成田発9時台の国際線のフライトは、私にとっていつも悩ましいところだ。
今回の台湾旅行も、成田に前泊するほどではないが、当日の朝に自宅を出るなら、早起きを強いられるのは必定だからだ。
かつて、海外へのゲートウエイが成田空港しかなかった頃は、フルタイムで働いていたこともあり、前夜のうちに職場から成田市内のホテルに直行した方が合理的だった。
当時の成田市内の定宿は、成田U-シティホテル、ここは宿泊代も安く、近くに飲み屋などもあったことから前泊地としては重宝していたのだ。
事実、10年ほど前は、2008年2月のバンコク旅行、2009年11月のワールドインベスターズバンコクオフ会、2010年1月のバンコク旅行、2011年2月の台北旅行と機会があれば泊まっていたが、2014年12月のタイ旅行を最後に、成田前泊という選択肢を取ることはなくなっていた。
その最たる原因は、成田発の国内線LCC(格安航空=Low Cost Carrier)が多くなり、部屋が取りづらくなってきたことに加え、割安感がなくなってきたからだ。
今回の台湾旅行でも、大きな荷物はアメックスの「手荷物無料宅配サービス」を使って成田空港へ送ってあったこともあって、都内のカプセルホテルに前泊するか、当日に早起きをして行くかの二者択一であった。
このときの前泊の候補地は、ホテル浅草&カプセル、2000円ちょっとで泊まれるなら十分ありだと思ったのだが、結局は、当日早起きして出かけることにした。
私の場合は、復路が羽田空港からなので該当しなかったのだが、2019年9月までなら、「往復で約3割引き、かなりお得な成田エクスプレス(N’EX)往復きっぷ」を買うといいと思う。
朝食を抜いてきたこともあり、空港のレストランで腹ごしらえをする。
何を食べようか悩ましいところだが、フェイスブックのグルメコミュニティ「ラーメンを食べる会」の部員としてはラーメンだろうということで、朝からラーメンを食べてみる。
そう、ここで空港のラウンジで朝食が取れれば何の問題もないのだが、成田空港第二ターミナルは、制限エリア(出国審査後)の中に、プライオリティ・パス(ダイナースカード)で使えるラウンジはないのだ。
最近の成田空港は、日本人の三大休暇シーズンや中国人の春節の時期など、余程のことがなければ、出国審査場が混んでいることはないのだが、これらのカードラウンジが、制限エリア内にあれば、時間をあまり気にせずにいられると思うのに、こればかりは変わることがないのだろうか。
さて、空港のラウンジのことで、よく話題に上るのが修行僧(上級会員になるために特定のアライアンスのフライトを短期間に乗りまくる人で、英語ではmileage runと呼ばれる)なのだが、私もそういうことを目指したこともあった。
最近のチャンスは、バンコク発券のJALのチケットを使いまくった2018年だったような気もする。
このときに、JALの修行僧向けのツアー「跳び飛びの旅 小型プロペラ機でホッピング 2・3日間」に参加していれば、もしかすると、JALグローバルクラブ(JGC)への入会資格が得られたかもしれないと思うと残念でもある。
とりあえず、今日から3泊4日の台湾旅行に行ってこよう。
ちなみに、私がエクスペディア香港で取ったチャイナエアラインの最安値のチケットだが、予約クラスがN(往路)とT(復路)だったので、デルタ航空のスカイマイルに加算されることになる。
これだけはラッキーと言えるだろう。
それと、昨年あたりから日本の空港でも本格導入され始めた顔認証ゲートが、今回の出国では完全実施になっていた。
私は、パスポートに出国のスタンプを押してもらったが、もはや、そういう人は少数派のような感じがした。
2019年5月 台湾旅行のトピックス
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