呆れた!神奈川県知事のマスク飲食推進に見回り隊

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神奈川県庁本庁舎

去る9月22日、友人に誘われて横浜市内のレストランのランチ会に行ってきた。

そこでもご多分に漏れず、食事中以外の時間帯のマスク着用といったことを言っていたのだが、私の経験で言わせてもらえば、飲食店が協力金をもらうためのエクスキューズでやっているところも多いように思う。

ところが、最近になって、お一人様で食事をしていても、コーヒータイムに突入すると、マスク、マスクと煩く言ってくるところも出てきた。
正直、意味のないことを強制させられるのは、私は怒りを通り越して呆れている。

マスクをするのが大嫌いな私は、基本的に、そのような異常に神経質な店には二度と行かないようにしたいのだが、あまりにも増えてくると外食をしに行くところがなくなるので、何が背景にあるのか調べてみた。

横浜ベイシェラトンホテル & タワーズ

神奈川県のウェブサイトに「飲食時の新マナー『マスク飲食』」というのがある。

黒岩祐治知事が2020年の夏頃から嬉々として推奨しているものだが、これが新型コロナウイルスの感染防止対策かと、バカバカしくて見ていられないというのが私の見方だった。

神奈川知事「会食でもマスクを」 コロナ対策会議で呼び掛け(2020年8月7日 共同通信

神奈川県の黒岩祐治知事は7日、県庁で開いた新型コロナウイルス対策会議で、感染拡大を防ぐため食事中や自宅で過ごす間もマスクを着けるよう県民に呼び掛けた。
「会食の場でも食べ物を口にする時以外はマスクを着用し、徹底的に用心してほしい」と述べた。
飲食店に時短営業は要請せず、アクリル板設置や換気設備の導入を求めた。

食事中のマスク着用について「私も試したが、マスクを外して料理をつまみ、またマスクをして食べることはできる。場がつまらなくなることは全くなかった」と記者団に語った。

お盆期間中の帰省は自粛を求めず、防止対策の徹底を訴えた。

実際のところ、黒岩祐治知事がこのマスク飲食の推奨をやりだしたときは、多くの飲食店は、一応やっている感を出すためのポーズをしていたように思う。
このとき私は、それを本気でやるなら、外食などしないでいいとまで思っていた。

横浜ベイシェラトンホテル & タワーズ

ところが、最近になって神奈川県のウェブサイトを見ると、「『マスク飲食実施店』県民モニター制度」というのがあり、そこには活動内容として

県が認証した「マスク飲食実施店」に赴き、マスク飲食の実施状況について、店舗が工夫や努力している点などを利用者目線で確認し、県に報告していただきます。

  • 県民モニターの活動は原則として1人当たり3回程度を見込んでいます。
  • 「マスク飲食実施店」県民モニターであることを明かさず、利用客として活動します。
  • 20歳未満の方は、飲酒を伴う調査はできません。

と書かれており、活動は2021年7月から2022年3月まで、謝礼金は1店舗あたり2,500円となっている。
つまり、黒岩祐治神奈川県知事が自らの愚策を推進するために、モニター(人の行動を監視、統制する人=見回り隊)を雇ったわけだ。

2021年4月20日付の東京新聞には「これがコロナ対策の切り札に? 神奈川県が『マスク飲食店』に認証制度 無料配布などに7億円」とあり、5月24日付のサンスポには「神奈川県、マスク飲食調査で覆面モニター募集『店の工夫や努力の評価が目的』」と紹介されていた。

今年の夏頃からホテル併設のレストランや、全国でチェーン展開をするレストランで、マスク、マスクと煩いのはこのせいかと納得したが、少なくとも、モニター活動が収まる来年の3月までは個人経営のレストランを中心に使っていこうと思う。

できることならば、緊急事態宣言下でも掟破りの酒類提供をしている「権八」のようなレストランがいいと思う。
そこなら、愚にもつかない「マスク飲食」などを強く言われることがないからだ。

このように書くと、感染防止対策に非協力的云々と言い出す人がいるが、私に言わせれば、マスク飲食などやろうがやるまいが、結果は大して変わらないのだ。

要は、マスクを過信して、飛沫を飛ばしまくれば、クラスターの脅威は格段に増す。
新型コロナウイルスの拡散が布切れ1枚で防げれば、世界中からコロナ禍はなくなると思わないか。

諸外国に比べて日本での新型コロナウイルスの感染者数が圧倒的に少ないのは、2020年11月30日付の現代ビジネスの記事「新型コロナ、日本の満員電車で『クラスター』が起きない『意外なワケ』」に書かれていることが事実だろう。

ちなみに日本国内の満員の通勤電車などを指して「3密なのになぜクラスターが起きないのでしょうか?」と疑問を寄せられることがありますが、これはおそらく電車内で皆さんがあまりしゃべらないからだと思います。

クラスターが発生しているケースの多くは、合唱している、カラオケをしているとなど大声を出しているところです。これに加えて最近は電車内でも多くの乗客がマスクを着用し、換気されていることも影響していると思われます。

私が思うに、飲食店でクラスターが発生するのは、上意下達の文化があるグループが多人数で会食した場合だろう。
下の人間が上の人間の指示に逆らえない風潮があると、会食参加が事実上、強制になるし、新型コロナウイルスの感染防止対策もおざなりになりがちだ。

そういった意味では、10月に予定されている緊急事態宣言解除後が怖いというのは真理だと思う。(2021年9月27日 時事通信-緊急事態宣言、30日解除へ 19都道府県全て、政府調整
今まで政府の言うことをまじめに聞いてきた人に限って、タガが外れたときの制御が効かないことが往々にしてあるからだ。

従って、緊急事態宣言が解除されたら、むしろ、会食などしない方がいいかもしれない。(笑)

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