令和4年分確定申告終了~意外に売れていたeBayにびっくり

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保土ヶ谷税務署

先日、e-Taxを使った2022年(令和4年)分の確定申告が終わった。

私は、2019年12月10日に負傷事故で4か月もの入院を余儀なくされたのだが、このときはコロナ対応によって申告期限が延長されたことで、「4月からサラリーマンでなくなった!どうする健康保険、年金」でも書いたように、2019年(令和元年)分の確定申告は随時提出可能ということになった。

その後、2020年(令和2年)分のときは「令和2年分(2020年分)の確定申告は早々に終了」、2021年(令和3年)分のときは「史上最速の確定申告、海外療養費と海外旅行傷害保険の請求完了」という感じになったのだが、今年も何だかんだで2月中に申告が終わったのでホッとしている。

ノートパソコンとタブレット

さて、今年の申告に関しては、手間暇としては、Freeeで入力した個人事業主としてのe-Tax用データファイルを完成させてしまえば、海外口座で得た配当所得を計算する以外にほとんどやることがなかった。

何しろ、昨年は、完全にサラリーマンでなくなったので、給与所得もなければ、2021年7月以降は「身体障害者手帳更新&重度障害者医療証で医療費はタダに」ということで、医療費控除の計算をする必要がない。(通院の交通費で年間10万円はさすがに超えない。)

負傷事故で入院した翌年の2021年1月10日付で書いた「保険があって良かった~2020年の医療費自己負担100万円なり」というのは、私の生涯において卒倒のレベルだったが、今や人工透析患者となったために、医療費がタダになっているのは不幸中の幸いというべきなのか。

そして、今や楽天証券から提供される年間取引報告書は、XMLファイルで電子交付されたため、それを確定申告書にアップロードするだけで済んでしまうし、生命保険料控除証明書も電子交付だ。

ハローキティポーチ(Hello Kitty Pouch)と千代紙(Chiyogami)

唯一面倒だったのはeBayでの売上の計算で、入金があった時点の為替レートで円換算して申告しないといけないので、みずほ銀行の外国為替公示相場ヒストリカルデータを使って計算する。

そこで思ったのが、昨年は1ドル150円を超える円安になったことで、税務上の利益が思ったよりも大きくなったのと、商品も意外に売れたんだなというのが実感だった。

何しろ、いつ入院騒ぎになるかわからない健康状態、海外での腎移植の望みもあったことで、「一足早く年金生活者へ~副業やるならネット一択」と書いておきながら、eBayに関しては、いつTime Away設定をしないといけない状態になるかわからなかったので、仕入れが全くできておらず、在庫処分の状況でしかなかったからだ。

それでも意外に売れていた。
もしかすると、真面目にやれば、本業にできるのではと本気で思うくらいに・・・

こういったプラットフォームを使った転売の第一歩として、不用品を処分することから始めればいい。
例え、副業が法律で禁止されている公務員でさえ、不用品をインターネットで処分することは可能だ。
将来的にヤフオクやメルカリを使った転売などと考えている人はその準備ができるだろう。
逆に言うと、そういった考え方ができないと、第二の人生の第一歩は踏み出せないのだ。

タブレットを持つビジネスマン

世間では副業解禁の流れが定着しているが、私は2019年に「副業は人生100年時代のセーフティネットだ」という書籍を轟源次郎というペンネームで出している。

そこでは書いていないが、今や、副業は自分の可能性を見出すためのツールと言うことができよう。
何が幸いするかわからない。

2001年12月に、私が旅行記を書き始めてしばらくした頃、ウェブサイトに広告を貼らせてくれというオファーが来た。
それも複数社からだ。

もちろん報酬も提供され、私はそのオファーを受け入れた。
厳密に言えば、当時は現役サラリーマンだった私の副業規制にかかったかもしれないが、今となっては私に文才があるのかなと思えた一瞬だった。
そう、これが自分の可能性の発見というものだ。

そして、私がクラウドワークスに登録してしばらくたった頃、本を出さないかというオファーが来た。
もちろん、無名の私に多額の報酬が提示されるわけがないが、私の可能性が花開いたと思えたのだ。
このときのコラムが「ペンネーム『轟源次郎』、いよいよ念願の作家デビュー」というもので、当時の私は嬉しさで舞い上がっていたものだ。

自分の可能性はどんなところに転がっているかわからない。
それを見出すのが副業の第一歩、できるだけお金をかけないところから始めるといいだろう。
私に言わせれば、「中高年公務員の処遇を議論するより副業規制を緩和せよ」、もう10年前に書いたコラムなんだけどね。

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