2021年の大発会は、国際親善総合病院への月例通院日、診療の待ち時間でのトレードを敢行することになったが、この日は辛うじて勝ちを収めることができた。
日本市場の動きは、緊急事態宣言の再発令が検討されていることで、日経平均株価は、前年末比でマイナス185.79円、東証マザーズ指数は、プラス25.52ポイントで取引を終えた。
果たして、明日以降も、巣ごもり銘柄が活況を呈するのか、それとも全体的に調整基調になるのだろうか。
居合抜き1分トレード
「居合抜き1分トレード」というのは、2020年7月27日付で掲載した「コロナリストラに備えて川合式デイトレードを学ぼう」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証1部銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
ただ、川合さんは以前、トレードに慣れてきたら損切幅の縮小(マイナス0.5%かマイナス1%)を検討したらいいようなことを言っていて、最近は、私が選定した銘柄の値動きを見ると、逆行してマイナス1%を超えたとき、即座に反発してこないものは、余力が感じられないものが多い。
従って、5日以降は、概ね9時20分を過ぎて、マイナス1%以上になっているものは、セット注文(売買注文と決済注文をセットにする)による指値決済注文を取り消して、成行売り(損切)をしようと思う。
そうすることによって、場合によっては、2020年10月18日に掲載した「川合式居合抜き1分トレードで逆行した場合のお試し対処法」にも対処できるのではないかと考えたのだ。
ブイキューブ~コロナ禍の勝ち組企業は緊急事態宣言再発令でも負けぬか
私が、コロナ禍の勝ち組企業の一つ、ブイキューブ(コード:3681)の買いポジションを入れて、しばらくして1%利確したとわかったとき、おお~と思ったのと同時に、もっと伸びるのではないかという予感もした。
実際のところ、10時過ぎには3,300円を超え、1%どころか、5%以上も上がっていたのだから予感は正しかったと言える。
もっとも、買い注文と同時に、30円高のどころで利確するように決済注文が同時に入っていたので、こればかりは仕方がない。
この銘柄に関しては、昨年の最高値(12月7日:3,785円)を目指す勢いがあり、今月半ばまでに、これを超えるようなら一気にいきそうな感じだ。
安川電機~昨年高値トライも更新ならずで失速
私が、安川電機(コード:6506)の買いポジションを立てたとき、一つの懸念が12月29日に付けた高値(5,240円)だった。
気配値は、これを上回りそうな勢いがあったので、ゴーサインを出したのだが、寄り付きから数分で失望に変わり、5,100円(マイナス2%)で逆指値をしたところに、あっさりとタッチして損切となった。
私が、「居合抜き1分トレード」の損切方針を変えようと思ったのは、大納会のときの失敗トレードと、今回の安川電機の教訓からだ。
果たしてうまくいくか、しばらくは、変更した方針でやってみたい。
ちなみに、安川電機に関しては、5日の気配値次第では、絶好の空売り銘柄になるだろう。
新興市場株のトレード
今回は、新興市場株のトレードで、「居合抜き1分トレード」の損失をカバーできたが、東証マザーズ指数が、9時の寄り付き後に下げ、10時過ぎから上げた潮目の判断の誤りで、思い切ったトレードができなかったのが痛かった。
それでも出先からiPhoneだけでトレードした割には、うまくできた方だと思うので、今回の銘柄の目利きを今後に生かしていきたいと思う。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
マザーズ1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
ラクオリア創薬~一呼吸待って空売りが正解
9時20分過ぎに、マザーズ1%ツール(空売り推奨)で、ラクオリア創薬(コード:4579)に関してシグナルが連発されたとき、空売り推奨をあざ笑うように株価が上昇していくのを見て、これはもう少し様子見だなと思った。
前日5MA差異は二桁あって、空売り対象としては良かったのだが、前日出来高倍率も高かったので、株価が上昇基調にあったからだ。
