昨日まで私は、この日に高雄(Kaohsiung)に泊まるか(3連泊)、台北に戻るか、どちらにするか迷っていた。
あるいは、1泊浮かしながら台北へ戻ろうと、台湾鉄道(臺灣鐵路/Taiwan Railways Administration)の時刻表を見ると、2013年2月のときに使った、高雄(Kaohsiung)から台北経由で七堵(Qidu)へ向かう夜行列車は運行されていないことがわかった。(2016年8月29日 フォーカス台湾 台湾西部縦断の夜行急行列車、ラストラン 37年の歴史に幕)
結局、いろいろ迷った挙句、今日の昼過ぎに台湾新幹線(台灣高鐵/Taiwan High Speed Rail)で台北に戻ることにした。
四海豆漿大王で朝食
今日の朝食は、台湾では有名な四海豆漿大王という店で取る。
ここは、早朝からやっているのに加え、いろいろなパンや、その名のとおり豆乳が美味しいので、朝食を取るにはぴったりのところだ。
もちろん、今日は金曜日なので、川合式日本株のデイトレードを行うのだが、昨日の買い持ちの銘柄、レノバ(9519)があるので、それ以外にトレードをするかは朝食を取りながら考えることにしよう。
今日(11月15日)の買い候補銘柄は、日本水産(1332)、清水建設(1803)、関電工(1942)、日揮ホールディングス(1963)、日清製粉グループ(2002)、神戸物産(3038)、トリドールホールディングス(3397)、SUMCO(3436)、LIXILビバ(3564)、CARTA Holdings(3688)、アステラス製薬(4503)、Zホールディングス(4689)、リクルートホールディングス(6098)、CKD(6407)、NEC(6701)、ヤマハ発動機(7272)、クレディセゾン(8253)、三井住友トラスト・ホールディングス(8309)、ソフトバンク(9434)、NTTデータ(9613)の20銘柄と少なめだった。
ちなみに、11月14日の候補銘柄(11月13日の値上がり率上位銘柄)と連続して現れたのは、日揮ホールディングス(1963)、CKD(6407)の2銘柄だった。
そして、今日は昨日からの買い持ちのレノバ(9519)をプラス2%で利確に成功、新規トレードは、ソフトバンクグループ(9984)を売りで入ることにした。
買い候補銘柄のソフトバンク(9434)とは違う銘柄なのだが、11月11日のリベンジをしたいと思ったからだ。
銘柄コード | 会社名 | 11/14終値 | 11/15始値 | +1%ライン | 結果 |
9434 | ソフトバンク | 1,509 | 1,510 | 1,525 | 勝ち負けなし |
9984 | SBグループ(売) | 4,289 | 4,254 | 4,211 | 勝ち負けなし |
売値(始値)は4,254円(前日比35円安)、安値は4,241円、高値は4,307円(買いで入ればプラス1%)と、私にとっては、またもや裏切り銘柄となってしまった。
ちなみに、ソフトバンク(9434)も買いでやったら裏切り銘柄、どちらもこの日はダメだったようだ。
結果は、この銘柄も翌営業日(11月18日)まで持ち越して決済したのだが、この週のトレード結果から、ソフトバンクグループ(9984)は、私の売買候補からは当分の間、外れることになった。
ホテルのプールでリラックス
朝食を終えてホリデイガーデンホテル(高雄華園大飯店/Holiday Garden Hotel)に帰還した私は、チェックアウトまでの時間をプールで過ごすことにした。
このホテルの屋外プールは通年営業なのだが、さすがに水に入れるのは11月が限界ではないかと思う。
外気は半袖短パンでも十分なくらい暑いが、プールの水はちょっと冷たいからだ。
台湾のホテルはどこでも、プールに入るときに、スイミングキャップを被らないと煩く注意されるのだが、ここでは無料で貸し出してくれるのが嬉しい。
ちなみに、六合夜市(Liuhe Night Market)で買った水着は、ここで捨てて行こうかと思ったが、台北に行った時に温泉で使えるかと思い、洗って鞄に入れた。
高雄(Kaohsiung)から台北へ
ホテルをチェックアウトした私は、高雄捷運(Kaohsiung Metro)を使って左營(Zuoying)に向かった。
ここへ来るときはタクシーにしたが、高雄(Kaohsiung)の地下鉄も何回も乗っていれば、慣れてくるからだ。
左營(Zuoying)に着いて、まずやらなければいけないのは、台湾新幹線(台灣高鐵/Taiwan High Speed Rail)のチケットを購入することだ。
最初から高雄(Kaohsiung)に来ることが決まっていたら、台灣高鐵3日パス(2,200元/7,920円)を買っておいたものの、今回はデモで揺れる香港にいたときに、高雄行きを決めたので購入が間に合わなかったのだ。
この台灣高鐵周遊券は、台北と左營(Zuoying)を単純に往復しただけでも得なので(片道1,490元/5,360円)、台湾新幹線に乗ることがわかっているなら、日本(第三国)出国前に購入しておいた方がいいのだ。
そして、左營(Zuoying)と台北を最速で結ぶ128列車(12時55分発、14時29分着)のチケットが首尾よく取れたので、駅の構内にあった周氏蝦捲(Chou’s Shrimp Rolls)という店で昼食を取ることにした。
