今から3週間前、私が病気平癒のお守りを入手するために、大崎鎮守居木神社に行ってきたとき、まさか、このような展開になるとは夢にも思わなかった。
確かに、このとき引いた金運みくじにはこう書いてあった。
金運向上指南 其の参:旅行に出て気分転換を図るべし。
しかし、このときすでに海外腎移植の旅路へつくことが決定していた私は、気分転換というより、人生を賭けた大事業に臨む気分だった。
それゆえの病気平癒のお守り入手であり、金運みくじを引いたのは言ってみれば興味の世界だった。
12月3日、私は川合式デイトレード(トリプルメソッド)の「居合抜き1分トレード」を実施した結果、わずか5分程で全トレード銘柄について1%利確、つまり完勝を収めた。
このようなことは、11月18日以降の海外でのトレードでは珍しいことではなく、30日のコラムでは「絶好調の海外デイトレード、早起きも苦にならず」と書いたほどだった。
私が海外でやっている「居合抜き1分トレード」というのは、2021年5月29日付で掲載した「川合式居合抜き1分トレード、ツールなしの新しい手法の勝算は」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証1部銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
3日の寄り付き前の地合いは、日経平均先物価格がプラス圏で推移するなど、良好なことに加え、この日は特に、交通・旅行系の銘柄に、買いでいけそうな勢いがあった。
11月30日付のロイターでは「オミクロン株、航空業界の回復に打撃 1年ずれ込むとの見方も」との報道もあったが、いずれにせよ、3日は日本航空(コード:9201)と、エイチ・アイ・エス(コード:9603)で勝負した結果、双方とも難なく1%利確という結果を得た。
この日のトレード銘柄、特にエイチ・アイ・エス(コード:9603)は、日足を見れば、買建では簡単に勝てそうな銘柄ではないのだが、「居合抜き1分トレード」であるがゆえに、勝負にいけたと言ってもいいだろう。
最後になるが、20年来の投資系の友人のIさんが、私の海外療養の旅路を知ったとして、素敵なプレゼントを贈ってくれた。
まさに大金運、感謝の言葉もありません。
それにしても思う。
私とIさんは20年来の友人とはいえ、元々はインターネットを介した知り合いだった。
それがこうした仲を育んでいるということは、今やSNSなどを介した付き合いもバカにはできないのだ。
世間ではインターネットの功罪がいろいろ書かれているが、私の個人的な感想を言わせてもらえれば、インターネットは私に様々な可能性を生じさせてきたと言える。
そして、Iさんの好意によって、なおさら、私は今回の旅路を成功させなければと強く思うのだった。
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