今日は、知本温泉(知本溫泉/Zhiben Hot Spring)に行くか、ケンティン(墾丁/Kenting)に行くかでずっと迷っていた。
朝食を取りながらも、どちらにしようか、決めかねていたのが、フトした思い付きでケンティン(墾丁/Kenting)に行くことになった。
果たして、11月でも台湾で海水浴をすることができたのだろうか。
朝食取りながら川合流「居合抜き1分トレード」
私が泊まっているホリデイガーデンホテル(高雄華園大飯店/Holiday Garden Hotel)は、朝食が付いていないので、外食をすることにした。
コーヒーを飲みながら川合式日本株のデイトレードするのも悪くないと思った私は、7時半(日本時間の8時半)に、ホテルの近くにあった濰克早午餐というカフェに入ることにした。
サンドイッチとコーヒーという台湾らしくない朝食だが、iPhoneを見ながら食べるにはちょうどいい。
今日(11月14日)の買い候補銘柄は、安藤ハザマ(1719)、協和エクシオ(1951)、日揮ホールディングス(1963)、東芝プラントシステム(1983:2020年1月27日上場廃止)、東レ(3402)、オルトプラス(3672)、大王製紙(3880)、LINE(3938)、イビデン(4062)、ソースネクスト(4344)、武田薬品工業(4502)、楽天(4755)、ポーラ・オルビスホールディングス(4927)、太平洋セメント(5233)、ツガミ(6101)、TOWA(6315)、CKD(6407)、いすゞ自動車(7202)、良品計画(7453)、島津製作所(7701)、ノーリツ鋼機(7744)、タカラトミー(7867)、凸版印刷(7911)、アシックス(7936)、ユニ・チャーム(8113)、野村ホールディングス(8604)、東急(9005)、GMOインターネット(9449)、イーレックス(9517)、レノバ(9519)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)の31銘柄だ。
これらの銘柄は、私が旅行中に友人に頼んで、11月13日(水曜日)のヤフーファイナンス(2022年4月1日からは株探の株価注意報)の値上がり率上位200銘柄からエクセルを使って抽出してもらったものだ。
抽出条件
- 株価が400円(100株で4万円)以上、5,000円(100株で50万円)以下
- 出来高が100万株以上
- 売買高(株価×出来高)が10億円以上
川合式「居合抜き1分トレード」用のデータ抽出マニュアル及びひな形
- ヤフーファイナンス・データ抽出マニュアル(Excel)
株探データ抽出マニュアル(Excel 補足版)(ヤフーファイナンスのマニュアルと双方を合わせてご利用ください) - 値上がり上位銘柄用(Excel)(2022年4月1日変更)
- 値下がり上位銘柄用(Excel)(2022年4月1日変更)
ここで私が選んだのは、レノバ(9519)、この日(14日)の始値が1,198円だったが、高値は1,200円までしか伸びず、逆に売りで入れば、プラス1%利確できたという結果に終わった。
銘柄コード | 会社名 | 11/13終値 | 11/14始値 | +1%ライン | 結果 |
9519 | レノバ | 1,193 | 1,198 | 1,210 | 勝ち負けなし |
ただ、日足チャートが良かったので、そのまま翌日まで持ち越した結果、プラス2%で利確できた。(11月15日に1,222円で利確できたのは、ほぼ年初来高値に近い価格だった。)
もっとも、川合流に忠実にやるなら、このやり方はルールに則っていないことになるのだが、結果オーライということで良しとしたい。
ちなみに、昨日(11月13日)の候補銘柄(11月12日の値上がり率上位銘柄)と連続して現れたのは、東芝プラントシステム(1983)、LINE(3938)、TOWA(6315)、いすゞ自動車(7202)の4銘柄だった。
なお、2020年4月6日から川合流投資術を受講している方は、ここで紹介した「居合抜き1分トレード」のことには触れられていないそうだ。
私は有料会員として専用ツールを使わせてもらっているが、彼が言うにはエクセルで抽出した銘柄でやっても、かなり勝てると言う。
つまり、川合流の「居合抜き1分トレード」をツールなしで、どのくらい勝てるかの実験を、私は旅先でしていたというわけだ。
高雄(Kaohsiung)では11月でもプールで泳げる
朝食を終えた私は、今日の予定をどうするか未だに決めあぐねていた。
天気は素晴らしく良かったが、水遊びできるほどのものか、わからなかったからだ。
