終戦記念日に半沢直樹饅頭買って靖国神社へ行ってみた

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靖国神社

負傷事故による入院で、2020年の初詣に行けなかった私が、再起の記念として選んだのは、8月15日の靖国神社だった。

コロナ禍と酷暑のダブルパンチの中での参拝とはいえ、終戦記念日が土曜日と重なったことで、予想外に混雑していた。
天皇陛下のお言葉を聞きながら、炎天下で長時間並び続けたご利益はあるだろうか。

TBSストアで半沢直樹「100倍返し饅頭」を仕入れる

東京駅

2020年7月19日からTBS系列のテレビ局で、毎週日曜日に「半沢直樹」が放映されている。
前作のときの人気で、今回もかなり視聴率が良い感じで、関連グッズも売れているらしい。

そこで、販売店舗としては穴場と言われている「TBSストア東京駅店(営業時間:10時から20時30分まで)」に行くことにした。

TBSストア 東京駅店

ここは、7月末に行った「頂上麺筑紫樓」の近くなので、このときに知っていれば、イベントの前に寄れたのに、残念なことをした。
それに、東京駅一番街のラーメンストリートが、TBSストアのあるキャラクターストリートの近くなので、そちらにも、いずれ機会があれば寄ってみたいと思う。

TBSストア 東京駅店

私が店に行ったのは開店早々だったので、かなり空いていたが、それでも10名ほどのお客さんはいたので、午後になるにつれて増えてくるのだろう。

目的の「100倍返し饅頭」は、中身は、観光地でよく売られている薄皮饅頭なのだが、半沢直樹の名刺が付録として付いている。

半沢直樹 100倍返し饅頭

ショップのスタッフ曰く、8月14日からモデルチェンジしたらしいので、これが最新のパッケージなのだろう。
コロナ禍対応というわけではないだろうが、個包装されているので、職場のお土産にも適している。
地方在住者の方は、東京旅行(出張)のお土産にいかがだろうか。

靖国神社へ参拝

靖国神社

東京駅から靖国神社までのアクセスは、JR中央線の飯田橋から歩くか、大手町まで行ってから東京メトロ半蔵門線で九段下へ行くかなのだが、私は、飯田橋から歩き始めてすぐに後悔した。

タダでさえ、酷暑の中を歩くのはキツイのに、歩行に難がある状態で、境内の中もかなり歩かないといけないことに気づいたからだ。
飯田橋駅から少し歩き始めたところで、通りかかったkmタクシーを拾った私は、優しげなドライバーの元、無事に靖国神社に到着した。

靖国神社

第一鳥居(大鳥居)から境内に入って、最初に遭遇したのが日の丸を持って行進する人たち、さすが靖国とか思ったが、コロナ禍と酷暑のダブルパンチの中で、マスクをしながらの行進はさぞかし辛いことだと思う。

ここでは、新・ずっぽし扇子の「I love Japan」が良く映えるし、酷暑の中では実用的なグッズだ。

靖国神社

近代日本陸軍の創設者で、靖国神社の創建に尽力したと言われる大村益次郎の銅像、ここまでは境内もかなり空いていて、コロナ禍の影響は大きいなと思いながら歩けたのだが、楽だったのはここまでだった。

靖国神社

外苑休憩所のあるあたりから、拝殿に至るまでは、酷暑の中を、1時間半ほど、のろのろと歩き続けなければならなかった。
さすがに初詣の著名神社ほど混んではいなかったが、終戦記念日の靖国神社は、それだけ人を惹きつける何かがあるのだろう。

靖国神社

第二鳥居を過ぎ、ちょうど神門に差し掛かったところで、国歌が流れ始めた。
11時55分頃にアナウンスが流れたのが何を言っているのか聞き取れなかったので、動画を撮りそびれてしまったが、それが終わると、12時から1分間の黙祷、次いで、安倍首相の挨拶と、天皇陛下のお言葉が流れた。

天皇陛下のお言葉は約2分間、それが終わると、再び参拝の列が進み始める。
中門鳥居の向こう側に拝殿が見えると、ようやく修行も終わりだ。(笑)

靖国神社

我ながら思うに、片杖でよく90分間も立っていられたと思う。
帽子を持ってきて本当に良かったと思うが、この暑さでは戦没者の遺族の方もキツかろう。

靖国神社

私は、40度近い酷暑の中をスーツの上下に、マスク姿という方がいたことに驚いた。
個人で正式参拝に臨むためだろうが、熱中症でその方までが倒れないことを祈るばかりである。

靖国神社

私が参拝を終えたのは12時20分、もうほかのところを見て回る余力はなかった。
とりあえず、御朱印をもらって、おみくじ引いて・・・とするのが精一杯だろうか。

靖国神社

今年の春以降、新型コロナウイルス感染症対策のため、参拝者が持参した御朱印帳に、直接御朱印を押印せず、予め御朱印が押印・墨書された別紙(書き置き等)を手渡す神社が増えていると聞いていたが、靖国神社は直接押印してもらえた。

靖国神社カレンダー

ちょうど御朱印の窓口の隣で、売っていたのが、2021年(令和3年)版の靖国カレンダー、壁掛け型のもので500円と良心的な値段だったので、思わず買うことにした。
来年はこれを部屋に飾ることにしよう。

靖国神社のおみくじ

おみくじは「凶」、まさに今年のすべてが込められていると思う。
旅行・・・不要な旅行は控えること。
言われるまでもねえし・・・とか思った。(苦笑)

そういえば前回の「凶」は、2018年の高尾山薬王院、「高尾登山電鉄のレトロな改札鋏の駅員さん」というコラムを書いたときだった。
最近はこのような運勢が多いな・・・
果たして、今年の残り4か月余りの運勢はどうなるであろうか。

天皇陛下と首相の靖国参拝について

私が拝殿での参拝を終え、参拝者休憩所から帰ろうとしたときに、終戦記念日のお決まりの報道をするために集まった報道陣に向かって、キツイ言葉を浴びせ続けている団体があった。

私が聞いたのは「天皇陛下や安倍首相が靖国に参拝してはいけないという論理がどこから来るのか、そんな国は日本以外にないだろ!」というものだった。
彼らは、中国や韓国による「歴史認識」という名の内政干渉の代弁をし続けてきたマスコミに対して激しい怒りをぶつけていた。
それに反論した報道陣は皆無、おそらく、このことを報じたメディアもないだろう。

7月以降、欧米諸国による香港問題への言及に、中国外務省の趙立堅副報道局長が、内政干渉云々を言って拒絶しているが、靖国問題で中国が内政干渉してきた事実には頬かむりしている。
日本政府は、いつ彼らに「どの面下げて言っているのか(How dare you talk in that way?)」と言い返すのだろうか。

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