今日(2024年11月16日)は、私が事実上の脱サラリーマンたる「早期リタイアへのファイナルステップ(final step for early retirement)」を掲載してから満10年となる。
結局、その翌年3月(2015年3月)に当時勤めていた職場を退職したものの、その後、非常勤扱いで6年程度、サラリーマンをやったので、私が完全に脱サラリーマンとなったのは、2021年11月1日付で「10月末で再就職先を離職~新しいライフステージへ」と書いたときだった。
それから3年、今や「一足早く年金生活者へ~副業やるならネット一択」を経て、「2024年配当生活事始め」に至って、私の生活基盤は完全に確立されたのである。
いや~それにしても、10年前には現在のように透析療養生活を送ることになるとは想像もしていなかった。
2019年12月10日の負傷事故に起因する4か月もの入院生活、そこから奇跡的に立ち直ったかと思ったら、2021年6月25日の「悪夢の難病宣告~急速進行性糸球体腎炎」によって、一気に透析人生へと突入した。
10年前は、完全リタイアしたら世界一周などと考えていたのだが、今や腎移植がされない限り、実現はほど遠い。
海外旅行自体は、2泊3日程度で往復できる地域、あるいは、海外(旅行)透析ができる地域であれば、行くことができるようになったが、コロナ禍前のように、10日あるいは2週間の旅行というのは、なかなか困難になった。
それと、私がリタイア後の生活として思い描いていた海外ロングステイ「早期リタイア後の生活を考える(1)」は、腎疾患によって、中長期の海外旅行並みにハードルが高くなってしまった。
ただ、2016年2月29日付の「これからの海外ロングステイヤーは外貨資産保有が必須か」は、今思えば、このときの見通しが正しかったのと、「楽天NISAで米国株投資」でもって、準備万端となったのは、運命の皮肉であろうか。
一方、「早期リタイア後の生活を考える(2)」で書いた国内ローカル線ぶらり旅は、大人の休日倶楽部パスを使った旅に形を変えて、ある程度実現している。
こちらの方は、国内の医療機関で旅行透析(透析検索.comで旅行透析先を探してみた)ができることで、充実した旅ができるだろう。
最後の「早期リタイア後の生活を考える(3)」は、2014年当時に勤めていた職場を退職した後の、健康保険料(任意継続被保険者又は国民健康保険)と住民税の負担感をいかに軽減するかというコラムだったのだが、これについては、2015年4月(人生の節目)から5年間非常勤扱いで働いたことによって、ある程度クリアした。
ちなみに、完全リタイアに当たっては、2020年5月24日付の「4月からサラリーマンでなくなった!どうする健康保険、年金」を参考にするといいだろう。
それと、2018年10月19日付の「退職前や収入の多い年は限度額一杯までふるさと納税をしよう」というのも多少はお役に立てるだろうか。
そして、今の私が皆様にお伝えしたい一番のことは、2021年7月11日付の「幻のウェビナー~60歳からのリアル人生戦略」に書いたことだ。
来年(2025年)の新年会で私は久々にかつての同期に会うので、彼らにも伝えようと思う。
やりたいと思うことは即実行、寸秒たりとも無駄にしないこと。
私も肝に銘じて、これからの人生を過ごしていこうと思う。
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