もっとも、私の泊まっているホテルの屋外プールが通年営業でなければ、そんなことに悩まずに、すんなりと知本温泉(知本溫泉/Zhiben Hot Spring)へ行っていただろう。
私はホテルに帰ってくると、プールに浸かってみて、ビーチに行っても大丈夫かどうかを試してみた。
台湾のプールでは、どこでもスイミングキャップの着用が必須なのだが、このホテルでは無料で貸し出しをしてくれる。
最初は、水着を濡らしたくないので、足を浸けるだけにするつもりが、監視員の人が親切なのか、いつの間にかプールに入って写真を撮ってもらうハメになっていた。
それにしても、彼は60歳を過ぎていそうな風体なのに、珍しく片言の英語を話せる。
日本人も頑張らなければ・・・
ちなみに、この水着は、昨夜の夜市でわずか200元(720円)で売っていたものだ。
温泉に行くにしろ、ビーチに行くにしろ、台湾で使い捨てにするつもりなので、それで十分かと思う。
高雄駅(高雄車站/Kaohsiung Station)にて
結局、ホテルを出たのは9時半過ぎ、2013年2月や、2016年7月に知本温泉(知本溫泉/Zhiben Hot Spring)に行ったときの感じだと、十分に日帰りできそうな感じだったが、ホテルのプールに入って、高雄(Kaohsiung)では11月でも泳げることを確信し、意気揚々とケンティン(墾丁/Kenting)に向かうことにしたのだ。
高雄駅に着いたのは、10時少し前、駅の案内所に台湾鉄道(臺灣鐵路/Taiwan Railways Administration)の時刻表があったので、それをもらっておく。
2016年7月にケンティン(墾丁/Kenting)に行ったとき、帰りのバスが渋滞に巻き込まれたために、このときは、途中の枋寮駅(枋寮車站/Fangliao Station)で下車して、列車に乗り換えれば良かったことを思い出したからだ。
もらった時刻表をパラパラとめくり、臺灣鐵路南廻線(South Link Line)のところを見ると、10時35分発の自強號307列車に乗れれば、13時に知本(Zhiben)に着けることがわかる。
残念ながら、一本前の自強號371列車(9時35分発)に乗れれば、枋寮駅(枋寮車站/Fangliao Station:10時34分着)で、鉄ちゃんの間で有名な、10時40分発台東行きの普快3671列車に乗り継げたものを、惜しいことをしたと思う。
結局、私は列車の切符は買わずに、駅舎を出て、建國二路(Jianguo Second Road)へ向かった。
南華路(Nanhua Road)に、ケンティン(墾丁/Kenting)へ向かう高雄客運(Kaohsiung Bus)のターミナルがあるからだ。
そこで取れたチケットは、10時35分発のバス、考えてみれば、こちらも目的地まで約2時間半かかるのだから、知本温泉(知本溫泉/Zhiben Hot Spring)へ行くのとそれほど大差がない。
ただ、この時は11月の台湾で海水浴ができるかという実験をしたかったので、ビーチに向かったのだ。
墾丁(Kenting)では11月でも海水浴ができるのか
季節外れの平日ということもあって、バスはガラガラだった。
道路の渋滞もなく、バスは順調にケンティン(墾丁/Kenting)へ向かっていた。
途中、枋寮駅(枋寮車站/Fangliao Station)を経由したのを確認して、帰りはここで降りようと思う。
そして、2016年7月にも来た南灣(Nanwan)というところで、私はバスを降りた。
しかしながら、快晴で、いかにも水遊びができそうな気候とは裏腹に、海からは突風が吹き荒れ、身体が飛ばされそうになるような状況に、私は、ここに来たことを数分で後悔し始めていた。
ここで、私は、南灣(Nanwan)からケンティン(墾丁/Kenting)の中心である小灣(Xiaowan)を目指して歩くことにした。
自分でも酔狂なことだと思ったが、どこまで歩いても海からの突風が止むことはなかった。
そして、途中で見つけたMykonos B&Bというペンション風の建物、色彩は確かにギリシャのミコノス島にあるような感じを出しているが、ここはエーゲ海のビーチのような水着美女はいるのだろうか。
南灣(Nanwan)から歩くこと30分ほど、地理的には、ちょうど小灣(Xiaowan)への中間地点に、ケンティン国家公園ビジターセンター(墾丁國家公園管理處・遊客中心/ Kenting National Park Visitor Center)がある。
なぜに、こんな中途半端なところにあるのかわからないが、ここに来る台湾人の多くは車で来るのだろうか。
ビジターセンターで小灣(Xiaowan)まで歩けることを確認した私は、さらに目的地へ向かって歩を進める。
途中には、台湾式のお墓があり、これらは、墓石に特徴があって、日本のお墓に比べて二回りくらい大きいことと、家のような形をしているのだ。
私は最初、何かの史跡かと勘違いしたほどだ。
これらのお墓は、墾丁の自然に囲まれ、とても素敵な雰囲気を醸し出していた。
故人もきっと安らかに眠っていることだろう。
結局、南灣(Nanwan)から歩くこと1時間ほどかかって小灣(Xiaowan)まで辿り着いた。
この時点で時計の針は午後2時半を指しており、相変わらず海風が吹き荒れる状況で、私は昼食を取ったら即座に帰ろうと思い始めていた。
昼食を取りに入った墾丁牛肉三という店は、その名のとおり、牛肉麺が目玉商品であるにもかかわらず、私は違うものを頼んでいた。(笑)
レストランの中はほとんど台湾人と思われるお客さんだったが、ビーチに行った帰りと思われる西欧人も何組か食事をしていた。
う~ん、やはり1時間のロスは大きかったか。(爆)
食事が終わったのは、午後3時、このままバスに乗って帰ったら何をしに来たのかわからないので、ビーチの景観だけ撮っていこうと思った。
ただ、いざビーチに行ってみると、ほとんど人がいない。
それもそのはず、海風が強すぎて、持っていった鞄に砂が入らないか、iPhoneに砂がかからないかを気にしないといけないほどで、ビーチで寛ぐレベルには程遠い状態だったからだ。
それでも、岩陰に荷物を置いて、気合で海水浴、水温は耐えられない程ではないので、11月のケンティン(墾丁/Kenting)でも泳ぐことは可能だと言えた。
同じく気合で海水浴をしていた西欧人男性に写真を撮ってもらう。
ずっぽしタオルを掲げてポーズを取るが、強風でタオルがうまく写らない。(笑)
やっとの思いで撮ってもらうのに成功、ビーチには30分ほどいて、帰ることにした。
皮肉なことに、私が帰るのと入れ替えで、かなりの台湾人がビーチに繰り出してきたようだが、彼らは夏でも基本的にTシャツを着ていて、日焼けを嫌うようなので、女子が多くても、あまり絵になる写真は撮れない。
とりあえず、景色を堪能した私は、バスに乗って高雄(Kaohsiung)に帰還することにした。
枋寮(Fangliao)から列車で高雄(Kaohsiung)へ帰還
午後4時過ぎ、小灣(Xiaowan)から中南客運(Chung Nan Bus)のバスに乗った私は、予定通り、枋寮(Fangliao)までのチケットを車内で買い求めた。
高雄(Kaohsiung)に到着するのが、ちょうどサラリーマンの帰宅の時間帯に重なることが読めたからだ。
そして、枋寮(Fangliao)に到着したのは、午後5時過ぎ、手元にある台湾鉄道(臺灣鐵路/Taiwan Railways Administration)の時刻表を見ると、17時40分発の莒光號708列車がある。
それに乗れば、高雄(Kaohsiung)に到着するのが18時59分なので、ちょうどいい按配だ。
首尾よく指定券も取れ、近くのコンビニでビールとつまみを買って乗り込む。
もし、この列車の指定券が取れなくとも、後続の列車はいくらでもあるし、枋寮(Fangliao)で夕食を取っても良かったので、それほど心配はしなかった。
ちなみに、普快3672列車(台東 16:10-18:22 枋寮)を撮り鉄するなら、次の列車に乗れば良かったかな。
六合夜市(Liuhe Night Market)再び
高雄(Kaohsiung)に着いた私はホテルには帰らずに、そのまま六合夜市(Liuhe Night Market)に向かった。
昨夜と同じようにぶらぶらと歩いて一軒の店に入る。
どうやら昨日と同じ店のようだが、さっそく台湾ビールで乾杯だ。
料理の方は、旨そうな牡蠣オムレツと小籠包を頼んでみよう。
ついでに、別の店でオヤツも食べてみる。
ずっぽし扇子も付けて写真を撮ってもらう。
今では、このときには想像もできなかったコロナ禍で、ずっぽしグッズ販売を手掛けるトレトレストアでは、マスクや除菌スプレーなどのコロナ対策グッズまで売り出している。
夕食が終わったら、宿泊先であるホリデイガーデンホテル(高雄華園大飯店/Holiday Garden Hotel)に帰ってシャワーを浴びる。
ホテルの近くの七賢二路(Qixian Second Road)沿いに妖しげなマッサージ屋があったことを思い出す。
ちょっと探検がてら行ってみるか。
2019年11月 台湾・香港旅行のトピックス
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