新宿オフ会、そして週末パスで南東北鉄道の旅

この記事は約5分で読めます。

いわき駅

2022年10月1日、JR只見線は、2011年7月に新潟・福島豪雨災害に見舞われて以来、11年ぶりに全線運転再開を迎えることになった。(2022年10月1日 朝日新聞-只見線、きょう11年ぶりに全線開通 「全国有数の秘境路線」売りに

これを記念して、只見線では10月の土日祝日に臨時列車が運転され、幸いにも、このうちの「只見線満喫号」の指定席券が入手できたので、「只見線完乗の旅」と銘打って南東北への鉄道旅行を敢行することにした。(JR東日本「2022年 秋の臨時列車の運転について」

そして、乗車券は片道100キロを超える距離なら障害者割引を使うのだが、JR東日本の週末パスはそれを上回るお得さだったので、今回はそれを利用することにした。

JRのチケット

新宿オフ会 IN 隠れ房

隠れ房 新宿店

3連休中日の10月9日、新宿の「隠れ房」にて、フリーマン友の会のグループでの会合が、2021年3月26日の「再就職のお祝い会 IN 錦糸町」以来、1年半ぶりに開催された。

もっとも単発の個別会合は、この間にも数回あったのだが、グループで集まったのはこんなに久しぶりのことなのかと思った。

隠れ房 新宿店

ところで、再就職(笑)
そんな遠い時代のことではないのに、もうサラリーマンには戻れない自分がここにいる。

もちろん、世間には人工透析を受けながら働いている人もたくさんいるから、決してサラリーマンとの両立は不可能ではないのだろうが、私は「1億総病気~コロナ禍で流行るマスク皮膚炎という国民病」のときから長時間のマスクができなくなった。

今ではごく短時間のマスクですら苦痛になり、透析病院の中でさえ「CANNOT」という状態に陥り、それゆえ、マスクの常時着用を実質的に強制される日本では一部の例外的な職場を除いて就労することが不可能になった。(2022年10月11日 日経新聞-GMOが「脱マスク」宣言 社内の活力低下に危機感

ちなみに、厚生労働省のページには「マスク等の着用が困難な状態にある発達障害のある方等への理解について」ということが書かれているが、私に言わせれば、医療関係者ほど無理解としか言いようがない態度を取ることが多い。

隠れ房 新宿店

それにしても、法的義務もないのに、屋外でさえマスク着用率9割超、世界一のマスク着用率を誇る日本において、「令和ニッポンの大罪~マスクできなければ人権なし」を訴える者は皆無に等しい。
それどころか、長時間マスクをし続ける弊害を訴える良心的な医師たちの声も黙殺され続けている。

私に言わせれば、厚生労働省が「マスクの着用について」というガイドラインを出しているが、屋外や屋内でもガラガラの空間でマスクをするか否かなど、自己判断ができないのかと嘆きたくなるけどね。

厚生労働省マスクガイドライン

実際のところ、このレストランのビュッフェコーナーでも、マスク(Mass苦)にビニール手袋、日本人はいつまでこの異常事態を受忍するつもりなのだろうか。

皮肉にも、10月11日から外国人の個人旅行解禁を中心とした水際対策が大幅に緩和される一方で、日本のホテルなどでは、すでに旅館業法改正前から「外国人観光客の受入れ対応に関するガイドライン」が策上され、訪日外国人に対しては「日本のホテルではマスク着用が義務化されるのか」はイエスとなっている。

10月11日以降の水際措置について

令和4年10月11日午前0時(日本時間)以降、新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除き、全ての帰国者・入国者について、原則として入国時検査を実施せず、入国後の自宅又は宿泊施設での待機、待機期間中のフォローアップ、公共交通機関不使用等を求めないこととします。

ただし、全ての帰国者・入国者について、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチンの接種証明書(3回)又は出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出を求めることとします。

果たして、「マスクの強要でインバウンドを期待する愚かさ」と書いた私の懸念は杞憂に終わるのか、それとも・・・

常磐線の特急「ひたち」でいわきへ

東京駅

私は今回の旅行における宿泊先を会津若松近郊の温泉地(東山温泉)か、郡山駅近辺で温水プールのあるホテルにしようと思っていた。

しかしながら、東山温泉まで行くには東京を夕方に出たのでは厳しすぎるのに加え、屋内プールのあるホテルプリシード郡山は、日祝のプールの営業時間が何と18時までということで、宿泊を断念した。

