海外ロングステイヤーとの会合

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炭火ダイニング ABEYA!

去る13日、東京の中目黒にある炭火焼き鳥 ABEYA!にて、フェイスブックの旅人コミュニティ「地球が遊び場」のメンバーで、マレーシアのペナン島にロングステイしている方とお会いした。

81歳とは思えないパワフルな方で、さっさと仕事なんかやめて海外に住めとハッパをかけられた。
また、彼はかつてはインドネシアのバリ島にも滞在していたことがあるようで、綺麗な海を見ながら暮らすなら断然バリがお勧めだそうだ。

ちなみに、彼の海外滞在費用は国民年金(老齢基礎年金)だけで賄える金額だそうで、私の現時点での配当収入があれば十分だと言われた。
要は、ペナン島における彼の生計費は、家賃込みで月額3万円から4万円で済んでいるそうで、そう言われると今すぐ仕事なんかやめてしまおうかなとも思う。(笑)

ただ、彼と私の根本的な違いは、外食費とアルコール、そして、(居住地からの)旅行代、それを考えると、もう少し試算を必要とするだろう。

ところで、私は海外ロングステイに関して、「これからの海外ロングステイヤーは外貨資産保有が必須か(2016年2月29日)」というコラムを書いたが、そのスタンスは為替が円高基調に戻ってきた現在でも変わらない。

彼が海外ロングステイをしてきた20年間は、為替レートが概ね円高で推移し、現地の物価も安く済んでいたが、これからはそうはいかないと思うからだ。

ただ、彼が言う「人生は短い、二度とない『一度の人生』ですよ。!!」というのは重みのある言葉だ。
金持ちでもそうでない人も与えられた時間は平等に過ぎ去っていく。

死の間際になって後悔しない人生を歩みたい。(2015年4月18日 TABIZINE-生きるために知っておきたい、人が死ぬ前に後悔する17のこと
それが私の偽らざる気持ちだ。

コメント

  1. 泰一 より:

    ペナン島にロングステイ中の老人は、マレーシアのビザ(MM2H)は取得してるのでしょうか?
    MM2Hの要件は、月収が30万円以上必要です。
    節約すれば、国民年金で生活できても、マレーシア政府は「金を使わない外国人は来てくれるな」というスタンスです。
    タイ国も同じです。
    タイ国のリタイアメントビザの要件は年金の場合、6.5万B(20万円)の年金額(月あたり)が必要です。
    要するに、毎月20万円以上使わない外国人は来てくれるな!というスタンスです。
    昔は、外国人=金持ち、ということで、アセアン諸国はどこも、外国人のロングステイは歓迎でしたが、21世紀に入り、事情は大幅に変わっています。
    シンガポールは既に数年前にリタイアメントビザは廃止され、5億円以上投資しないと長期滞在ビザは出なくなっています。
    要するに、物価の安さを求めてアセアンに移住するのは受け入れ国から禁止される時代になったのです。
    >綺麗な海を見ながら暮らすなら断然バリがお勧めだそうだ。
    ペナン島の海は汚いことで有名ですが、バリ島の海も決して綺麗とは言えません。
    西海岸のクタ・レギャン、東海岸のサヌール、島の北部のシンガラジャまで見て来ましたが、どこもイマイチです。
    綺麗な海を求めるなら、隣のロンボク島(ギリ3島)辺りまで行かないといけません。
    バリ島にロングステイするなら、静かなサヌール辺りがいいかも?

  2. カルロス より:

    泰一さん、コメントありがとうございます。
    >ペナン島にロングステイ中の老人は、マレーシアのビザ(MM2H)は取得してるのでしょうか?
    これは取得していないと思います。
    今でも日本とマレーシアと第三国を行き来していると言っていたような気がします。
    貴方も言われているように、ペナン在住の彼が過ごしてきた時代と、これからはいろいろなシステムが変わるので、一概に安価な生活を求めて東南アジアという時代ではないのは理解できますね。
    いろいろ情報ありがとうございます。

  3. nkt4001 より:

     横から失礼致します。
    ペナンで月3-4万円は単身であっても無理です。
    この老人は多分相当話を盛っているか、ローカル未満の生活だと思います。
    ペナンよりランク下の都市であっても、最低でも家賃及び諸費用込で6万円は必要です。
     また、現在ASEAN諸国の一部では、
    適切な査証を取得せず、ビザランで短期滞在を繰り返しているこのような困窮外国人を締めだしており、
    ビザランと入国審査官がみなした場合、滞在許可日数は大幅に削減されます。
     またビザランしている邦人は極端にセコイ人が多く、
    適切な査証を保持し滞在している在留邦人やビザエージェントに
    迷惑をかけまくっても知らんぷりというのが多いです。 
     最後に、海外で一番警戒しなくてはいけないのは、他ならぬ「日本人」なんです。

  4. カルロス より:

    nkt4001さん、ありがとうございます。
    確かにこの金額ではローカル並みの感じですね。
    本人もそのようなことを言っていたような気もします。
    いずれにせよ、いろいろな情報を吟味して判断したいと思います。
    ありがとうございました。

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