川合式デイトレ、底値+急騰銘柄は盤石か(1)

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秋谷海岸

去る8月29日の川合式デイトレードは、8月17日の底値お知らせツールでシグナルが出ていたフリー(コード:4478)、さらに、この日の急騰傍受ツールでもシグナルが出現したのだが、こういった銘柄は果たしてトレード好適銘柄になり得るだろうか。

居合抜き1分トレード

2023年8月29日 日経平均株価のチャート

8月29日は、28日の日経平均先物夜間取引の終値が、32,300円と前日比130円高と、プラスで終わったのに加え、米国市場も、28日のNYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、34,559.98ドルと25日の終値に比べて213.08ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、13,705.13ポイントと25日の終値に比べて114.48ポイント高となり、日本市場も大きく上がる展開が予想された。

2023年8月29日 デイトレードの結果

「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

SUMCO~逆行安で損切

2023年8月29日 SUMCO(3436)のチャート

SUMCO(コード: 3436)は、「居合抜きツール」の常設銘柄の1つで、しかも、日経225の構成銘柄でもあるので、私は、日本市場の上昇予想もあり、「居合抜き1分トレード」の好適銘柄としてトレード候補に挙げた。

ところが、結果は無残にも寄り付きから下げ一方、いつもなら1%か2%の損切設定(逆指値)をするのだが、この日は、そういう設定をしようかと思っているときに、衝動的に成行売りをした。

上昇見込みという期待が大外れして、反騰するような気はしなかったし、結果的には、負けの中でも損失を最小限に抑えられたと思う。

底値お知らせツールを活用したトレード

2023年8月29日 東証マザーズ指数のチャート

8月29日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから大引けまで上昇トレンドにあったので、どちらかというと「急騰傍受ツール(買い推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。

新興市場銘柄トレード適格基準 前日出来高比 前日5MA差異 日足形状
急騰傍受ツール(買い推奨) 10倍以上 概ね6%以内 上昇基調であること
トルネード1%ツール(空売り推奨) 概ね7倍以内 10%以上 特に問わない

エア・ウォーター~トレーリングストップで引っ掛かり微益で撤収

2023年8月29日 エア・ウォーター(4088)のチャート

エア・ウォーター(コード:4088)は、8月7日の底値お知らせツールの銘柄なのだが、私がトレードした8月下旬には、一旦下落後の反騰を始めていた。

これはいけるのではないかと思ったのだが、我慢が足らなかったのか(笑)、これもトレーリング注文(逆指値注文を設定しつつ、株価が自分にとって有利な方向に動いた場合は逆指値価格を自動で修正する注文)の設定で、決済されてしまったのを機に撤収した。

フリー~底値お知らせ+急騰傍受の鉄板銘柄

2023年8月29日 急騰傍受ツール(買い推奨)

9時13分に、フリー(コード:4478)に関して「急騰傍受ツール」にシグナルが出たとき、株価が2,804円、前日出来高比が9.08倍、前日5MA比が0.5%と、これ単独でも買いでいけそうな感じがあったことに加え、8月17日の底値お知らせ銘柄でもあったことで、私は迷わずにGOサインを出した。

2023年8月29日 フリー(4478)のチャート

結果は、買いを入れるたびに、トレーリング注文(逆指値注文を設定しつつ、株価が自分にとって有利な方向に動いた場合は逆指値価格を自動で修正する注文)を設定したために、途中で利確されてしまうことが続いたが、29日のチャートは上昇一辺倒だったので、最後は翌日に持ち越しとなった。

2023年8月29日 信用建玉一覧

この日は、「夏の思い出第1弾~秋谷ビーチ再び」ということで、後場は、ビーチにいながらトレードしていたので、かなり陽に炙られてしまった。
まあ、こういうのも慣れてしまったけどね。(笑)

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