシーに分乗して出かけた。石田さんがそれぞれのタクシードライバーに渡した地図は、大胆にも空港も道路もランドマークも描かれていない白地のグーグルマップに目的地だけが記されているものだ。
私は見た瞬間に頭がクラクラした。
たとえ、アラーの神が味方しても目的地に到着できるかどうかわからない代物だったからだ。(爆)
総勢で15名、2つのテーブルに分かれて、和気あいあいと食事会は進む。
さすがに、ここは台北の高級レストランだけあって、日本語がかなり通用する。
「メニューは当日決めます」とメールの案内にあったので、誰か中国語ができる人がいるのかな~と漠然と思っていたのだが、これなら日本で食事会をしているのと変わらない。
ただ、日本の飲食店でよくある飲み放題、2014年3月17日のコラム「台北でビール、デザート付き2時間食べ放題の火鍋屋へ」で書いたように、台北のレストランにもそのようなシステムがあるところがあるのだが、この店では飲み放題のシステムは取っていないようだ。
ちなみに、中国語で食べ放題は吃到飽、飲み放題は喝到飽と言うそうだ。
英語では何と言うか調べたら、それぞれ、食べ放題は、all you can eat、飲み放題は、all you can drink あるいは、free-flowing drinks と言うそうだ。
こうした投資系の仲間と食事をする意義は、単に親睦を深めることだけではない。
共通の話題はFXであっても、それ以外の投資案件をやっている人もいる。
普段は周囲の人に対して、投資の話をしない人でも、同じ属性を持ち、同じ人生のベクトルを持つ人に対しては心を開くことも多い。
しかも、プラスのオーラが出ているので、話が未来志向で楽しい。
従って、FXで(その他の投資やビジネスでも)稼げていないからオフ会には参加しづらいというのは、心情的には理解できるが、根本的に考え方が間違っていると私は思っている。
家に引きこもってトレーディングで成功した人もいるだろうが、私の周囲にいる成功者は、ほとんどの人が社交的だ。
私が今回の旅行で持参した本に、堀江貴文氏(ホリエモン)の「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」というのがあるが、その中の「ノリのよさでチャンスを掴む」という一節にこう書かれている。
ちょっとしたチャンスは、いつでも誰の前にでも流れている。それが将来的に何につながるかなど、誰にもわかるわけがない。
自分が面白そうだなと感じたら、飛びつくだけだ。飛びついた結果、予想以上に面白い体験ができるかもしれないし、逆に不愉快な経験をすることになるかもしれない。
飛びついた結果がどうなるかなどわからないが、確実に言えることがある。
ノリの良い奴には、あちこちから声がかかるようになり、加速度的にいろんな経験ができるようになっていくのだ。
こうした経験のうち、いくつかのことが自分の人生を変える転機になることもある。
成功者は語る。こういったものを総称して「運が良かった」と・・・
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