私がこのコラムを書くときは、たいていビールを横に置き、ネットサーフィンした後で自分の感想を添えて仕上げるという形を取る。
で、何を隠そう私は発泡酒というものがあまり好きでない。
そういう点では友人の三谷さんと同じ趣向なのだが、私が思うに、発泡酒というものがデフレ時代の落とし子ということもあり、いわゆる「安かろうマズかろう」の典型みたいなものに感じるのだ。
世間じゃ、そういうのを贅沢という向きもあるが、私は不味いビールを我慢して飲むなら、アルコール飲料を何も買わないという選択をする。
で、「第三のビール」なんていうのが、昨年の2月には登場していたらしいが、これはいったいぜんたい美味しいのだろうか。
要するに、ビールでも発泡酒でもない「第3のビール」と呼ばれる低価格のビール風アルコール飲料というのがそれらしい。
実のところ、これらは発泡酒のコーナーにでも並んでいたのだろうか。
私は残念ながら、これらを全く買ったことがないし、たぶん私の周りにでも発泡酒は買っても、これらを買ったという人はいないかもしれない。
でも、メディアの報道によれば、「ドラフトワン」などは、昨年の売り上げが相当あるらしく、サッポロのアルコール飲料の主力商品となっているようだ。(実際に株価も半年で300円台から500円台まで上昇した)
もし美味しいのだったら飲んでもいいけど、やっぱり友人の話題に上らないところをみるとそうでもないのかな?
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第3のビール、アサヒが船上試飲会…夏へ商戦本格化 (2005.4.19 読売新聞)
アサヒビールは19日、東京湾クルーズ船上で、20日発売のビール風アルコール飲料(第3のビール)「新生(しんなま)」の試飲会を開いた。
アサヒの参入でビール大手4社の第3のビールが出そろい、夏本番を前に第3のビール商戦が本格化している。
試飲会では、池田弘一社長が、テレビCMに出演する俳優の織田裕二さんと船に乗り込み、公募した約120人の参加者に新商品をアピールした。
「新生」は大豆ペプチドを原料に、同社の主力ビール「スーパードライ」と同じ酵母を使ったキレのあるのどごしが特徴だという。
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