2022年3月7日付の日経新聞の記事「まん延防止21日まで延長 東京・大阪など18都道府県」にあるように、私の住む神奈川県も3月21日まで、まん延防止等重点措置(まんぼう)が延長されるのだが、もはや、新型コロナウイルス感染症対策というより、自国経済制裁といった自虐的な表現すら使いたくなるレベルだろう。
同日付のBBC Japanでは「ウクライナでの戦争の結末は 5つのシナリオ」という記事が配信されたが、未だに戦争の終結は望むべくもなく、「原油高騰、140ドルに迫る 世界経済の減速リスク台頭」という記事が7日夜の日経新聞に掲載された。
あまりの市場の脆弱ぶりに「日銀がETF購入 3週ぶり701億円」とテコ入れを図ったようだが、欧米勢のカモにならなければいいと思うのは私だけだろうか。
そのような中で、川合式デイトレードの日記も、3月6日のコラム「デイトレ、料理教室に御朱印めぐり」で一旦中断しようと思ったのだが、私自身がなかなか旅行などにも行けない中で、ネタ切れ感が否めないので、ボチボチと書くことにした。(笑)
居合抜き1分トレード
3月7日は、4日の日経平均先物夜間取引の終値が、25,870円と前日比230円安と続落したことに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,614.8ドルと3日の終値に比べて179.86ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、13,313.44ポイントと3日の終値に比べて224.5ポイント安となり、日本市場も厳しい展開が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年1月2日付で掲載した「東証1部、出来高100万株銘柄激減で2022年相場は大丈夫か」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証1部銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
ミニベアミツミ~手堅く0.5%利確
7日の「居合抜き1分トレード」の候補に選んだものの一つは、常設銘柄のミニベアミツミ(コード:6479)だった。
私がこの銘柄をトレードすることはあまりないのだが、この日は何となくやってみたくなった。
しかしながら、結果論から言えば、1%利確は何の問題もなかったのだが、この日は手堅く0.5%で利確することにした。
リコー~瞬殺で1%利確
私がリコー(コード:7752)のチャートを見たとき、えええ、こんなに株価が安いのだった。
そして、リコーをこの日のトレード候補にしたのは、「居合抜きツール」の形状が、売りでいく理想的な形になっていたからだ。
要するに、時間の経過とともに成行売りを示す緑の棒グラフが伸び、気配値を示す折れ線グラフが右肩下がりだったのだ。
結果は、寄り付きから数分で1%利確、500株を入れたトレードは勝利のうちに終わった。
アドバンテスト~途中参戦の空売りで1%利確
7日のトレードは、「居合抜き1分トレード」の勝利で、手仕舞いをしても良かったのだが、この日は日経平均株価もただ下がりだったので、構成銘柄になっている値嵩株の一つ、アドバンテスト(コード:6857)を空売りした。
結果は、首尾よく1%利確、この日はトータルで15,000円以上の勝ちを収めることができた。
果たして、この好調さを今後も持続できるだろうか。
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