川合式デイトレード開眼への道(2)

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秋田新幹線「こまち37号」

7月8日のトレードは、5日の「川合式デイトレード開眼への道」に引き続いて、第二弾として銘打つことにした。

つまり、「居合抜き1分トレード」だけでなく、川合さんのトリプルメソッド(新興市場株のトレードツール)を使いこなして勝つことができたからだ。

居合抜き1分トレード

2022年7月8日 日経平均株価のチャート

7月8日は、7日の日経平均先物夜間取引の終値が、26,620円と前日比130円高と、大幅なプラスで終わったことに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、31,384.55ドルと6日の終値に比べて346.87ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,621.35ポイントと6日の終値に比べて259.5ポイント高であり、日本市場は7日に引き続き値上がりが期待された。

ちなみに、8日の前場は期待通りに株価も上昇していたが、安倍元首相が暗殺されるというテロまがいの事件が起きたことにより、後場に入ると、市場は一斉に崩落した。(2022年7月8日 BBC Japan-安倍氏が銃撃で死亡、この衝撃は日本を永遠に変えるか

日本でこんなことが起こるとは思わなかったが、安倍元首相のご冥福をお祈りしたいと思う。

2022年7月8日 デイトレードの結果

「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

ラクス~いきなりの逆行で損切

2022年7月8日 ラクス(3923)のチャート

7月4日は、ロケットスタートで1%利確できたラクス(コード:3923)、8日は始値(1,887円)から瞬間的に2%超の下落、わずか100株の建玉だから助かったものの、まるで新興市場株のような値動きに翻弄された。

7月4日とこの日の寄り付き直後の値動きを見ると、この銘柄は、プライム市場銘柄でありながらスリルを味わえるので、100株ならギャンブル的要素を楽しめるが、それ以上を投入すると大火傷を負う可能性のある銘柄だと言えるかもしれない。

メルカリ~堅実に1%利確

2022年7月8日 メルカリ(4385)のチャート

2022年6月7日付で東証グロース市場(旧東証マザーズ)から東証プライム(旧1部)へ市場変更をしたメルカリ(コード:4385)、川合ツールも今までの新興市場株トレード用(急騰傍受、トルネード1%)でなく、「居合抜きツール」に出現するようになった。

7月7日は途中で危ないところもあったが、始値(2,142円)から十数分で1%利確、ラクス(コード:3923)で被った損失を多少なりともカバーできたように思う。

日本郵船~値嵩株で1%利確は大きい

2022年7月8日 日本郵船(9101)のチャート

2022年4月1日付の「透析病院で年度末のデイトレード」で書いたアドバンテスト(コード:6857)と、日本郵船(コード:9101)、しばらくの間、この2銘柄の値動きが良く、面白いように儲かっていた時期があったのだが、ここ最近はそうでもなかったので、食指が動かずにいた。

7月8日は久々に「居合抜きツール」の形状が良く、日本郵船(コード:9101)の買いトレードをした。
結果は、始値の9,330円から数分で1%利確、もはや、この日はこれで撤収でも十分なくらいだった。

新興市場株のトレード~サスメドの空売り

2022年7月8日 東証マザーズ指数のチャート

この日の東証マザーズ指数の値動きは、9時10分過ぎから上昇する展開だったので、どちらかというと「急騰傍受ツール(買い推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。

新興市場銘柄トレード適格基準 前日出来高比 前日5MA差異 日足形状
急騰傍受ツール(買い推奨) 10倍以上 概ね6%以内 上昇基調であること
トルネード1%ツール(空売り推奨) 概ね7倍以内 10%以上 特に問わない

しかしながら、私は「トルネード1%ツール(空売り推奨)」のシグナルを元にトレードを行った。
なぜなら、川合ツールの特性(!?)として、空売りツールの方が秀逸だと思えるからだ。(笑)

2022年7月8日 トルネード1%(空売り推奨)

10時11分、トルネード1%ツール(空売り推奨)にサスメド(コード:4263)のシグナル4が出た。

株価は1,138円、前日出来高比4.06倍、前日5MA比27.2%、空売りには理想的な状況、かつ、私がチャートを見たときには、株価が下落を始めており、これは行けると確信した。

2022年7月8日 サスメド(4263)のチャート

結果は以下のとおり、

  1. 1,110円で200株を売建、1,120円で損切(マイナス2,000円、損切が浅すぎた)

  2. 1,118円で200株を売建、1,107円で決済(プラス2,200円)

  3. 1,095円で300株を売建、1,073円で決済(プラス6,600円)

確信を持ったトレードで結果も出たので、今回はまぐれでないと言えるのが良かった。
次回以降もこうしたトレードができることを肝に銘じて頑張ろう。

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