さて、6月25日は、いよいよ今回の三陸旅行のメインイベントである北山崎サッパ船アドベンチャーズに参加する。
八戸を出発するときの天気の方は辛うじて雨が降らないような感じだが、果たして、三陸鉄道の旅の道中、天気は持ってくれるだろうか。
JR八戸線（八戸 9:29-11:10 久慈）
朝食を取った後で、八戸ニューシティホテルをチェックアウトした私は、ホテルのそばにある根城小学校前バス停から8時42分発のバスで八戸駅へと向かった。
そして、半袖短パンといった格好で外出してみたが、思ったよりも寒くなかったので、私は、そのまま三陸鉄道の旅路へと突入することにした。
八戸から久慈へ向かう列車は、私の乗った9時29分発のものが最も便利だ。
この前の列車でもいいのだが、八戸を7時17分発だと朝食をホテルで取れるかどうか微妙だったし、早起きを余儀なくされることになるので、9時台の列車があったことはとても良かった。
車内は日曜日ということもあって相当に混んでいた。
これからは北東北も観光シーズンに突入するので、早めに列車に乗り込んだ方がいいだろう。
三陸鉄道リアス線（久慈 12:07-13:02 田野畑）
久慈駅で列車の乗り継ぎ時間が1時間ほどあるので、売店で食料を仕入れたついでに記念写真を撮ってもらうことにした。
天気は相変わらずの曇天だったが、そのまま短パンで旅路を続行することにした。
ちなみに、三陸鉄道は、大人の休日倶楽部パスが使えるので、チケットの購入は不要との張り紙がされていた。
久慈から私が乗った列車は一両編成、ホームで並んでいる人を見る限り、全員座れるか厳しそうだったが、何とか座ることができて良かったように思う。
もちろん、人気があるのは進行方向左側のボックス席、25日はあまり天気が良くなかったが、青天の日は素晴らしい景観が拝めることだろう。
野田玉川駅を過ぎると列車の窓から太平洋を見晴らす絶景を楽しむことができる。
安家川橋梁の上では列車を止めて写真撮影タイムとなるので、是非とも写してみるといいだろう。
そして、堀内駅では4分停車をするので、始発駅で列車を写し損ねた人は、海を入れて写すといい。
北山崎サッパ船アドベンチャーズ
そして、午後1時半からはこの日のメインイベント、北山崎サッパ船アドベンチャーズだ。
簡単に言うと、田野畑村の机浜漁港（机浜海水浴場）から小型ボートに乗って三陸の景観を楽しもうというアクティビティで、洋上に1時間いるので、やはり、夏の参加がいいだろう。
このツアーは2人以上で参加が基本なのだが、1人の場合は、2人分の料金を払うか、後から同じ時間帯に参加する人が集えば、通常料金で参加できる。
多くの人は、自家用車かレンタカーで机浜漁港（机浜海水浴場）へ来るのだろうが、三陸鉄道利用者は、事前予約で田野畑村観光タクシーを使うといいだろう。
私の乗ったボートには5人の参加者がいて、いずれも熟年世代、おそらく大人の休日倶楽部パスを使った旅を楽しんでいるのだろう。
田野畑村の天気は薄曇りで微風、少なくとも雨が降ったり、強風に見舞われたりといった悪天候にならなかったので、半袖短パンでツアーに突入した。
景色の方も船頭のガイドもあって、かなりいい感じで撮れてたので良かったように思う。
晴れた夏の日なら、ホントに絶景なんだろうな～
そういった意味では少し残念だったかな。
途中で同じツアー参加者に船頭を入れて撮ってもらった。
当たり前だが、彼らは口を揃えて「寒くないんですか～」と呆れたように聞いてきた。
まあ、私はこの日の気候（22度）ならギリギリ大丈夫なんだが、普通の人は、7～8月の晴れた日以外は長袖長ズボンがいいだろうな。（笑）
7月を迎えて、これからいい季節になると思うが、ツアー終了後は机浜海水浴場で過ごすといいだろう。
ボートを降りたところが、海水浴場だからだ。
ツアーが終わる頃になったら晴れてきた。
あと1時間早ければ良かったのに・・・
三陸鉄道リアス線（田野畑 15:03-15:49 宮古）
ツアーの終了後、私は彼らの車で田野畑駅まで送ってもらうことができた。
往路で使った田野畑村観光タクシーだと、ツアーの終了時間によっては、微妙に使いづらく、次の便まで何かをして過ごさないといけないからだ。
そういった意味でも夏場ならビーチにいたら？となるわけだ。
旅は道連れ～Sさんと列車の中での出会い（宮古 16:13-16:50 陸中山田）
いよいよ三陸鉄道の旅も終わり、宮古から陸中山田への移動を残すだけとなった。
この列車は二両編成だったのだが、4人掛けのボックスシートで一人で座っている人がいたので、私も相席させてもらった。
そこでご一緒したSさんが何と、私と同じホテルに泊まると知って、私はこんなことがあるんだな～と驚いた。
うみねこ温泉 湯らっくす
うみねこ温泉 湯らっくす、ここが私とSさんが泊まるホテルで、ここは陸中山田駅の近く、周囲には飲食店が軒を並べているエリアだ。
食事の前に温泉大浴場へ行こうと、部屋に荷物を置いて、出かけることにした。
チェックインのときに知ったところ、彼が二食付きプラン、私は朝食のみのプランだったので、食事はご一緒することができなかったが、夕食後にどこかに行こうということになった。
居酒屋・寿司ささき
ホテルでもらったグルメリストによれば、日曜日は休業しているところがチラホラあるのだが、私が行った居酒屋・寿司ささきは、ホテルの近くにあって、しかも評判がいいところの一つだった。
私が店内に入ると、さっそく座敷に案内されて、次のお客さんが来たら、それで満席という人気ぶりだった。
夕食後に、Sさんと二次会に行こうと約しているので、あまり満腹にならないように鮨を頼んでおいた。
この店の人気ぶりは、私が頼んだ鮨を口に入れたとき、おおお～と思ったことでもわかろうもの、なんだかんだ言っても、今回の旅行はツイテいるんだなと思えた一瞬だった。
スナック ポラリス
スナックポラリス、ここもホテルの近くにあった飲み屋だ。
ここでご一緒したSさんは、宮古から陸中山田へ来る列車の中で同席した方で、上述したように双方が同じホテルに泊まるという偶然から、夕食後にどこかへ行きましょうとなったわけだ。
彼は新潟在住の方で、私と同じように大人の休日倶楽部パスを利用して東北旅行を続けているそうだ。
私は明日（26日）、帰京するのだが、彼はさらに北上すると言っていた。
この日は、列車の中からの出会いから飲み屋にまで行ってしまったのだが、この先も機会があればご一緒できるかなと思う。
まあ、そういった出会いも旅の醍醐味と言えるかもしれないね。
2023年6月 大人の休日倶楽部パスの旅のトピックス
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