台北からの帰国は桃園と松山のどちらがいいか

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京鼎楼(Jin Din Rou)

3泊4日の台湾旅行もいよいよ今日が最終日だ。
最終日も市内で楽しめるようにと、帰国便を夜にしたのだが、あいにくと土砂降りの天気だ。
これなら早々に帰国するようにしても何の問題もなかっただろう。

京鼎楼(Jin Din Rou)

こうなると、グルメとマッサージくらいしかやることがないので、ランチはホテルでもらった台北グルメガイドに掲載されていた京鼎楼(Jin Din Rou)というレストランに行くことにした。

京鼎楼(Jin Din Rou)

京鼎楼(Jin Din Rou)

今回は、一人なので、小籠包は半分ほどでも良かったのだが、最低が10個入りということなので、頑張って食べることにした。
さすがにビールまでは飲めなかったな~

さて、この日の私は、台北市内の散策に先立って、ジェンメイホテル(珍美飯店/Jen Mei Hotel)から台北松山空港(臺北松山機場/Taipei Songshan Airport)までタクシーに乗って行った。

台北松山空港(臺北松山機場/Taipei Songshan Airport)

目的は大きな荷物をコインロッカーに預けて身軽になることだった。
外は土砂降りだし、市内散策の後で、荷物を取りにホテルに戻るのは難儀な状況だったからだ。

台北松山空港のコインロッカーは、1階のロビーにあり、3時間毎に60元(220円)かかることになっているのだが、ロックをした後で出てくるはずのレシートが出てこない。

台北松山空港(臺北松山機場/Taipei Songshan Airport)

しかも、このレシートに出庫するときの暗証番号が書かれているので、かなり焦る。
周囲にいた航空会社のスタッフに確認すると、同じフロアのペリカン便カウンターで管理しているとのことで、そこのスタッフにレシートの発行をしてもらった。

台北松山空港(臺北松山機場/Taipei Songshan Airport)

その様子を見ていた日本人のグループが、私の後からコインロッカーを使い出したのには笑った。
どうやら、使おうかどうしようか迷っていて、やり方がわからなかったらしい。
日本語の案内も表示されるのだがね。(笑)

台北松山空港(臺北松山機場/Taipei Songshan Airport)

ところで、台北から日本へ帰国するとき、桃園国際空港(桃園國際機場/Taoyuan International Airport)と、台北松山空港(臺北松山機場/Taipei Songshan Airport)の選択肢があったら、貴方はどちらを選ぶだろうか。

パッケージツアーの場合はともかく、自分で航空券を予約するなら、いろいろなバリエーションがあるのだが、台北市内からの交通の便だけ考えれば、断然、台北松山空港(Taipei Songshan Airport)を取るだろう。
特に、ホテルからタクシーで直接行く場合の料金差は比較にならない

しかしながら、桃園空港(Taoyuan Airport)に全く利がないかというと、案外そうでもないのだ。
私も今回は、台北松山空港から帰国したのだが、今後のためにも、比較してみようと思う。

出国する空港 桃園国際空港 台北松山空港
台北駅からの所要時間 桃園空港メトロの快速で約40分 台北メトロで約20分(忠孝復興駅で乗換)
空港内の施設 充実している 簡素である
プライオリティ・パスが利用できるラウンジ Plaza Premium Lounge なし

インタウンチェックイン(台北駅での手続き)

チャイナエアライン、キャセイ航空、Air Asiaなどに対応 なし

プライオリティ・パスが利用できるラウンジのうち、今まで桃園国際空港第二ターミナルにあったザ・モア・プレミアムラウンジ(摩爾國際商務中心暨貴賓室/The More Premium Lounge)は、2019年4月1日をもって閉鎖されたとのアナウンスがされている。
こちらの方が食事が美味しかっただけに残念だ。

この表にある「インタウンチェックイン(市區預辦登機/In-Town Check-In, ITCI)」というのは、空港まで行かなくとも、搭乗予定のフライトのチェックイン手続きが完了するシステムのことで、香港のエアポート・エクスプレスのサービス( Airport Express – Free In-town Check-in Services)が最もポピュラーである。

香港の場合は、LCC(Low Cost Carrier=格安航空)も含めて、ほぼ全部のフライトでインタウンチェックイン可能だが、台北の場合は、今のところ、Air Asia(関空と名古屋に就航)が手続きできることは特筆できるが、基本的に、限られた航空会社しか手続きできない。
これが改善されれば、帰国は桃園国際空港からというのを、強く推せるだろう。

ちなみに、かつては、台灣高鐵(Taiwan High Speed Rail)の桃園駅の構内に、いくつかの航空会社のチェックインカウンターがあったのだが、現在は、それはなくなっているようだ。(参考:2011年ゴールデンウイーク アジア4都市紀行

結果としては、空港内でのんびりしたいなら桃園国際空港、ぎりぎりまで市内散策したいなら台北松山空港ということが言えそうだ。
私の場合、台北松山空港に2時間前に戻ったのだが、空港内で時間を潰すのに苦労したので、往復のフライトを逆(松山IN、桃園OUT)にすれば良かったと後悔した。

2019年5月 台湾旅行のトピックス

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