ドライブ旅行しながら川合式デイトレ

去る3月22日は、友人と埼玉県坂戸市にある聖天宮へのドライブ旅行へ行ったのだが、その車中でデイトレードをしたので、その結果を書いてみようと思う。

私は旅行をするときは、「居合抜き1分トレード」だけして出かけることが多いのだが、今回は新興市場株のトレードを車中でしてみたのだ。

居合抜き1分トレード

3月22日は、20日の日経平均先物夜間取引の終値が、27,120円と前日比450円高と、大幅なプラスで終わったのに加え、米国市場も、21日のNYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、32,560.6ドルと20日の終値に比べて316.02ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,860.11ポイントと20日の終値に比べて184.57ポイント高となり、日本市場も大きく上昇することが期待された。

「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場（旧1部）銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

マネーフォワード～危なげなく1%利確

この日のマネーフォワード（コード：3994）は寄り付き（4,945円）からのロケットスタートが凄かった。

地合いも良い中で、買いで行けそうな「居合抜きツール」の形状、5,000円近い株価であるのをものともせずに、一気に駆け上がった。
結果は、5,000円超えのところで成行売りを入れて利確、もっと粘っても良かったかなと思えるチャートの形状だった。

神戸製鋼所～逆行安で損切

神戸製鋼所（コード：5406）も「居合抜きツール」の形状が良かったので、400株を入れて勝負に出た。

ところが、寄り付き（1,039円）から一気呵成に下落、あっという間にマイナス2%の損切ラインに達してしまった。

新興市場株のトレード

3月22日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから上昇トレンドだったのだが、9時10分過ぎには下降トレンドになってしまったので、どちらかというと「トルネード1%ツール（空売り推奨）」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。

シェアリングテクノロジー～小まめに利確

9時8分、シェアリングテクノロジー（コード：3989）に関して、「急騰傍受ツール（買い推奨）」にシグナルが出た。

このとき、株価は406円、前日出来高比が22.16倍、前日5MA比が7.2%となっており、買いで行けそうな感じが十分にあった。

結果は、一気に駆け上がることはなく、上がったり、下がったりを繰り返している感じで、私も辛うじて少額の利確を得て手仕舞いとなった。
それでも利益が合計で7,450円に上ったのだから、チリ積もバカにならないということだろう。

Tripla～空売りで1%利確

10時25分、Tripla（コード：5136）に関して、「トルネード1%ツール（空売り推奨）」のシグナルが出た。

このとき、株価は2,229円、前日出来高比は2.16倍、前日5MA比が4.3%となっていたが、しばらくして、チャートを確認すると下落トレンドになっていた。

私が売り仕掛けをしたのは、株価が2,190円のとき、そこから1%の下落はほぼ瞬時とも言えるものだった。

この日は、最初の「居合抜き1分トレード」の一銘柄を除けば、ほぼ見立て通りに株価が推移し、利益を上げることができた。