ところが、様子見をしている間に、株価が下落を始め、9時半過ぎに空売りをしたときに、1,107円を付けたときは、ちょっと遅かったかもと不安が頭をよぎったが、その後も右肩下がりに下落、予定通りに2%利確してポジションを閉じた。
一点だけ後悔があるとすれば、わずか200株しか入れなかったことだった。
Chatwork~やってはいけなかった空売り、逆行高で損切
2020年12月21日付の「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の門下生に対するQ&A動画の中で、「勝率の高いスクール生の銘柄選定ポイント」というのがあった。
このスクール生とは、『五十の手習いトレーダ』の奮闘日記という投資ブログを執筆しているパッキーさんのことだが、彼の主戦場はマザーズ1%スキャル、つまり、新興市場株の空売りである。
ここで彼は、空売りをしてはいけない銘柄として、
- 日足で5MAに絡んで上昇している銘柄
- 前日5MA差異が10%以下(5%~8.6%は特にNG)
と言っている。
つまり、私が4日に選んだChatwork(コード:4448)はまさにそうで、高値から落ち始めたのと、シグナル4で空売りを仕掛けたものの、見事に逆行高でやられてしまったというわけだ。
蛇足ながら、マザーズ1%スキャル(空売り)が主戦場の彼のブログを読んで思い出したのが、2019年11月に台北であったFXセミナーで、鳥居万友美さんが講義したのが、日足チャートがどんな形状になったらショートポジションを取ればいいのか学ぼうというものだった。(2019年11月27日-ミセスワタナベ(Mrs. Watanabe)は台湾の十分(Shifen)で何を願うのか)
そう、そこでも勝ち組女子の一人が「私はロングよりショートが好き」と言っていた。
勝ち組トレーダーはショートがお好き!なのかな。
Jストリーム~コロナ禍の勝ち組企業は強し
私が診療の待ち時間中に、急騰傍受ツール(買い推奨)から幾度となく出るJストリーム(コード:4308)のシグナルを見ながら、昨年の川合さんのリアルトレード実況中継で「Jスト(リーム)強いですね!」と何回か聞いたセリフが甦っていた。
しかしながら、この日は前日出来高比が弱いのが気になって、買いトレードに踏み込めずにいた。
そうこうしているうちに、株価は上昇の一途を辿り、私も遅まきながら参戦した。
得てしてこういったときは高値掴みをやってしまうのだが、この日は最後の上げで利確することができた。
そう、上述のブイキューブ(コード:3681)もそうだが、関東地区の1都3県の緊急事態宣言再発令が検討されているのなら、当時活況を呈した銘柄が再び火を噴くことは十分あり得ることだ。
日足チャートをチェックして、ゴーサインを出そうではないか。
最後に
最後に年始のご挨拶を申し上げるとともに、この数か月、ブログで繋がった皆様、本年もよろしくお願いします。
また、川合式デイトレード(トリプルメソッド)に興味を持たれた方は、是非とも無料メールマガジンに登録して情報収集されるといいと思う。
- 【トリプルメソッド】瀬尾大作のデイトレードブログ!
- akikabuブログ トリプルメソッド勉強中(2021年3月2日追加)
- MTパパの人生とお金のブログ(2021年1月7日追加)
- sayayuni’s blog(2021年1月18日追加)
- 株式TM90日記録
- 株トレード日記
- 『五十の手習いトレーダ』の奮闘日記
- 個人投資家はつらいよ….
- 主婦TOMOのトレード日記~きっとすべてうまくいく~
- トリプルメソッド トレード日記
- ビビりkazの株式投資日記 一日一歩
- 水瀬の株日記
- めざせ!大人のデイトレード
コメント
カルロス ハッサンさん
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
いつもブログを拝見させて頂きありがとうございます。楽しく勉強させて頂いております。
また、ブログ内ではご紹介をして頂きありがとうございます!少し驚きました(笑)
今年も少しでも成長できるようがんばっていきますので、引き続きよろしくお願い致します。
※ 今年はまだ練習中の「居合抜き1分トレード」で結果を残して行けるように頑張りたいと思います。いろいろと勉強させて頂きます。
パッキーさん、明けましておめでとうございます。
コメントありがとうございます。
今年も頑張って参りましょう。
よろしくお願いします。