日本の自衛隊もマラッカ海峡へ行くべきでは?

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ブルーインパルスの編隊

石油を運ぶタンカーの安全は日本のエネルギー政策にとって生命線である。

私は、2003年10月に、マレーシアのマハティール首相が辞任を発表したときに、東アジアのエネルギー戦略の要衝となっている「マラッカ海峡」のことを触れたが、ここがマハティール後のマレーシア政局でなく、テロリストによって脅かされているようだ。


海賊による襲撃の危険性は昔から一部の識者が指摘していたが、ごり押しとも思える方法でイラクに自衛隊を派遣するまでにした小泉首相も、マラッカ海峡の安全のためにアジア各国の軍と協力する意思は今のところなさそうだ。

一説には日本船籍の貨物船だと丸腰のため海賊に襲撃される危険性が高く、ここを通過するときは船員は命の危険すらあり、一方、アメリカの船などには彼らは報復を恐れて一切手を出さないと言われる。

もはや石油のために戦争をしたアメリカを支援するためにイラクに自衛隊を派遣するならば、日本に運ばれるの石油を守るために自衛隊をマラッカ海峡に派遣すべきと私は思う。
ここで沿岸国と協力体制を敷くことは日本の国益につながるからだ。

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マラッカ海峡で船舶テロ計画…インドネシア当局明かす (2004.8.26 読売新聞)

【ジャカルタ=黒瀬悦成】インドネシア国家情報庁のヘンドロプリヨノ長官(AM Hendropriyono, Director of the State Intelligence Agency)は、地元英字紙ジャカルタ・ポスト(The Jakarta Post)(25日付)への寄稿(RI-Singapore ties: Opportunity lost)で、東南アジアのテロ組織ジェマア・イスラミア(JI/Jamaah Islamiyah)が海上交通の要衝マラッカ海峡でのテロ計画を立案していたことを明らかにした。

同長官によれば、「拘束中のJI上級幹部が、マラッカ海峡を通航する船舶を狙ったテロ計画を供述した」という。計画は「ごく最近練られた」としているが、具体的な内容は明らかにしていない。

インドネシアとマレーシア、シンガポールの3か国の海軍は、マラッカ海峡でのテロ脅威の増大を踏まえ、7月20日から同海峡周辺での連携警備を開始。
インドネシア海軍が26日発表した声明によれば、これまで月平均9件発生していた海賊などによる船舶襲撃事件が4件に減少した。

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