日本ウェルス銀行(NWB)主催の経済勉強会&「春の集中講座 IN 香港」のご案内

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The Peninsula Tokyo Hotel

去る1月15日、日本ウェルス銀行(Nippon Wealth Bank)「参考:2016年7月30日-日本語で口座開設可能な香港の日本ウェルス銀行(NWB)」が主催した経済勉強会「2017年世界経済展望と国際分散投資」がザ・ペニンシュラ東京(The Peninsula Tokyo Hotel)のレストラン「ピーター(Peter)」で開催された。

The Peninsula Tokyo Hotel

内容は、11時30分から2時間のセミナーで、前半が長谷川建一COO(Chief Operating Officer/最高(業務)執行責任者)による「2017年の世界経済と市場見通し」について講演、後半は無料のランチ会だった。

ランチ会では参加者から様々な質問が出ていたが、私が思うに、日本ウェルス銀行のウェブサイトが、インターネットバンキングに対応していないことが大きなネックだと思う。

昨年のコラムでも書いたように、香港の銀行に日本語で口座開設できることは大きな魅力だと思うが、通話料無料とはいえ、取引など用事があるたびに電話しなければならないというのは、今の時代に即していないような感じを受けるだろう。

そのあたりは改善の余地があるとのことだったが、できるだけ早急に取り組んで欲しいものである。

The Peninsula Tokyo Hotel

ところで、日本ウェルス銀行のウェブサイトは、基本的な部分が英語となっているが、これは、彼らが日本の法令上「外国金融サービス業者」という位置づけ(要はHSBC香港Firstradeと同じ)であり、彼らの側から日本居住者向けに「勧誘」や「勧誘に類する行為」をしてはならないという法令上の規制があるからだ。(金融庁-外国金融サービス業者が我が国市場に参入するにあたって適用される法規制

これは21世紀初頭の海外投資黎明期から言われていたことだが、金融庁の規制とは「日本で認可を受けていない海外の金融機関が、日本語でウェブサイトを作ると、日本居住者に対して勧誘しているとみなされる」の一点にある。

私を含めて、日本人の多くは英語がまともにできない(ように仕向けられている?)から、このような規制が大手を振ってまかり通るのだが、日本ウェルス銀行の担当者曰く、「香港までお越しいただければ日本ではできなかった具体的な商品の詳細についてご説明できます」ということらしい。

The Peninsula Tokyo Hotel

いずれにせよ、この銀行の最低預入額は10万米ドル(約1,150万円)とのことだから、この銀行に口座を開こうと思っている人は、経済的には投資の説明を受けるために、香港へ行くぐらいのことはできるのではなかろうか。

そこで、この経済勉強会が終わった後、私宛に香港における有料セミナー「NWB春の集中講座(2017年3月24日の夕方から25日まで)」の招待メールがきていたので、日本ウェルス銀行の許可をもらった上で、この場でも情報提供したいと思う。

「今回のセミナーは、過去の投資フォーラムに比べてより実践的な内容で、主にNWBの経営陣や社員がNWBにおける投資実践について講演をする投資集中講座です。また、当行が香港にて銀行ライセンスを保有しておるため、日本での勉強会では触れられなかったより具体的な商品の詳細についてもお話しさせて頂く予定となっております。日本語で、香港における投資機会や、日本では買えない金融商品のご紹介、実際に口座開設をする方法など、具体的かつ実践的な情報を得られる機会ですので、皆様にとっても、刺激的で、有意義な2日間になることと存じます。この機会を是非積極的にご活用いただけましたら幸いです。」とのことなので、興味がある方はいかがだろうか。

日程などの詳細、また具体的なセミナーの内容は、日本ウェルス銀行(日本語)までメールで問い合わせて欲しいとのことである。
まあ、私も試しに行ってみてもいいとは思うが、3月はすでに別の旅行の予定もあるし、どうしたものかな~

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