リーマンショックから10年、マネーショート(The Big Short)の季節がやってきたのか

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The Big Short
リーマンショック(Financial crisis of 2007–2008)から10年、株や仮想通貨などの金融資産が爆上げを記録した昨年に比べて、今年は下げ基調が際立ってきている。

株式市場に関して言えば、先月上旬に調整局面入りしたと報じられた米国株市場が(2018年2月9日-【米国株・国債・商品】S&P500が調整局面入り、金利上昇警戒)、今回は貿易戦争と金利上昇を警戒(2018年3月24日 ブルームバーグ-【米国株・国債・商品】株が大幅続落、ダウ平均は11月以来の安値)ということで、一時期の反転基調をすべて打ち消すかのような下げを演じた。

3月23日の終値は、ダウ平均(Dow Jones Industrial Average)が、2018年1月26日に付けた最高値の26,616.71ドルから約3,000ドル安の23,533.20ドルとなった。

しかも、朝方は前日の暴落から反転しそうな勢いだったのが、終わってみれば、-424.69ドルと大幅に続落、非常に危険な兆候だと言えるだろう。
これで、明日の日本市場も軟調な展開が予想され、下手すれば日経平均株価は20,000円の大台を割る可能性すら出てきた。

日経平均株価の最高値は1月23日の24,129.34円だったので、こちらも3月23日の終値ベースでは、ダウ平均以上の下げ幅を記録していることになる。

私が1月18日付のコラム「2018年ラバ吉(Lovers Kitchen)の新年のごあいさつ会」で、「一方の日米の株式市場は最高値を更新する勢いで、まさにロケットスタートとなったのだが、仮想通貨の相場のようにいきなり崩落しないか怖いくらいのレベルだ。(2018年1月17日 ブルームバーグ-ダウ平均、初の2万6000ドル台-決算巡る楽観が強気相場を加速 2018年1月18日 ブルームバーグ-日本株は続落、2万4000円乗せ後に失速-金融や通信安い、高値警戒も)」と書いたときから、わずか2か月でこうなるとは思ってもいなかったが、2年前に流行った(!?)「マネーショート-華麗なる大逆転(原題:The Big Short)」のストーリーのそのものの展開が、年内に待ち受けているような感じもしてきた。(2016年3月19日-米国の投資銀行が売りさばいている新しい金融危機の火種

リーマンショック(Financial crisis of 2007–2008)の翌年から一本調子で上げてきた米国市場が変調し、世界的に不安定な兆しが出てきた株式市場、今まで蓋をして隠してきた爆弾が破裂したとき、金融恐慌という四文字がメディアを賑わすことになるだろう。

個人的にはそうならないことを祈りたいが、それに対する備え、例えば、インバース型ETFの投資の準備などをしておいて損はないだろう。

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