去る4月27日は、「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の公開実況中継の日だった。
この日の私は週3回の通院透析に当たっていたのだが、早めに自宅を出て、クリニックの中で実況中継を聞きながらトレードすることにした。
居合抜き1分トレード
公開実況中継のときは、川合さんが「居合抜き1分トレード」については触れないので、いつも通り、自分の才覚でトレードすることになる。
4月27日は、26日の日経平均先物夜間取引の終値が、28,310円と前日比100円安と、マイナスで終わったのに対し、26日の米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,301.87ドルと25日の終値に比べて228.96ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,854.35ポイントと25日の終値に比べて55.19ポイント高となり、日本市場は下落が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
日本ペイントHD~逆行気味の流れに成行決済
日本ペイントHD(コード:4612)は、2023年4月10日の常設銘柄入れ替えで「居合抜きツール」の常設候補となった銘柄だ。
この日は売りで行けるような感じだったのだが、寄り付き(1,206円)から逆行してしまい、反落するも同値近辺から下がることがなかったため、再上昇した時点で成行決済をして手仕舞った。
KOA~買いで瞬殺1%利確
KOA(コード:6999)は、4月25日に発表された決算が「KOA、今期経常は33%減益へ」ということで、26日は年初来安値を更新することになったのが、27日は一転、寄り付き前の気配は買いが優勢となった。
そこで、私は売られ過ぎの買戻しが入ることを期待して、買建をすることにし、わずか数秒で1%利確することに成功した。
結果的に、これこそ「居合抜き1分トレード」の醍醐味と言えるようなチャートの動きだった。
新興市場株のトレード~グッドパッチの空売り成功
12日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから10時頃までは上昇トレンドだったため、どちらかというと「急騰傍受ツール(買い推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
9時25分に「トルネード1%ツール(空売り推奨)」でシグナルが出たグッドパッチ(コード:7351)は、実況中継中に川合さんが言及した銘柄だった。
この時点での株価は855円、前日出来高比は2.22倍、前日5MA比が10.1%と、空売りを仕掛けるには理想的だった。
そこで、私も自分の基準に照らして、売りで行けそうだと思ったので、空売りを仕掛けることにした。
結果は、売建価格875円に対して、決済価格は857円、わずか10分程度で2%の利益を稼ぐことができ、この日のポジションをすべて閉じた。
最後に
最後になるが、川合式デイトレード(トリプルメソッド)に興味を持たれた方は、是非とも無料メールマガジンに登録して情報収集されるといいと思う。
門下生(有料会員)限定の実況中継とは別に、この日のような公開実況中継も月に1回か2回行われているようなので、そうした情報も得ることができるし、川合式デイトレード(トリプルメソッド)の優位性も理解できるようになるだろう。
それと、株式トレーダー川合一啓 公式YouTubeのチャンネル登録をしておくと、楽天証券のマーケットスピード2の使い方や、寄り付き前の注目銘柄(新興市場株)の解説などもされているので、お役に立てるのではないだろうか。
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