いよいよ今日は帰国の日だ。
フライトが14時40分発のチャイナエアライン(China Airlines)なので、午前中はゆっくりしていられる。
最初は、昨夜、不完全燃焼だった北投公園露天温泉浴場(北投公園露天溫泉浴池/Beitou Park Outdoor Hot Spring Bathing Pool)を再訪しようかとも考えたのだが、8時から10時の回に間に合わせるには、7時半にはホテルを出ないと間に合わないのと、台北に戻ってからも忙しい思いをしそうなので、やめることにした。
台北の駅前で朝食難民か
私が泊っているサンライズビジネスホテル台北駅前(和昌商旅台北站前館/Sunrise Business Hotel Taipei Station)には、レストランが付いていないので、必然的に朝食は外食となる。
ただ、去る11月8日にご一緒したのぶもん曰く、台北市内は意外に朝食を取れるところが少ないと言う。
もちろん、ホテルのスタッフが言うようなファーストフードはあるのだが、要は、台湾らしい朝食が取れるところという意味だ。
事実、私のホテルの周囲もそういったところはあまりなく、そのような中で見つけたのが八芳早餐という店だった。
どちらかというと、ここは店内で食事をするより、テイクアウトが主流の店だった。
それでも、朝からやっている店が少ないのか、ここが美味しい店なのか、たくさんのお客さんが食材を買い求めていた。
朝食を終えた私は、さらにぶらぶらと街中を歩いてみた。
すると、蜜可頌(Miss Croissant)というカフェがあったので、そこでオヤツと紅茶を頼んで時間を潰す。
この時点で、時計は8時半を回っていたので、あとはマッサージ屋にでも行って、桃園国際空港(桃園國際機場/Taoyuan International Airport)へ向かうというプランになっていた。
台北駅でインタウンチェックイン
帰国便がチャイナエアライン(China Airlines)なので、今日は試しにインタウンチェックイン(預辦登機/In-Town Check-In, ITCI)を使ってみた。
インタウンチェックインとは、その名のとおり、空港まで行かなくても、搭乗便のチェックインが完了し、その後は身軽になれるので、大いに重宝する。
ただ、桃園空港のインタウンチェックイン(預辦登機/In-Town Check-In, ITCI)は、香港と違って、すべての航空会社に対応しているわけではない。
現時点では、主として、台湾と香港をベースにしている航空会社、チャイナエアライン(China Airlines)、マンダリン航空(Mandarin Airlines)、エバー航空(EVA Airways)、ユニー航空(Uni Air)、キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)、キャセイドラゴン航空(Cathay Dragon Airways)、そして、エアアジア(AirAsia)のみだ。
さて、私の泊まっているホテルからだと、重慶南路一段(Section 1, Chongqing South Road)を真っすぐに歩いて、鉄道警察(内政部警政署鐵路警察局/Railway Police Bureau)のビルに向かって行けば、桃園空港MRT(桃園機場捷運/Taoyuan Airport MRT)というのが見えてくる。
あとは、預辦登機(In-Town Check-In)と書かれた案内板に沿って歩けばいい。
そして、そこへ行く前に、わずか8個とはいえ、コインロッカーがあり、ここ以外には、桃園空港MRTのチェックインカウンターから一つ上の階、臺鐵の台北駅に向かうところにあるという。
インタウンチェックイン(預辦登機/In-Town Check-In, ITCI)ができないフライトの搭乗客で、午前中は観光やショッピングをしたいという人は是非利用するといいだろう。
チェックインカウンターのところに行くと、スタッフが手取り足取り説明してくれて、機械の前でまごついていると、手伝ってくれるので、何の苦労もなく手続きは終わった。
ちなみに、この手続きは同日のフライトで、なおかつ出発の3時間前までにやらないといけないので、概ね、昼過ぎ以降の便で帰国するときに使うといいだろう。
台湾の女子高生に囲まれて(笑)
インタウンチェックイン(預辦登機/In-Town Check-In, ITCI)が終わったのは10時、後はマッサージ屋で時間を潰して桃園空港へ行くだけだ。
なんだかんだと地下街を彷徨って、地上に出たのは何のことはない。
ホテルの近くにある新光三越百貨店、何やら高校生が募金活動をやっている。
自分の写真を彼女たちに頼んで撮ってもらったお礼に、財布の中の小銭を寄付したら、わらわらと人が寄ってきた。
自撮りはあまり好きではないが、こういうときに都合よく人が通りかからない。
仕方ないので、自撮りが得意そうな女子にiPhoneを渡してパチリ!
これにて、今日のミッションは終わりだ。(笑)
それでも10時半だから、あとは30分ほど足マッサージをしてもらえば、ちょうどいい按配だ。
元々、マッサージか温泉に行こうと思って短パンでいたのでちょうどいい。
桃園空港チャイナエアラインラウンジ
足マッサージを終えた後、私は、台北11時30分発の桃園空港MRT(桃園機場捷運/Taoyuan Airport MRT)の快速電車に乗る。
35分で第一ターミナルに着くので12時過ぎにはラウンジで昼食を取ることができるだろう。
帰国便はビジネスクラスだから、少し早めに空港へ行ってラウンジにいるのも一つの楽しみだ。
いよいよ帰国、もう何事もないと思うけどね。(笑)
チャイナエアライン108便 ビジネスクラス
今回の旅行では、東京と台湾の往復は、デルタ航空(Delta Airlines)の特典航空券を使ったので、帰国便はビジネスクラス(35,000マイル、エコノミーは17,500マイル)を取ることにした。
私の保有するマイル数からすれば、往路もビジネスクラスを取れたのだが、あいにくと空席がなかったのだ。
午後6時半を過ぎ、成田空港への着陸のアナウンスが流れる。
これで、私の海外旅行は、しばらく途切れることになるだろう。
私の現在のパスポートは2020年1月5日で有効期限が切れるし、3月に富嶽三十六景のデザインを模した次期旅券が発給されるとあったので、それを待ちたいという気持ちもあるからだ。
とりあえず、2020年の海外旅行のリスタートは夏頃になるかな~
エピローグ
2020年3月になったら、新しいパスポートを取って、海外旅行に行こうという目論見は、思わぬところで崩れた。
一つは、言うまでもない、世界中に蔓延する新型コロナウイルス(Coronavirus/COVID-19)によって、旅客航空便の運休や減便、世界各国の入国条件の厳格化、いつ解除されるかわからない、前代未聞の「全世界に対する危険情報の発出」が原因だ。
もう一つは、2019年12月10日の負傷事故から4か月の入院生活に引き続く、リハビリ生活によるものだ。
おそらく、今年は海外旅行どころか、国内の温泉地ですら行けるかどうかという情勢になっている。
去る4月7日に出された神奈川県の緊急事態宣言で、基本的に自宅にいろということであれば、喜んでいようではないか。
いずれにせよ、私は不要不急の用事では、おいそれと外出できる身ではないからだ。
2019年11月 台湾・香港旅行のトピックス
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コメント
台北駅前の募金活動、全員に募金しなはれ。
さすがにそこまでの小銭は残ってなかったですよ。
あとは、悠々カードと、紙幣のみ。(笑)