台北・林森北路至近の格安ホテルは妖しさ満点

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鸭川旅馆, 臺北(ヤチュアンホテル、Yachuan Hotel)

私が2019年7月から学んでいる鳥居万友美さんのFXメンバーシップの一環で、9月14日の広島を皮切りに、仙台(9月21日)、名古屋(9月22日)、大阪(9月28日)、東京(9月30日、11月30日)、札幌(10月13日)、福岡(10月19日)、台北(11月10日)、そして、那覇(12月8日)で勉強会が開催されることになった。

普通に考えれば、私は東京に参加すればいいのだが、どうせなら旅行も楽しみたいと思ったので、どこと組み合わせようかと考えた結果、行く先を台北にすることにした。

旅のプロローグ

チャイナエアライン221便

このFX台湾勉強会に加えて、私が行こうと思ったのは、去る10月15日の「投資家オフ IN 大阪~HSBC香港の口座はどうすべきか」でも少し触れたように、HSBC香港への訪問だ。

私にとっては、台湾と香港の渡航に関しては、パスポートの残存期間が残り3ヶ月を切っていても入国可能なことが大きい。

さっさと更新すればいいではないかと言う人も多いだろうが、2020年3月に富嶽三十六景のデザインを模した次期旅券が発給されるとあったので、それを待ちたいという気持ちもあるのだ。

国際線フライトとホテルの手配、そして外務省「たびレジ」に登録

羽田国際空港

ここの部分は、10月25日付の「旅友オフ会 VACATIONS『ヨパライ会』IN 新宿」でも書いたことのダブリになるが、これから年末年始にかけて香港渡航を考えている方もいると思うので、参考までに書くことにする。

現在の香港は市民の反政府抗議デモが続いていて、情勢が混沌としている。
むしろ、香港行きを計画した10月下旬の段階よりも、今の方がはるかに酷い状況になっている。

何でもなければ、キャセイ航空(Cathay Pacific Airways)を使って、東京→台湾→香港→東京というループで旅程を立てるのだが、香港へ行かれなくなったときのことを考えると、リスクが高すぎるので、東京と台湾の往復は、デルタ航空(Delta Airlines)の特典航空券台湾と香港の往復は、エバー航空(EVA Airways)のウェブサイトで、払い戻し可能のチケットを取った。

台北のホテルは、Expedia Hong Kongを通して、鸭川旅馆, 臺北(ヤチュアンホテル、Yachuan Hotel)を予約した。
まるで日本の旅館みたいな名前だけど、どんなところだろうか。

香港のホテルは、ザ・ミラ香港(The Mira Hong Kong)、ここにはVIPアクセスのマークが付いていたので、どんな部屋になるのか楽しみだ。
ただ、安い価格帯のものは返金不可(Non-Refundable)になっていて、いざというときに困るので、直前までキャンセル可能(Free cancellation)の価格帯のものにせざるを得なかった。

そして、外務省のたびレジに旅程を登録したら、さっそく在香港日本国総領事館からメールが届いていた。
香港における抗議活動に関する注意喚起に関するものだ。

自宅から空港への手荷物無料宅配サービスを利用

羽田国際空港

私は海外旅行に際して、たいていの場合、アメックスゴールドカードの手荷物無料宅配サービスを使って、自宅から空港へ手荷物を送っている。
写真にあるとおり、羽田空港や成田空港におけるJAL ABCのカウンターでの荷物の受け取りはスムーズで、これを使わない手はないからだ。

もっとも、私がこのカードのサービスを使うのは、おそらく来年の1月までで、その後は「楽天プレミアムカードの自宅から空港までの手荷物無料宅配サービス」を検討しているところだ。

ここで、このサービスが往復合わせて年間2回までという制限があるので、使い損とならないためのアドバイスは、子連れのファミリーが集中する時期を避けて利用することだ。

2018年4月6日に出発した「吉田義人氏と行く香港セブンズ観戦ツアー」のとき、JAL ABCのカウンターが子連れファミリーでいっぱい、30分ほど待たされて、大きなストレスを感じたことがある。
このときは、空港内のビジネスラウンジが使えるクラスのチケットを持っていたために余計にそう思ったのである。

彼らは子連れということで、手荷物はできるだけ宅配しようと思うので、それだけ混雑するし、空港からの帰りと違って、行列に並ぶのを避けるわけにはいかないので、往路の利用は時期を考えるか、早めに空港へ行った方がいいだろう。

羽田空港国際線ターミナルにて

ラーメン「六厘舎」

羽田国際空港

そして、当日、自宅から羽田空港まで電車で向かった私が出国審査を終えて、制限エリア内に入ったのは、ちょうど昼食時だった。

日本の空港のカードラウンジは食事が無料ではないので、私が行ったのはフェイスブックのグルメコミュニティ「ラーメンを食べる会」で有名な羽田空港の「六厘舎」、ラーメン部長やグルメ女王が越境(海外脱出)のたびに行っているので、どんなところか興味があったからだ。

羽田国際空港

確かに、六厘舎のラーメンは、美味しいことは間違いないが、市井で長時間並んでまで食べたいかと言うと、それはないかなと思う。(笑)
まあ、海外旅行前に最後の日本食(最近はそうではないことも多いが)ということであれば、選択肢の一つとしてお勧めできるだろう。

