「ドルと原油と世界経済」東京セミナー

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「ドルと原油と世界経済」東京セミナー

去る12月1日、東京金融取引所内 TFXプラザで、越境3.0を運営する石田和靖氏と、ちょいワルFXブログを執筆するちょいワル先生のコラボによる「ドルと原油と世界経済」という表題のセミナーが行われたので、行ってみることにした。

「ドルと原油と世界経済」東京セミナー

この日のセミナーは三部制で、第一部が岡安商事の高谷明大氏による「『FX』がわかる初心者セミナー」、FXと言えば、コロナ禍前(負傷事故前)には鳥居万友美さんのスクールに入っていたこともあるのだが、それ以来のセミナー聴講となった。

高谷明大氏の講演で気になったのは、実質金利がマイナスの国の通貨は売られやすいということ、それ故に、高金利通貨ということで初心者が釣られやすいトルコリラなどは、未だに叩き売りのようにされていると言っていた。

彼の言う今後1~2年の狙い目は、メキシコペソ(MXN/JPY)だそうで、高金利通貨でありながら期待インフレ率を差し引いた実質金利もプラスなので、対円相場では堅調な動きが期待できること、高金利通貨ゆえのスワップポイントも期待値が大であることを言っていた。

この理論でいくと、対米ドルのイギリスポンド(GBP/USD)やオーストラリアドル(AUD/USD)は、売られやすいということが言えるのかな。

とりあえず、3年以上前に「HSBC香港でエクソンモービル(XOM)を買ってみた」と書いたエクソンモービル(XOM: Exxon Mobil Corporation)がかなり利が乗っているので、これを一部売却して久々のFXをやってみるか、あるいは海運株のトーム(TRMD: TORM A)を買ってみるか。

「ドルと原油と世界経済」東京セミナー

第二部に登壇した石田さんの講演を聞くのは、2022年3月16日開催の「越境3.0チャンネル×フジトミ証券コラボセミナー」以来なので、およそ1年半ぶりになるのだが、相変わらず熱い中東談義を展開していた。

いつ終わるともわからないイスラエル・ガザ戦争、欧米系のメディアはイスラエルの正義という論調だが、石田さんはこれには異を唱えている。

米国のトランプ政権がイラン包囲網のために、イスラエルとアラブ諸国の国交正常化を仲介していたのに対し(2020年9月16日 BBC Japan-イスラエル、UAE・バーレーンと国交正常化に署名 トランプ氏が称賛)、バイデン政権はそれを覆していると石田氏は言う。

ロシア・ウクライナ戦争も終わりが見えないが、イスラエル・ガザ戦争もいつ終わりが見えてくるのだろうか。
このままいけば、2023年の国際情勢も混とんとしたまま年越しを迎えることは確実だろう。

そして、最後の部は「ちょいワルテクニック分析セミナー~ちょいワル手法を大公開!~」ということで、ちょいワル先生の講演が行われた。

私は彼とリアルで会うのは初めてなのだが、動画などでは石田さんとコラボしていることから何回か拝見している。
今まではFXをやっていなかったこともあって、彼のブログなどは真剣に見ていなかったのだが、これからは少し気にして行こうかと思う。
でも、私はFXはあまり得意ではないんだよな~(苦笑)

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