川合式デイトレ、10/6は新興市場株のみ

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ラバ吉東京湾クルーズ

10月6日の川合式デイトレードは、いつもやっている「居合抜き1分トレード」はなく、新興市場株のトレードだけで完結した。

というのも、前日から持ち越したものが値嵩株だったために、新たにトレードする余力があまりなかったというのが正しいかもしれない。

2022年10月6日 日経平均株価のチャート

この日は上述したように「居合抜き1分トレード」はやらなかったものの、地合いの検証だけはしておきたいと思う。

10月6日は、5日の日経平均先物夜間取引の終値が、27,070円と前日比10円安と、ほぼ横ばいで推移したものの、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、30,273.87ドルと4日の終値に比べて42.45ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)だけは、11,148.64ポイントと4日の終値に比べて27.77ポイント安となり、日本市場は厳しい展開が予想された。

結果は、日経平均株価は、寄り付きから反騰して始まったので、「居合抜き1分トレード」をやっていたら逆行高でやられたケースも出たのではないかと思う。

2022年10月6日 デイトレードの結果

参考までに、「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

2022年10月6日 東証マザーズ指数のチャート

10月6日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから急上昇、その後も堅調に推移するといった流れの中で、「急騰傍受ツール(買い推奨)」のシグナルが出た銘柄でトレードするといい感じだったように思う。

2022年10月6日 ビジョナル(4194)のチャート

東証マザーズ指数と軌を一にした動きで恩恵を受けた銘柄の一つが、私が前日から持ち越しとなっていたビジョナル(コード:4194)だ。

持ち越しとなっていたと言っても前日は含み損のまま大引けを迎えたので、今日はどうなるかと思ったら、寄り付きから爆上げしたおかげでプラ転して決済できたわけだが、川合式の定石から言えば、こういったお祈りトレードは×なんだよね。(苦笑)

2022年10月6日 急騰傍受ツール(買い推奨)

一方、キッチリとトレードして勝ち切ったのは霞ヶ関キャピタル(コード:3498)だ。

新興市場銘柄トレード適格基準 前日出来高比 前日5MA差異 日足形状
急騰傍受ツール(買い推奨) 10倍以上 概ね6%以内 上昇基調であること
トルネード1%ツール(空売り推奨) 概ね7倍以内 10%以上 特に問わない

9時16分に「急騰傍受ツール」で出たシグナルは、株価4,490円、前日出来高比16.81倍、前日5MA比が25.6%だった。

前日5MA比が高いので気になったが、9時21分のシグナルで株価は4,650円と上昇、日足も上昇トレンドにあり、出来高も二桁を堅持するなど好調だったため、9時台後半の調整局面から再上昇したところで、買い出動した。

2022年10月6日 霞が関キャピタル(3498)のチャート

結果は首尾よく勝ち切ることができたが、やはり、前日5MA比が高い銘柄は、一日のうちで調整する局面があるので、それを見極めることができたのが良かったと思う。

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