SKY LOUNGE

羽田国際空港

ダイナースカードプライオリティ・パスでも可)で利用できる日本国内のカードラウンジは、ほとんどのところがわざわざ行く価値はないが、時間に余裕があるときや、スマートフォンを充電したいときには重宝する。

アジア各国にあるカードラウンジは、無料で食事ができたり、アルコールが飲めたりするが、日本はほとんどが有料だからだ。

羽田国際空港

それでも、羽田空港国際線ターミナルにあるSKY LOUNGEは、成田空港各ターミナルにあるカードラウンジに比べれば、出国審査後の制限エリア内にあり、スペースも広く、寛ぐことができるので、時間に余裕があるときは行くといいだろう。

羽田から台北(松山)へ

羽田国際空港

東京から台北へ行くときに、羽田-松山線を選択する最大のメリットは、台北松山空港(臺北松山機場/Taipei Songshan Airport)から市内までのアクセスが楽なことにある。
タクシーでホテルに行っても、たいていの場合は200元(720円)程度に収まる。

チャイナエアライン221便

2019年5月30日付で「台北からの帰国は桃園と松山のどちらがいいか」という比較をしたが、往路に関しては、完全に羽田-松山の勝ちである。

ただ、この日は金曜日の夜ということで道路が渋滞していたので、タクシーに乗らずに、台北メトロ(台北捷運/Taiepi MRT)で行く手もあったかもしれないが、それは結果論というもの。
基本的に、一人旅で荷物が軽いときを除けば、台北松山空港からはタクシー利用が正解だ。

台北オフ会 IN 千采複合式客家菜

千采複合式客家菜

台北到着日は、現地在住者3名とのオフ会をセッティングしたので、小じんまりと酒宴をした。

千采複合式客家菜

集まっていただだいたメンバーは、オフ会の店をチョイスいただいた、フェイスブックの旅系ミュニティで繋がったのぶもん、彼は台北で起業し、中国語学塾「フレンドシップ・ランゲージ」を運営している。

続いて、2010年~2011年の年末年始のグアテマラ旅行で知り合ったYukioさん、考えてみれば、この時から9年を経過しようとしている。

最後は紅一点のYokoさん、彼女はグルメコミュニティのラバ吉(Lovers Kitchen)の飲み友達だ。

千采複合式客家菜

今や、私以外の3人は、台北を拠点に活躍されていて、私などは、それだけでも凄いと思う。

千采複合式客家菜

話の方はそれぞれの近況報告に、台北での苦労話など、少人数の集まりの良さを生かして、初対面とは思えないほど打ち解けていただけて良かったと思う。

千采複合式客家菜

もっとも、厳密に言えば、YukioさんとYokoさんは、5月18日のアマゾニアン台北オフにもお誘いしたので、初対面というわけではなかったけどね。

千采複合式客家菜

彼らが言うには台北のレストランは東京に比べるとかなり終わりが早いらしい。
実際、この店も午後9時には閉店となり、二次会は近くにあった伯朗咖啡館(Mr. Brown Café)でお茶を飲みながら続きの話をする。

もっとも、このカフェの営業時間も夜は10時まで、週末の朝は8時から営業しているみたいなので、明朝は食事をするところに困ったらここかなと漠然と思う。
さらに飲みが足らなければ、林森北路の飲み屋に行けば、お姉さんが日本語で相手をしてくれるそうだ。

妖しさ満点のヤチュアンホテル(鸭川旅馆/Yachuan Hotel)

鸭川旅馆, 臺北(ヤチュアンホテル、Yachuan Hotel)

ヤチュアンホテル(鸭川旅馆/Yachuan Hotel)、日本人御用達の歓楽街である林森北路(リンセンベイルー/Linsen North Road)と中山北路二段(ゾンシャンベイルー・アードゥアン/Section 2, Zhongshan North Road)に挟まれた65巷(Lane 65)という路地を入って、少し歩いたところにあるこのホテルは、私がチェックインしたときは普通のビジネスホテルの雰囲気だった。

チェックインのときに片言の英語でビール好きかと聞かれて、好きだと答えると、台湾ビールを2本もくれた。
1泊5,500円しかしないホテルの割には、随分と気前のいいホテルだと思った。

今夜は台北在住者とのオフ会をセッティングしてあったので、仕事を終えたばかりのYukioさんがホテルまで来てくれた。
このとき、2人で写真を撮ったのだが、私が持っている「ずっぽし扇子」の意味を、写真を撮ってくれたフロントの女性が知っていたら卒倒していたことだろう。(笑)

鸭川旅馆, 臺北(ヤチュアンホテル、Yachuan Hotel)

そう、私たちもオフ会から戻ってくるまでわからなかったのだが、このホテルは夜の姫たちがロビーで客待ちをしているところだったのだ。
11月の夜だと、さすがの私も長袖長ズボンだったのだが、姫たちは当然のように、肌も露わな服装で色目を流している。

片言の日本語で、「これから貴方は何か予定があるの?」と聞いてくる。
場所柄、日本人が多いのか、彼女たちの多くは日本語がある程度話せそうだった。

道理でホテルのスタッフはビールを2本もくれたり、3泊すると言ったら驚かれたりしたわけだ。

オフ会が終わってホテルまで送ってくれたYukioさんが言う。
「カルロスさんにぴったりのホテルじゃないですか。誰とずっぽしするんですか?」

2019年11月 台湾・香港旅行のトピックス

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