三嶋大社で病気平癒の祈願

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三嶋大社

11月3日の祝日、首都圏から静岡へ引っ越したメンバーと三島でオフ会をすることになった。
この企画は、当初は8月下旬にやる予定だったのが、伸び伸びになって、11月になって、ようやく実施の運びになった。

そして、昼間の観光をどうするかということになったとき、私は病気平癒の祈願をしたいと思い、伊豆随一のパワースポットと呼ばれる三嶋大社へ行くことにした。

身体障害者乗り鉄の技~JRは片道100km超の乗車券を買うべし

JRチケット

私がJRの身体障害者割引を使って乗車券を買うのはこれが初めてだった。
2021年2月4日付の「負傷事故から1年~身体障害者手帳を取得しました」のときに、乗り鉄の技について克明に調べたのが生きたわけだ。

横浜から三島へ単純に往復すると、片道91.9kmになって、ギリギリで身体障害者割引の適用外になるため、乗り鉄のテクニックを使い、伊豆長岡(103.3km)までの乗車券を購入することにした。
そうすると、身体障害者割引が適用になって、むしろ安く旅行できる算段になるのだ。

JR横浜駅

それほど急ぐ旅ではないので、横浜からは特急「踊り子3号」に乗って三島へ行く。
せっかく海側(A席)を予約したのに、途中で寝込んでしまったら、いつの間にか熱海に着いていた。
もったいないなーと思いつつ、三島に到着したのは10時38分、横浜から1時間15分の旅路であった。

柿田川公園

柿田川公園

今回のオフ会のメンバーの一人、Chipさんと合流した私は、柿田川公園へ向かう。

水の町と言われる三島は、清流が流れるところが随所に見られる。
昨年9月にここへ来た時は(三島へのエクスカーション&小田原でステイケーション)、それを目的の一つとしていたのだが、今回はChipさんにお任せで町を散策することにした。

ただ、腎疾患を患うと、2日の間隔を空けて旅行するのが精一杯になるのだが、前日の「体幹・脊柱の機能の障害を理由にした障害年金請求への道」と合わせて、連日の街歩きとなると、疲れ方が半端ではない。

この日の移動はもっぱらタクシーにしたのだが、車を降りた後の階段の上り下りも昨年とは違って、かなり疲労感が増している。
季節外れの好天の中、本来なら水辺の楽しい散策も、疲労感を感じただけで終わってしまったのが残念だ。

ランチタイム@キッチンかわせみ

キッチン かわせみ

昼食は、柿田川公園の中にあるキッチンかわせみで取ることになった。
最初は、古民家のレストランへ行く予定だったようだが、人気があるらしく、祝日ということもあって、相当に待たなければならなかったからだ。

キッチン かわせみ

私が注文したのはヘルシーなとうふステーキ定食(850円)、この日のように暑い日は、ビールを飲みながら食事をしたいところだが、昼間にそれをやると、疲れが倍加するだけでなく、体調にも異変が生じることがあるので、ひたすら我慢である。(苦笑)

さすがに、透析生活が足掛け半年になると、禁酒の状態が普通になるので、苦にならなくなってはいるがね。

三嶋大社

三嶋大社

この日のメインイベントは三嶋大社での病気平癒の祈願だ。
ここで、オフ会のメンバーも勢揃い、皆で祈祷の場に行くことになった。

三嶋大社

首都圏で病気平癒の祈願をするなら、大崎鎮守 居木神社が良さそうな感じがしたが、三島に行くならということで、選んだのが伊豆随一のパワースポットと呼ばれる三嶋大社だ。

三嶋大社

私は基本的に祈祷をあまりすることはないのだが、さすがに今回は神頼み!
すべてが首尾よくいくことを祈っておいた。
5千円で願いが叶うかな~

三嶋大社

最後は、神鹿園(しんろくえん)で鹿に餌やり、これで何かご利益が増すといいのだが・・・

三嶋大社

ホテル昭明館

ホテル昭明館

私が今回の旅行にあたって取ったホテルは、三島駅に程近い昭明館というところだ。

大浴場があって夜も寛げることもあるが、泊まってみると部屋は広く、漫画本コーナーもあり、なかなか良い感じだった。

ホテル昭明館

今ではひと頃の人気はないようだが、「鬼滅の刃」も全巻揃っている。
部屋に持って帰ってみれば、相当の時間を潰すことができるだろう。

ただ一つ残念なのは、漫画本コーナーにあるパソコンが閲覧しかできないことかな。

日本料理 寿司・うなぎ処 京丸

寿司・うなぎ処 京丸

そして、この日のオフ会は、三島駅隣接の富士山三島東急ホテルに程近い京丸という和食屋で行われた。

開始は、私が観光で疲れ果てているのを見越して18時を17時にしてくれた。
おそらく18時開始のままだったら、風呂から上がった後で、ホテルの部屋で寝込んでいただろう。

寿司・うなぎ処 京丸

通院透析が始まってから、短期旅行としては、神戸や札幌にも行ったが、これほどの疲れはなかった。
やはり、10月いっぱいだったとはいえ、勤めと合わせて透析をやっていたことが大きいかもしれない。

寿司・うなぎ処 京丸

メンバーは、2018年1月のタイ旅行の際、バンコクオフでご一緒したChipさんと兼松さん、そして、Chipさんのお友達の山田さんの4名である。

私と兼松さんの思い出は、どちらかというと、2018年9月のアジア4か国(タイ・ブータン・マレーシア・インドネシア)旅行の道中、ジャカルタのホテルの冷水プールなのだが、ここからでも3年を経過した。

まさに、光陰矢の如しとはこのことか。

寿司・うなぎ処 京丸

最後の締めは「うなぎの押寿司」(税込3,938円)、1人2巻ずつあるので、ちょうど良かったと思う。

腎臓を病むと、お酒というか水分の摂取量を気にしないといけないので、暑い日はそれがキツイ。
酒宴もあまり楽しめなくなるというのは事実かもしれないな。

幻のサフィール踊り子

JRチケット

当初の予定では、帰り(11月4日)のチケットは、三島から新幹線を使って帰ることになっていた。
言うまでもなく、4日の定時出勤に間に合わせるためだった。

ところが、10月末で離職したことで、急遽予定が空いたため、下田を回って、そこから「サフィール踊り子」に乗って帰るプランを作った。
いずれにせよ、透析はこの日の夜で変更なしだったのだが、あまりにも強行軍日程だった。

JR三島駅

すでに3日には相当に疲れがあった私は、4日の朝になると歩くのも億劫になるほどだった。
もはや、下田を回る体力などなく、一刻も早く帰京して透析を受けないと、倒れてしまいそうだった。

ホームに入線してきた列車は、珍しく三島から横浜へ直行できるものだったため、グリーン車を奮発して列車に乗り込んだ。

JR三島駅

ぐったりとして椅子に座っていると、グリーン車のアテンダントが頻繁に行き来する。
平塚に近づいて、完全に通勤時間帯に突っ込むと、ガラガラの車両でもマスクを付けろと言ってきて、なかなかにウザイ。

そうか4日は平日、私もつい最近までそうだった。
大日本ガマン帝国の偉大なる臣民たち」の移動が始まったのだ。

私の頭の中は真っ白になり、呼吸をしているのもやっとの状態で、夢遊病者のように列車を乗り換えた。
通勤ラッシュに巻き込まれながら、私は「命の119番〜7月下旬に肺炎で1週間の再入院」の悪夢を思い出していた。

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