訳あって2021年10月末で再就職先の職場をやめることにした。
もはや、3月9日に「社会復帰へ~奇跡か僥倖か~コロナ禍でも再就職が決まった中年男の物語」と書き上げた時の期待と興奮は、私の心から綺麗に消え失せていた。
再就職先を離職せざるを得なくなった私だが、幸いにも、障害厚生年金をもらえることで、今までの副業を本業として取り組めることに一抹の希望を抱いている。
ただ、現時点ではeBayなどを使った転売よりも、川合式デイトレードの方に注力しているのが現実で、このあたりのバランスをどう取っていくかが、今後のカギになると言えよう。
川合式デイトレード(トリプルメソッド)
10月29日の米国市場は、ダウ平均株価(Dow Jones Industrial Average)が、35,819.56ドルと最高値を更新し、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)も15,498.39ポイントと、高値を更新した。
日経平均株価も31日の衆議院総選挙で与党が圧勝したことを受け、今までの例からすると、爆上げすることが期待された。
川合さんの「居合抜きツール」も買いを示唆する銘柄が多く、寄り付き前は楽勝かと思われた。
居合抜き1分トレード
「居合抜き1分トレード」というのは、2021年5月29日付で掲載した「川合式居合抜き1分トレード、ツールなしの新しい手法の勝算は」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証1部銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
私が「居合抜きツール」で表示された銘柄の中から日本郵船(コード:9101)を選んだのは、日経225の構成銘柄の中でも主要銘柄の一つと思われたからで、日経平均株価の動きに忠実に動くことが期待できたからだ。
予想は当たって、ほかの買い候補銘柄が軒並み寄り天で撃沈する中で、利確することができたのだが、それでも寄り付き後の乱高下は激しく、0.5%(8,450円)で利確していなければ、その直後に8,260円(マイナス2%弱)まで下落して、沈没したところだった。
新興市場株のトレード~急騰傍受ツール(買い推奨)
最近になって、私は「居合抜き1分トレード」だけでなく、新興市場株のトレードもするようになっているが、この日も1銘柄だけ恐る恐るやってみた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
マザーズ1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
ロードスターキャピタル(コード:3482)に関して、9時17分に株価989円で、急騰シグナルが出たとき、前日出来高比13.25倍、前日5MA比5.5%と、買いトレードするには理想的に思えた。
そこで、成行買いを入れると、992円超で約定、そのままスルスルと上昇を始めた。
おお、これはいいかもと思った矢先、1,000円を超えたところで、ストップ高(1,061円)もあり得るかもと思い、逆指値だけ設定した。
ところが、取らぬ狸の皮算用とやらで、1,009円を直近高値として、逆指値(1%)ラインで引っかかってしまった。
その後の値動きも芳しくなかったので、この日は1,000円超のラインが天井だったのだろう。
やはり、新興市場株のトレードは、マザーズ1%(空売り)の方が勝ちやすそうな気がするのは今までの経験からも言えるかもしれない。
国民健康保険と国民年金の手続き
会社をやめた後、健康保険をどうするかというのは悩ましいところだ。
特に、私のように病院が友達みたいな状態になると、健康保険証は1日たりとも欠かすことができない。
2020年4月にサラリーマンでなくなったときは、それこそ綿密なシミュレーションをしたものだが(2020年5月24日-4月からサラリーマンでなくなった!どうする健康保険、年金)、今回は、令和3年度の住民税が非課税であることがわかっているので、何も迷うことなく、国民健康保険への切り替えを行った。
ただ、私の場合は健康保険を切り替えるだけでは済まない。
9月7日付で書いた「身体障害者手帳更新&重度障害者医療証で医療費はタダに」に載せた4種類の医療証は、重度障害者医療証を含めて、使う使わないは別として、すべて健康保険制度とリンクしているので、それぞれに手続き書類を書かなければならない。
私でさえ、うんざりしながら書く気持ちを抑えられないレベル、高齢者や障害者をケアしている家族はどんな気持ちでいるのかと思う。
福祉の制度はわざと面倒にしていると言われるほどなのだが、今回当選した国会議員は、誰もそれを簡素化しようとは言わないのだろうか。
それとも9月10日付の産経新聞で「岸田氏『聞く力』アピール 『誰よりも優れている』」と報じられた岸田文雄首相なら、私たちの意見を聞いてもらえるのだろうか。
最後に
冒頭にも書いたが、私は4月から勤めた再就職先を、実質3か月勤めただけで離脱することになった。
さしもの私でさえ、職場には悪いことをしたな~という気持ちがある。
それでもやめることに大義名分(訳)があったことで、単なるぶん投げ退職とは思われないので良かったと思う。
障害者枠とはいえ、私のようなロートルなオヤジを雇ってくれたことには感謝しているし、次に続く人のことを思えば、ぞんざいな辞め方をしたくなかったからだ。
いずれにせよ、私は未来に向かって歩み続けるだけだ。
それがどんな道であるかわからないが・・・
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