年度初めの川合式デイトレード

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隅田川の桜と屋形船ランチ

2023年4月3日、いよいよ新年度の相場が始まる。
この日が出勤初日というフレッシュマンも多いだろうが、私がそんな気持ちを持ったのは遠い昔のことになってしまった。
今では老後に突入する方がはるかに近くなってしまったからね。

居合抜き1分トレード

2023年4月3日 日経平均株価のチャート

4月3日は、3月31日の日経平均先物夜間取引の終値が、28,230円と前日比140円高と、プラスで終わったのに加え、米国市場も、3月31日のNYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,274.15ドルと30日の終値に比べて415.12ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、12,221.91ポイントと30日の終値に比べて208.44ポイント高となり、日本市場も大きく上がる展開が予想された。

2023年4月3日 デイトレードの結果

「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

大阪チタニウムテクノロジーズ~余裕の1%利確

2023年4月3日 大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)のチャート

大阪チタニウムテクノロジーズ(コード:5726)は、川合さんの「居合抜きツール」ではお馴染みの銘柄だ。

4月3日のように爆上げが期待される地合いだと、出来高も多く、株価の価格帯の割には動きが軽い大阪チタは絶好の狙い目になる。
結果は、寄り付きから若干下がったものの、その後は一気に上昇軌道に乗って1%利確となった。

ルネサスエレクトロニクス~逆行して損切

2023年4月3日 ルネサスエレクトロニクス(6723)のチャート

「居合抜きツール」の常設銘柄の一つであるルネサスエレクトロニクス(コード:6723)もツールの形状はいい感じだった。

ところが、寄り付き(1,920円)から逆行してマイナス圏に沈み、同値撤退のチャンスはあったものの、結果的に損切の憂き目にあってしまった。
やはり、同値に復帰して、プラス圏にいかなかった段階で成行売りをかけるべきだと思った。

新興市場株のトレード

2023年4月3日 東証マザーズ指数のチャート

4月3日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから上昇トレンドだったので、どちらかというと「急騰傍受ツール(買い推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。

新興市場銘柄トレード適格基準 前日出来高比 前日5MA差異 日足形状
急騰傍受ツール(買い推奨) 10倍以上 概ね6%以内 上昇基調であること
トルネード1%ツール(空売り推奨) 概ね7倍以内 10%以上 特に問わない

フリー~手堅く1%利確

2023年4月3日 急騰傍受ツール(買い推奨)

私がフリー(コード:4478)をトレードしたのは、前場の遅い時間帯だった。
10時52分に「急騰傍受ツール(買い推奨)」でシグナルが出たとき、株価は3,610円、前日出来高比が5.02倍、前日5MA比が4.2%と、スルーしても良かった感じだった。

2023年4月3日 フリー(4478)のチャート

ところが、チャートを見ると見事な上昇トレンド、これなら1%は取れると踏んだ私は、買いトレードを行い、首尾よく利確に成功した。

ギックス~同値撤退で撤収

2023年4月3日 急騰傍受ツール(買い推奨)

9時49分に「急騰傍受ツール(買い推奨)」でギックス(コード:9219)に関してシグナルが出たとき、株価は2,546円(9時44分のときに比べて上昇)、前日出来高比が6.56倍、前日5MA比が7.6%となっていた。

私は、シグナルが相次いで出たことに加え、株価が上昇トレンドであったことで買いを入れた。

2023年4月3日 ギックス(9219)のチャート

しかしながら、私が買いを入れた後の動きは鈍く、しびれを切らした私は、同値に戻したときに撤退することを決めた。
後場まで持っていれば良かったとも言えるチャートだが、これだけは結果論だからね。

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