2024年4月28日は、2022年10月10日以来の「只見線を完乗してみた」という旅路になった。
前回は、只見線の全線再開を記念してと銘打ったのだが、今回は、ゴールデンウイーク最中の快速「只見線満喫号」の指定券を入手できた結果、必然的にそうなってしまったのだ。
「会津東山温泉 月のあかり」で前泊
私が今回の旅路で、会津若松発9時12分発の快速「只見線満喫号」に乗るためには、郡山に前泊して、6時52分発の普通列車に乗るか、会津若松に前泊するかの選択だったのだが、私は後者を選択して「会津東山温泉 月のあかり」に泊まることにした。
昨日のコラム「会津東山温泉へ」でも書いたとおり、私が会津若松に着いたのは23時前になってしまったので、昨夜は風呂に入って寝るだけになってしまった。
今朝は早起きして、再度温泉を満喫した後に、朝食を取って駅へ向かったというわけだ。
私が泊まった「会津東山温泉 月のあかり」には2か所温泉大浴場があり、1階にある鳥の湯・花の湯は、16時〜24時までと、翌朝の6時から10:00まで利用することができる。
私はホテルに着いた日もこちらの大浴場には行ったのだが、朝風呂もしっかりと堪能させてもらった。
一方の「屋上露天風呂 星月の湯」は、夜間が女性、朝が男性用と分かれており、私は朝風呂を堪能させてもらった。
この日(4月28日)は見事な快晴だったので、只見線の旅も期待できそうだった。
朝食は仕出し弁当ということだったので、ご覧のとおり、そこだけは少々残念だったかな~
ホテルをチェックアウトした後は、会津若松駅まで「まちなか周遊バス」の「ハイカラさん」と「あかべぇ」で行くことができるので、私は、東山温泉駅を7時45分に出る「あかべぇ」に乗って、駅まで向かうことにした。
快速「只見線満喫号」(会津若松 9:12-11:57 只見)
会津若松駅
会津若松駅では1時間の空き時間ができてしまったのだが、タクシーで来ると3千円近く(往路は深夜料金込みで2,700円)かかるので、まあ、仕方のないところだろうか。
この時刻表を見ると、只見線がいかに本数が少ないかというのがわかるね。
駅では鉄ちゃんも多いので、彼らに頼んで写真を撮ってもらい、私も列車に乗り込む。
只見線沿線の光景
4月28日は、「会津東山温泉 月のあかり」で朝風呂に入っているときにも感じたように、すこぶる良い天気だったので、車窓からの景色も前回とは比べ物にならないほどに良かった。
イベント列車なので、どこを通過しているのか車掌がアナウンスしてくれるのだが、私は、それを聞き流してしまったので、静止画を堪能するだけでご勘弁を・・・
似たような景色ばかりだが、第一橋梁から順にアナウンスがあったのを聞き流してしまったので、再びご勘弁を・・・
この日のように晴れていると、絶景ポイントの写真も映えるね。
会津宮下(11時05分)を過ぎて只見に至るまでの景色が良かったかな~
前回は会津川口で途中下車したけど、今回は只見まで乗ることにした。
こういった景色はSLの方が絵になるのだが、只見線をSLが走ることはもうないのかな。
只見町 げんき村
只見駅に到着したのが12時前だったので、駅前にあった「げんき村」というところで、昼食を取ることにした。
私が只見に来たのは2015年7月13日の「被災地(福島)応援ツアー」で来て以来なのだが、今回もどこか観光しようか、このまま小出に行くか、考えたところ、今回は観光せずに帰ることにした。
只見線普通列車+上越線普通列車で越後湯沢へ
快速「只見線満喫号」の運転日には、只見から小出までの臨時列車(只見 13:27-14:40 小出)も運転されていて、私のような乗り鉄にも便宜を図ってくれている。
駅ではお見送りのスタッフもいたのだが、彼らは折り返しの会津若松行きの快速「只見線満喫号」に乗る人を見送った後で、この臨時列車が出発するまでいるのだろう。
車内はそれほど混んでいないので小出までは余裕を持って座っていけた。
定期列車は、会津若松からやってくる16時31分までないので、こちらの列車だと座ることができなかったかもしれないね。
小出からの上越線の列車は越後湯沢行き(小出 15:13-15:55 越後湯沢)だったので、途中の浦佐で下りずに終点まで行くことにした。
その方が上越新幹線の選択肢が多そうだったからだ。
上越新幹線「とき328号」(越後湯沢 16:25-17:40 東京)
私が越後湯沢駅に着いたとき、当初は16時03分発の「たにがわ412号」に乗ろうと思っていた。
これだと、越後湯沢始発でゴールデンウイーク最中とはいえ、自由席でも座れそうだったからだ。
ところが、最初に買った指定券を変更するにはみどりの窓口へ行かないとならず、それを探しているうちに時間がたってしまったのだ。
さすがに新潟からやってくる列車は、指定券が取れたとはいえ、満席に近い状態だった。
窓際の席が空いていると言われたときは、マジかと思ったのだが、越後湯沢で乗り込んでみると、2人組の女性のうち一方がすでに座っていたので、どいてもらわないとならなかった。
彼女たちはチケットを買う時にそう言わなかったのだろうか。
列車に乗り込んだ後は、地ビールで乾杯しながら帰京する。
さて、夕食はどうしようかな~
2024年4月 会津旅行のトピックス
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