台湾も日本と同じように駅弁文化があるので、それを買い込んで、のんびり走る列車に乗るというプランでも良かったが、こういったところは結果オーライということでいいだろう。
もっとも、のんびり走るといっても新幹線だから、旅情もそれなりのものであるがね。
それでも、昼食後にビールとつまみを買い込んだのはご愛敬ということで。(笑)
台北に到着したのは、午後2時半、私の泊まるサンライズビジネスホテル台北駅前(和昌商旅台北站前館/Sunrise Business Hotel Taipei Station)は、重慶南路一段(Section 1, Chongqing South Road)にあるので、地下街のZ10番出口から出ればいいようだ。
ところが、台北の地下街は相当に広く、場合によっては、一駅分くらい歩くハメになる。
Z區だけでも端から端まで歩くと、かなりの距離だが、そこをようやく辿り着いて、Z10番出口から出たところに日盛國際商業銀行(Jih Sun International Bank)があったので、ホテルの場所を再確認するのを兼ねて、外貨を台湾ドルへ両替する。
おお、さすがに香港人が多いのか、主要通貨以外に香港ドルも両替できる。
おまけに英語まで通じるではないか。
もう、こんな名も知らぬ銀行でも若い行員なら英語が通じるのだから、日本は完全に負けていると思う。
淡水のサンセット
ホテルにチェックインした私は、さっそく淡水(Tamsui)へ出かけることにした。
ここは夕陽に映える景色が綺麗だと聞いていたからだ。
台北から淡水(Tamsui)までは、台北メトロ(臺北捷運/Taiepi Metro)で約40分の距離だ。
各駅停車なので意外に時間がかかるのだが、こればかりは仕方がない。
台北を出たのが午後4時過ぎだったので、淡水(Tamsui)に着いたときには、ちょうどサンセットに間に合いそうな感じだった。
淡水金色水岸(Tamsui Gold Seashore)というところが、夕陽に映える景色が見られるところなので、多くの人で賑わっている。
私も彼らに混じって写真を撮り、ときには自分を入れて撮ってもらったりもする。
陽が沈んで気がつくと、半袖短パンといった高雄(Kaohsiung)と同じ格好をしていると、かなり涼しさを感じる自分がいた。
北投公園露天温泉浴場
午後6時近くになると、涼しいのを通り越して寒くなりかけてきたので、淡水(Tamsui)から新北投(Xin Beitou)へ行くことにした。
ここには、北投公園露天温泉浴場(北投公園露天溫泉浴池/Beitou Park Outdoor Hot Spring Bathing Pool)と呼ばれる公衆浴場があるからだ。
ところが、行ってみると、入浴できる時間帯が決まっていて、私が着いた6時半だと、残り30分で出ないといけなかった。
受付のスタッフは、日本語で次回の入場は19時半から22時だから、それまで待てと言っていたが、私は30分でいいからと言って、無理矢理入ることにした。
特に夜の予定があるわけではなかったが、仮に、新北投(Xin Beitou)の駅前まで戻って食事をすると、再び温泉には戻って来ないような気がしたからだ。
高雄(Kaohsiung)のプールで濡れた水着は生乾きだったが、それを穿いて温泉に浸かる。
ここの案内板を見ると、温泉に入るのに着る水着は、男性用の膝下まで隠れるサーフパンツや、女性用のビキニなどはダメのようだ。
道理で台湾で売っている男性用の水着は膝上までしか隠れないものが多いわけだ。
それに、これで2016年4月に行った関子嶺温泉(關子嶺溫泉/Guanziling Hot Spring)で、同道した友人が、膝下まで隠れるサーフパンツはダメだと言われていた理由がわかったような気がした。
新光三越で夕食
温泉を出て、新北投(Xin Beitou)から台北メトロ(臺北捷運/Taiepi Metro)に乗る。
この区間は、必ず北投(Beitou)で乗り換えとなるので、そこで来た電車に乗って台北へ向かう。
夕食は、新光三越(Shin Kong Mitsukoshi)のレストラン街と決めていた。
2014年11月の台湾旅行の際に、グルメ仲間の達也さんと松ちゃんの3人でここにやってきた記憶があって、そのときと同じ漾紅花鐵板燒(Young Hunghwa Teppanyaki)という店があったので、その一角に座る。
目の前でじゅうじゅうと焼ける肉の匂いを嗅ぎながら、1週間に及んだ今回の旅行の思い出に浸る。
いろいろなことがあり過ぎて書ききれないほどになっていることに気づく。
帰国したら何から書こうか、しばらくは今回の旅行記を連載することになるだろうか。
最後は、日本でも人気のタピオカミルクティー(珍珠奶茶/Bubble Milk Tea)を買って、ホテルに持ち帰る。
飲んでみて、これが日本で爆発的な人気となるのは、なぜだろうと考える。
でも、それを考えたところで、答えは出なかった。(笑)
2019年11月 台湾・香港旅行のトピックス
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