サフィール踊り子で行く伊東温泉日帰り旅行

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伊東駅

去る4月27日は、天気予報が雨の上に強風ということだったので、自宅に一日引きこもるつもりでいた。
ところが、しばらく様子見を決めこんだところ、予報が外れたようなので、近場へ出かける準備をして相鉄線に乗り込んだ。

横浜へ行く途中で、さてどこへ行こうと思ったとき、フト思ったのが、2021年11月の三島旅行「三嶋大社で病気平癒の祈願」で乗り損ねた「サフィール踊り子」に乗ろうと思ったことだった。
しかし、人気の列車で当日の空席があるだろうか、なければ、ほかのところへ行けばいいだけのことだった。

特急「サフィール踊り子1号」~伊豆急下田行き

横浜駅

私が横浜駅に到着したとき、特急「サフィール踊り子1号」(横浜発11時24分)の出発は間近に迫っていた。
みどりの窓口の混雑ぶりを見る限り、いつものように、身体障害者割引の利く距離(横浜からなら伊豆熱川か富士)まで乗車券を買うという策を弄する時間は残されていなかった。

JRのチケット

そもそも特急の指定券が取れなければ、そんなことをしても意味がないので、自販機で空席を確認すると、いくつかの空席が見つかったので、乗車券と合わせて、そのまま特急券を購入することにした。

横浜駅

行先は伊東、せっかく行ったのだから、ホテルの日帰り湯でも楽しもうと思った。
乗り鉄を楽しみたいなら伊豆急下田まで行っても良かったのだが、あまり無目的に遠くまで行ってしまうと帰ってくるのが面倒になるのと、下田はきちんと下調べをしてから行きたかったからだ。

特急サフィール踊り子1号

私の取った指定席は、プレミアムグリーンと名付けられた先頭車両の席だった。
名前からすると、普通のグリーン車の上を行くのだろうから、どんな席なのかと期待してみた。

特急サフィール踊り子1号-1号車(プレミアムグリーン車)

乗り心地は飛行機のビジネスクラスのような感じと言えばいいだろうか。

2号車と3号車はグリーン個室なのだが、空席はそこにもあった。
家族や友人同士で使うようになっているのだが、そこでは誰もマスクなどしていない。

解放空間の1号車は全員がマスクしていたのに対し、グループ個室の方が余程「密」なのにと思うが、日本人のマスク着用の基準はそこではないのだろう。
要は、屋外でマスクをするのと同じ、ソトは穢れし世界というのが、多くの日本人の価値観なのだ。

特急サフィール踊り子1号-4号車(カフェテリア)

せっかくなので、4号車のカフェテリアも行ってみることにした。

そこでは食事の予約をしていない場合は、自席へ持ち帰ってくれということなので、カフェテリアのテーブル席に座った写真だけ撮ってもらって退散した。
さすがに伊東までの区間でランチを取る余裕がなかったからだ。

伊東の日帰り湯~かめや楽寛

かめや楽寛

伊東に着いたのは12時36分、観光案内所で「伊東の日帰り入浴施設一覧」をもらうと、ほとんどの施設が午後2時にならないと、入場できないことがわかった。

そう言えば7年前(2015年8月)の「スーパービュー踊り子&富士川ラフティングの旅」で伊東に立ち寄ったときも同じだったことを思い出す。
このときは、午前中から営業していた伊東マリンタウン・シーサイドスパへ行ったのだが、今回はランチを取ってから考えようと思った。

かめや楽寛

ランチを挟んで行ったのは、かめや楽寛というホテルがやっている日帰り湯(1,000円)だった。
ここも日帰り湯の営業は午後2時からだったのだが、清掃が早く終わったとのことで、早めに入場させてもらえた。

今後、伊東へ来るときは、神社めぐりを挟むか、午後2時の日帰り湯の開始に間に合わせるように来ないと、ヒマを持て余してしまうなと感じた。

そして、温泉でゆっくりした私は、急遽連絡した友人のChipさんとの待ち合わせに間に合わせるべく伊東駅へと向かった。

伊東から熱海へ

伊東駅

伊東から横浜までは92.7㎞なので、もう少し先(川崎:103.3㎞)までの乗車券を買えば、身体障害者割引が利く。
しかしながら、これだと大都市近郊区間のみの利用となって、途中下車ができない。

もっとも、つい最近使った「JRの一筆書きで行く川越へのエクスカーション」でやったように、新幹線区間(熱海から小田原)を挟めば、これをクリアできるのだが、電車の出発まで時間がなかったので、普通にSuicaをタッチして入場することにした。

Chipさんと懇親会@和食処 こばやし

和食処 こばやし

2021年11月の三島旅行「三嶋大社で病気平癒の祈願」以来、約5か月ぶりの再会となった、Chipさんとの会合は、熱海駅にほど近い「和食処 こばやし」で行った。

和食処 こばやし

午後4時半という時間が中途半端(ランチタイムは終わり、夕方の営業が始まる前)なので、意外にやっている店がない。
おまけに、水曜日は飲食店などの定休日になっているところもあった。

和食処 こばやし

夕食には早すぎるので軽く食べるだけにした私たち、まあ、お互いの近況報告などを兼ねて、楽しいお話会になった。
今回も私はビールを少し飲んだだけだが、海外腎移植で健康を取り戻した暁には盛大に乾杯したいものだと思う。

和食処 こばやし

熱海から帰京

熱海駅

熱海からの帰路は東海道本線の普通列車に乗っていくことにした。
特急「踊り子」はもう終わっているので、それしか選択肢がないのだが、せめて快速列車でも欲しかったと思う。

かつて、熱海始発の快速「アクティ」という列車があったように思うが、1年以上前(2021年3月13日)になくなっていたようだ。(2020年12月20日 Tracy-東海道線・宇都宮線・高崎線、通勤快速廃止 快速アクティーは平日夜間のみに
今では小田原発着の湘南新宿ラインの快速列車が残るのみ、節約派の旅路には厳しい世相である。

せっかくグリーン車を奮発しても、ビールを飲むわけでもないし、横浜で通勤ラッシュに巻き込まれるなら、別のルートで帰ることにしよう。

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