昨日(11月15日)、HSBC香港からATMカード(キャッシュカード)がエアメールで送られてきた。
これに先立って、10月21日付で6桁のパスワードが送られてきており、そこには、通知の日付から2週間以内に、ATMカード(キャッシュカード)を香港の本支店でピックアップするように指示がされていた。
おおお~10年前なら香港詣をしていたので、そうすることもできたのだが、今やそんなことはできない。
9月26日に本店で再発行の手続きをしたときは、日本へ送ると言っていたではないかと毒づきながら様子を見ていると、11月になってから現物が送られてきた。
やれやれと、ゆうちょ銀行で残高照会をして、ATMカード(キャッシュカード)をアクティベートしようとしたのだが、無情にも「このカードはお取り扱いできません(This card is invalid.)」との表示がされた。
コロナ禍が一段落して国際郵便事情も改善しているはずだが、香港に現物が留め置かれている間に、あるいは日本へ転送しようとしたときにアクティベート期限が切れてしまったのだろう。
思わず、何てこったいと罵声を上げそうになったが、そこは落ち着いてインターネットで検索をかけると、どうやらChat with us機能を使って、ATMカード(キャッシュカード)を再びアクティベートできるようにしたという記事が散見された。
そこで、私も自宅へ帰ってからインターネットバンキングを立ち上げ、チャットで連絡を取ることにした。
自分の口座番号(account number)と、ATMカード(キャッシュカード)をアクティベートしたい旨を英文で送ると、ATMカード(キャッシュカード)を再発行したいのかと聞かれる。
「いいえ」と返事すると、しばらくやりとりした後、口座番号の前6桁の数字と、氏名横の発行番号(issue number)を聞かれる。
先方のデータと一致すると、わかったと返事がきて、しばし待つように言われ、最後に〇〇日以内にアクティベートするように指示がされて終了となる。
そして、本日(11月16日)、私はさっそくATMカード(キャッシュカード)のアクティベーションを試みたのだが、午後2時半(香港時間の13時半)の段階では、相変わらず「このカードはお取り扱いできません(This card is invalid.)」となっていた。
ただ、今日は横浜にあるSMBC信託銀行(旧シティバンク)にも用事があったので、そこへ着いたときに残高照会をすると、無事にすることができた。
どうやら時間差で取引ができるようになったのかもしれない。
アクティベーションが成功すると、モバイルバンキングのOverseas ATM withdrawal limit(海外引き出し限度額)の設定画面(Home画面の右上の人型→Settings and preferences→pay and transfer)に口座番号が表示されるので、それを変更することによって、香港ドル普通預金の残高の範囲内で、日本のATMからも現金の引き出しができるようになる。
私は試しに5,000円だけ引き出してみたが、9月26日に手続きしたデータは未だに反映していなかった。
年内に反映していなければ、またチャットしないといけないかな~
まあ、今回の経験は、新しいコミュニケーションチャンネルを発見できたことが一番の収穫かもしれないね。
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