ゼンショーの株主優待食事券

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ゼンショー株主優待お食事券
先月下旬にゼンショー(7550)から株主優待としてグループ店舗での3000円分の食事券が送られてきた。

このグループ内企業で著名なところは「すき家」と「なか卯」だが、それ以外にもいろいろあるようだ。

せっかくなので、普段目にしないようなところで食事でもしてみようかと探してみるが、自分の生活圏の中になかなか見当たらない。
ファミリーレストランやファーストフードではせっかくの食事券を使う意味もあまりないのだが、わざわざ遠出をしてまで使うほどではない。

とりあえず、最初の利用は横浜駅前にあった「すき家」に入ってみた。
値段を見るとさすがに安い。
普通に牛丼の並盛り(330円)にみそ汁セット(70円)なんて頼むと500円券でも余るくらいの値段だ。

しかし、「お釣りは出ません」とあるので、大盛り(430円)にとん汁健康セット(160円)に代えてみる(セコイ)
それにビール(400円)を付けると、とてもヘルシーとは思えないメニューになる。

私に言わせれば冷やっこを付けただけで「健康セット」などと名付けるセンスは素晴らしい(!?)。
せめて「健康」などと名付けるなら朝定食メニューぐらいにしてもらいたいものだが、牛丼チェーンに入ってヘルシーメニューを求める方が間違っているとも言える。(爆)

ところで、「すき家」といえば、2005年12月14日付のきっこのブログ「あたしは『すき家』を支持します!」で狂牛病騒動の最中に好感度を上昇させた牛丼チェーンであったが、今やブラック企業としての知名度の方が高い。

何しろ、今年の3月から5月にかけて日本の株価が回復途上にあった中で横ばいだったのは、残業代未払い(労働基準法違反)を告訴したアルバイト店員を「余った食材を会社に黙って賄い飯としておにぎりを作って食べた」などとして窃盗罪で逆告訴したことで、ネット上で場外乱闘の様相を呈し、それが株価にも影響を与えたためだ。(2009年5月3日 産経新聞 「おにぎり作って食べた」→窃盗 「すき家」が店員告訴、賃金トラブルが引き金!?)

まあ、こういう企業は「健康セット」と同じように「世界から飢えと貧困をなくすメンバーの一員になりたい」(株主通信)などと大上段に振りかぶったコメントはしない方が身のためかもしれないよな。

所詮、格安販売チェーンを展開させるためには、どんな綺麗事を言ったところで、従業員を安く使わなければならない宿命にあるのだから・・・

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