そこで、郡山には泊まるだけにして、鉄道旅行を楽しもうと思ってチケットを取った結果、常磐線と磐越東線を乗り継いで行くことにしたのだ。

東京駅

私の乗った特急「ひたち19号」は仙台行きの列車だ。

私はいわきで下車して、夕食を取ってから磐越東線に乗り込む算段なのだが、このまま仙台まで行って、東北新幹線で郡山へ折り返すという方法もあった。

まあ、このあたりは好みの問題だが、明るいうちに移動できるなら、私は在来線一択だろうなと思う。

いわきで夕食 IN 中国料理 鳳翔

中国料理 鳳翔

私がいわきに来たのは、2018年8月の福島・山形の旅のとき以来なのだが、このときは今のように腎疾患とは無縁だった時代、駅前に軒を並べる飲み屋から選り取り見取りで選べたのだが、今回は純粋に夕食だけを食べるところを探した。

中国料理 鳳翔

そこで行ったのが「中国料理 鳳翔」、私が行ったときはちょうど夕食時だったので、地元の人たちでかなり賑わっていた。

私が頼んだ料理は特筆すべきものではないが、夕食としてはちょうどいい感じのものだった。
ホントはビールでも飲みたいところだったのだけどね・・・

磐越東線・郡山行き

いわき駅

磐越東線のいわき発郡山行きは私が乗った列車が何と最終列車だ。
もっとも一日に数本しか走っていないので仕方ないのだが、それでも一両に数人しか乗っていない。

酷暑の夏は入水鍾乳洞Bコースで涼もう」と書いた2018年8月22日に乗ったときも同じような状況だったのだが、これでは地方のローカル線の経営は厳しいだろうなと思う。

まあ、特急「ひたち」の中でも思ったけど、ガラガラの車内でもビッチリとマスクの日本人、もう国民服と呼ぶべきものなのだろうな・・・Mass苦!

車内にいた人数さえ数えられるほどだった磐越東線最終列車、ノーマスクだったのは私1人だけだった。
これを異常とは思わないのだろうな・・・もはや・・・

チサンホテル郡山

チサンホテル郡山

郡山駅にほど近いチサンホテル、磐越東線の列車を下りたときには雨がパラパラと降っていたので、徒歩数分の距離は非常に助かった。

翌日(10月10日)も天気予報では雨となっていて、折り畳みの傘は持参していたが、片杖歩行の身では傘はあまり使いたくない。
駅からそれほど濡れずにホテルまで行けたので、明朝も土砂降りでなければそのままで行けると思う。

チサンホテル郡山

ところで、このホテルはコンビニが至近距離にあって便利なのだが、腎疾患を患っているために、寝酒を飲んでうだうだするわけにはいかない身、こういうときはやることなくて困るんだよね。

さて、明日に備えて早く寝るか・・・雨も降っていることだし・・・
それとも週刊誌でも買いにいくかな・・・

2022年10月 只見線完乗の旅のトピックス

コメント

  1. Lunta より:

    マスクの件、政府がガイドラインを出すって、罰則もないのにそうでもしなければ自己判断ができない日本人はやばいですね。
    しかもガイドラインが出ても周りがはずさなければ自分も外せないとか、みんなが同じ行動しかとれないのは怖いです。
    近所を歩く時、自分はマスクをはずしますが、外しているのは1割もいませんね。

    • こんにちは。
      いつからこんなふうになったのかと思いますが、平成時代からこうだったのかもしれませんね。
      マスク、私も外していることが多いですが、私だけということも良くありますよ。

      • Lunta より:

        主体性なく大勢につく国民性は大昔からじゃないでしょうか。
        だから第二次大戦を起こしたし、例えば今徴兵制となった時、ロシアのように国から出る若者がどれだけいるだろうと思います。
        コロナでもろもろ、いろいろな国の裏表が見えましたね。

        • 日本人の主体性のなさは治らないですよね。
          もう性としか言いようがない。
          何で無条件に多数になびくのでしょうか。

          私は中国政府高官の高笑いが聴こえてきますよ。
          これだけ国民が御し易いと占領政府は楽でしょうね。

タイトルとURLをコピーしました