川合式デイトレ、底値＋急騰銘柄は盤石か（2）

川合式デイトレード（トリプルメソッド）

2023.09.112023.11.07

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昨日（8月29日）の川合式デイトレードのコラム「川合式デイトレ、底値＋急騰銘柄は盤石か（1）」で触れたフリー（コード：4478）、この銘柄は、8月17日の底値お知らせツールでシグナルが出ていたのに加え、昨日（8月29日）は急騰傍受ツールでもシグナルが出て、後場の建玉は翌日（8月30日）に持ち越した。

そして、この日（8月30日）は、「日利1.5％トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の公開実況中継の日だったので、久しぶりに自宅にいたこともあり、彼の中継を聞きながらデイトレードもしてみることにした。

居合抜き1分トレード
1. 日本郵船～手堅く0.5%利確
新興市場株のトレード
1. クオリプス～手堅く1%利確
底値お知らせツールを活用したトレード
1. フリー～首尾よく利確したものの
その他

居合抜き1分トレード

公開実況中継のときは、川合さんが「居合抜き1分トレード」については触れないので、いつも通り、自分の才覚でトレードすることになる。

8月30日は、29日の日経平均先物夜間取引の終値が、32,430円と前日比220円高と、大幅なプラスで終わったのに加え、29日の米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、34,852.67ドルと28日の終値に比べて292.69ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、13,943.76ポイントと28日の終値に比べて238.63高となり、日本市場も上昇が予想された。

「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場（旧1部）銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

日本郵船～手堅く0.5%利確

この日の日本郵船（コード：9101）のチャートを見ると、よく買いで利確できたな～と思うのだが、そこが「居合抜き1分トレード」の醍醐味である、寄り付きから0.5%で利確ということなのだろう。

この銘柄は、「居合抜きツール」の常設銘柄の一つで、しかも日本市場の動きに連動する可能性も高いので、「居合抜きツール」の形状も良かったこともあり、買いでいったのだが、川合式の定石通りでやったことが功を奏したと言える。

新興市場株のトレード

30日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから終始下降トレンドだったため、どちらかというと「トルネード1%ツール（空売り推奨）」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。

新興市場銘柄トレード適格基準	前日出来高比	前日5MA差異	日足形状
急騰傍受ツール（買い推奨）	10倍以上	概ね6%以内	上昇基調であること
トルネード1%ツール（空売り推奨）	概ね7倍以内	10%以上	特に問わない