BEENOSの空売りでGW前のトレードは快勝

この記事は約5分で読めます。

腰越海岸

去る4月28日は、「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の門下生を対象に行われるの実況中継の日だった。

そう、この日も私は週3回の通院透析にあたっていたので、川合さんが盛んに「モイ(2022年4月27日上場のIPO銘柄~コード:5031)強いですね!」と言っているのを聞きながら自宅を後にせざるを得なかった。

為替相場は3月、4月と円安ドル高の傾向が続き、ついに28日のNHK News WEBでは「円相場 1ドル130円台後半まで急落 20年ぶりの円安水準更新」と報じられたが、これが日本市場の活況につながっているとは言い難い。
もう、円安になったから日本株が上がるというかつての循環ではないだろうなと思う。

居合抜き1分トレード

2022年4月28日 日経平均株価のチャート

4月28日は、27日の日経平均先物夜間取引の終値が、26,480円と前日比90円高と、プラスで終わったのに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,301.93ドルと26日の終値に比べて61.75ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、12,488.93ポイントと26日の終値に比べて、マイナスとはいえ、ほぼ横ばいの1.81ポイント安であり、日本市場は上昇が期待できる様相となった。

2022年4月28日 デイトレードの結果

「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

ルネサスエレクトロニクス~瞬殺で1%利確

2022年4月28日 ルネサスエレクトロニクス(6723)のチャート

私が28日のトレード候補に選んだのは、「居合抜きツール」の常設銘柄であるルネサスエレクトロニクス(コード:6723)、27日発表の決算が「ルネサス、1-3月期(1Q)最終は4.4倍増益で着地、未定だった上期配当は無配継続」と良好だったこともあって、寄り付きが9時6分と遅かったものの、注文を取り消さずに待つことにした。

結果は、日本市場の地合いの良さも相俟って、数分で危なげなく1%利確、500株を買建したので、これだけでこの日の目標額を達成できたようなものだった。

太陽誘電~手堅く0.5%利確

2022年4月28日 太陽誘電(6976)のチャート

「居合抜き1分トレード」の二銘柄目は、これまた、「居合抜きツール」の常設銘柄の一つである太陽誘電(コード:6976)だった。

28日のトレード候補は、これだ!と言える銘柄が少ない中でも、形状が比較的良かったのが、この銘柄なのだが、寄り付きからしばらくは思ったより上昇しなかった。
下落しなかったので、様子見を決め込んでいたのだが、ルネサスエレクトロニクス(コード:6723)が快勝だったので、こちらは0.5%ラインに利確水準を落として決済した。

結果論から言えば、前場をずっと持っていれば1%利確(9時10分の5,100円は約定しなかった)だったのだが、今回はこれで良しとしたい。

BEENOSの空売り(デイトレード)は美味しい蜜の味

2022年4月28日 BEENOS(3328)のチャート

BEENOS(コード:3328)は、4月の最終週は連日「居合抜きツール」の候補銘柄に挙がっていた。
それでも私が寄り付きでトライしなかったのは、売り買いともに確信が持てなかったからだ。

27日は途中まで売り形状を呈していたが、最後に気配値が切り上がって、そのまま寄り付きから2%超の上昇(逆行高)を見せた後、ダムが決壊するように崩落した。
そして、28日も実況中継のチャットで「居合抜きで取れた(利確した)」という報告を上げていた人がいたので、へえ~どれどれと見たら、27日同様に寄り付き後の上昇の後で崩落が始まっていた。

この銘柄の日足は下落トレンドなので、日本市場の地合いの良さとは関係なしに空売りを繰り返した。
若干、危ない局面もあったものの、27日同様に面白いように利確が続いた。
後場はさすがに1,800円を割ることはなかったが、3戦3勝で28日のトレードを終えることができた。

モイ~尻馬に乗ってもダメだったIPO銘柄のトレード

2022年4月28日 東証マザーズ指数のチャート

東証マザーズ指数が昨年の12月以降、下落トレンド入りして、早半年になろうとしている。
川合式の主力たる新興市場株のトレードは、株価の上昇局面が見られなければ、シグナルの出方も低調になるし、そもそもいちにち信用でも空売りできない新興市場株が多くなってきている。

それゆえ、ここ数か月の私は、途中参戦(デイトレード)をするにしても、新興市場株よりは「居合抜きツール」(東証プライム市場銘柄)で次点候補になったものから選ぶようにしている。

その典型例が、4月1日付の「透析病院で年度末のデイトレード」で書いたアドバンテスト(コード:6857)と、日本郵船(コード:9101)であり、今回のBEENOS(コード:3328)だ。

2022年4月28日 モイ(5031)のチャート

その中で異彩を誇っているのがIPO銘柄、28日の急騰傍受ツールでシグナルが出たわけではないが(システム設計上出ないと思う)、川合さんが盛んに「モイ(2022年4月27日上場のIPO銘柄~コード:5031)強いですね!」と言っていたので、おっとり刀でトレードしてみることにした。

建値は1,235円、ちょうど調整局面にぶち当たってしまったのだろうか。
株価の上昇を見て、損切ラインをマイナス2%から1%に縮めたところで、タッチしてしまい決済されてしまった。
私はてっきり、おお利確が早いなと思っていたら、逆だったのでショックだった。

とりあえず、大引け前の急上昇を見た感じだと、数日は上昇が期待できそうなので、5月2日の寄り付き後の動きが楽しみである。

最後に

江ノ島電鉄 腰越~鎌倉高校前間

最後になるが、スクール生のブログを紹介して終わりにしようと思う。
また、川合式デイトレード(トリプルメソッド)に興味を持たれた方は、是非とも無料メールマガジンに登録して情報収集されるといいと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました