第49回衆議院議員総選挙が10月31日に行われるのに先立って、私は、いつものように期日前投票をやってきた。
公示日が10月19日で、投開票まで13日間という異例の超短期決戦のため、9月9日付の「日本は自粛もマスクも緊急事態宣言も永遠にやるのか」で
来たる10月の総選挙では全候補者が「コロナ対策」を声高に言うだろう。
私は、彼らに対し、その中身を尋ねるべく、質問状を作成して送るつもりでいる。
果たして、まともな答えをしてくれる候補者がいるだろうか。
と書いたものの、10月に入ると、私自身の気持ちにその余裕がなくなったため、そのまま見切り発車で投票してきた。
投票の基準は、8月12日付の「横浜市長選の期日前投票をやってきた」で書いたものを実践した。
今年はいずれかの段階で衆議院議員選挙があるわけだが、その候補者の投票基準の一つとして、政治や行政のデジタル化に前向きかというのを私は挙げたい。
すべての主要政党が支援、支援と公約しているが、そこにデジタル化ができるか否かは雲泥の差がある。
行政機関による何らかの支援事務が行われるたびに、地方自治体が非常勤のスタッフを集め、会場を設営し、コールセンターを設ける。
役所に三密の状態を人為的に作りだしておきながら、不要不急の外出に当たらないなどと言い訳をしまくる事務作業などいい加減にしろと言いたいからだ。
10万円を支給するのに、いくら人件費をかければ気が済むのか、いつまでこんなことをやるのか。
そういった意味で、私の選挙区(神奈川県第6区)には適格候補者が複数いたのだが、横浜市議時代から応援している自由民主党公認の古川なおき候補に投票した。
今回は党派は関係なく、本当の意味で当選して欲しい候補だから投票した。
私にしては珍しいことではあるが、選挙とは本来はこうあるべきではないかと感じている。
コメント