去る3月23日は、「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の門下生を対象に行われる実況中継の日だった。
この日は通院透析に当たっていたので、自宅では「居合抜き1分トレード」だけをして、クリニックで実況中継を聞きながら新興市場株のトレードをする予定だったのだが、結果的には「居合抜き1分トレード」だけで撤収することになった。
3月23日は、22日の日経平均先物夜間取引の終値が、27,010円と前日比220円安と、大幅なマイナスで終わったのに加え、米国市場も、22日のNYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、32,030.11ドルと21日の終値に比べて530.49ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,669.96ポイントと21日の終値に比べて190.15ポイント安となり、日本市場も厳しい展開が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
私にとって、マネーフォワード(コード:3994)は「居合抜き1分トレード」の相性がとても良い。
寄り付きから見立て通りに動いてくれるので、利益が見込みやすいし、22日の「ドライブ旅行しながら川合式デイトレ」のときも楽々と1%の利確ができた。
そして、23日、この日は寄り付きからの下落予想の中、売建をして、ほぼ瞬時に利確となった。
Sansan(コード:4443)は、単元株当たりの価格帯が10万円台と、「居合抜き1分トレード」の候補銘柄の中では値動きが軽いので、比較的トレードがしやすい。
かつては、1,000円台、2,000円台の株価の銘柄を中心に選んでいたこともあったので、そういった意味でも相性がいい方だと思う。
結果は、寄り付きから悠々と1%利確、わずか10分足らずで完勝となったことから、新興市場株のトレードはやめたと言えるだろう。
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