透析病院で年度末のデイトレード

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熱海駅

令和3年度(2021年度)も昨日で終わり、新年度に突入した今日、足掛け2年に及ぶコロナ禍がいつ収束するのかと思うのだが、日本政府が収めようという意思を持たないため、これがずっとダラダラと続くのかと思うとうんざりである。

私は年初に「一足早く年金生活者へ~副業やるならネット一択」と決意したこともあって、川合式デイトレードとeBayを使った輸出転売に注力することにしたので、とりあえず今日は、年度末の締めのトレードのことを書いてみたい。

居合抜き1分トレード

2022年3月31日 日経平均株価のチャート

3月31日は、30日の日経平均先物夜間取引の終値が、27,790円と前日比210円安と、マイナスで終わったのに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、35,228.81ドルと29日の終値に比べて65.38ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、14,442.27ポイントと29日の終値に比べて177.37ポイント安となり、日本市場も厳しい展開が予想された。

2022年3月31日 デイトレードの結果

「居合抜き1分トレード」というのは、2022年1月2日付で掲載した「東証1部、出来高100万株銘柄激減で2022年相場は大丈夫か」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証1部銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

太陽誘電~危なげなく1%利確

2022年3月31日 太陽誘電(6976)のチャート

私が31日の「居合抜き1分トレード」の売り候補に挙げたのは、「居合抜きツール」の常設銘柄の一つである太陽誘電(コード:6976)だった。

この銘柄は私とは比較的相性が良く、勝たせてもらうことが多いのだが、この日は寄り付き(5,560円)から一呼吸遅れて発注したことが幸いして、5分ほどで首尾よく1%利確、結果的に決済価格となった5,520円は、この日の最安値近辺であった。

まあ、運も実力のうちであろうか。(笑)

マツダ~遅すぎた損切の決断

2022年3月31日 マツダ(7261)のチャート

マツダ(コード:7261)は31日の「居合抜きツール」でほぼ理想的な売り候補の一つだった。
それゆえに、500株を勝負したわけだが、結果的には寄り付きが遅かった分、逆行してしまったようだ。

ただ、売建の場合は、寄り付き直後に1%程度上昇することはよくあることで、まして、1,000円を切った低位株の場合はなおさらなので、反転下落することを期待していたが、マイナス2%(904円)の損切ラインに達して決済された。

結果的には、その後も上昇を続けたので損切は正解だったのだが、もう少し早く決断しても良かったと思う。
やはり、川合式の定石である9時2分30秒ルールで発注を取り消すべきだったか。

透析病院で日本郵船をデイトレード

2022年3月31日 日本郵船(9101)のチャート

10時半過ぎから日経平均株価が下落したのに対し、意外にも頑強だったのが日本郵船(コード:9101)だった。
この銘柄は日経225の構成銘柄の一つなので、連動して動くことが多いのだが、この日はなぜか逆行高を演じていた。

日足が下落傾向にあったのに加え、前日(3月30日)には「郵船—大幅反落、配当権利落ちで処分売りが優勢に」ということらしかったが、29日比950円安の激下げに見舞われたため、31日の上げが意外だったのだが、前場引け前に「大手海運が物色人気に、配当権利落ちの売り一巡でファンダメンタルズ評価の買いが再流入」と出たので、それが上げの原因なのだろう。

寄り付きからの上昇を見た私は、マツダ(コード:7261)が損切決済されてのを見て、さっそく買い参戦、首尾よく利確(約1%)することができた。
その直後に調子に乗って再参戦したところは下落に見舞われたものの(損切)、その後は落ち着いて買い参戦して、トータルで満足できる結果となった。

反省点があるとすれば、利を伸ばせるところでは1%決済せず、逆指値付通常注文(ダブル指値を)を調整しながらやれば良かったと思うのだが、日本郵船(コード:9101)って東証1部の値嵩株にしては値動きが新興市場株のように激しいからね。

最後に

慈光寺

川合式デイトレードは「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」でも紹介されているように、急騰傍受ツール(買い推奨)とマザーズ1%ツール(空売り推奨)を使った新興市場株のトレードがメインなのだが、新興市場株をトレードするときのデメリットは、空売りできない銘柄が多いということだ。

もっとも、楽天証券のいちにち信用を使うことによって、空売りできる新興市場の銘柄は増えるのだが、最近の私は、アドバンテスト(コード:6857)と、上述した日本郵船(コード:9101)を中心に、途中参戦も交えてトレードすることにしている。

それがある程度成功しているので、新年度もこの方針でしばらくいってみようと思う。
そう言えば、昨年の4月1日のコラムは「新天地へ初出勤~時差出勤OKで川合式デイトレも可能に」だった。
このときは、まさか私が難病を患って透析人生を送ることになるとは夢にも思わなかったよな~

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