私は、11月17日から中央アジア諸国への旅路についたのだが、時差ぼけを解消できずに、というか、あえて解消する必要もなく、払暁のトレードに勤しむ日々が続いている。
23日が日本の祝日（勤労感謝の日）だったので、今回のコラムは、24日のトレードのことを書いてみたい。
私が海外でやっている「居合抜き1分トレード」というのは、2021年5月29日付で掲載した「川合式居合抜き1分トレード、ツールなしの新しい手法の勝算は」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証1部銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
11月24日は、22日に引き続き、日経平均先物がマイナス圏になるなど、寄り付き前の地合いが悪かったため、売り目線でトレードした。
候補の一つは、「居合抜き1分トレード」の常連候補であるルネサスエレクトロニクス（コード：6723）、時間の経過とともに成行売りが増え、8時58分の段階で気配値が急激に下がったため、ゴーサインを出したところ、寄り付き直後の反騰はあったものの、数分後には素直に下落トレンド入り、無事に1%利確となった。
この日のトレードのメインは、MS&ADインシュアランスグループHD（コード：8725）、11月19日に発表された決算が「上期経常は58％増益で着地、今期配当を5円増額修正」と、良好だったにもかかわらず、なぜか下落トレンドが継続しているので、この日も素直にそれに乗ることにした。
結果は0.5%利確で終えたが、素直な下落で1%以上の利幅も余裕で狙えた銘柄だった。
結局のところ、海外トレード4日目も「大金運は本物か」が継続となって嬉しい限りであった。
ところで、海外滞在中なのにトレードのことしか話題がないのかと思う人も多いだろうが、実際のところは、療養のための旅路なので、トレードと近隣の散策以外は何もしていないのだ。
今日（28日）は、関係者全員で観光へ行くという話になったが、果たしてどうなるだろうか。
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