2021年2月1日付のNHK News WEBは「緊急事態宣言 栃木県のみ解除 10都府県で来月7日まで延長方針」と報じ、どうやら緊急事態宣言の解除は、当初の予定より1カ月先(3月7日まで)になりそうだ。
さて、今回の緊急事態宣言が、新型コロナウイルスの感染者を増やさないことを目的としているなら、1月25日付のビジネスワイヤー(Business Wire)が「Health Professionals Petition WHO for Guidance: People Should Use Nasal Sprays to Combat COVID-19 Pandemic; Doctors Use in Treating Patients(日本語版:時事通信-新型コロナ対策で点鼻薬使用の指針策定をWHOに請願=米Xlear)」と報じたクリア社の点鼻薬(Xlear Nasal Spray)を日本でも試験的に輸入してみたらいかがだろうか。
時事通信が報じた前述の記事によれば、
この点鼻スプレーは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の鼻粘膜への接着をブロックする効果と死滅効果を持つ。
また小規模臨床研究から、同スプレーがCOVID-19の症状を軽減することが分かっている。
とあり、ワクチンと違って副作用がないとのことなので、使ってみる価値はあるだろう。
さらに、翌日(1月26日付)のビジネスワイヤー(Business Wire)の記事では「New Study Concludes Xlear Kills and/or Deactivates SARS-CoV-2; Efficacy Against New Variants(日本語版:時事通信-新研究はXlearがSARS-CoV-2に対する死滅効果もしくは不活化効果または両効果を持つと結論、新しい変異株に対する有効性)」とも報じられている。
ただ、その割には大きなニュースになっていないので、新型コロナウイルスに対して、本当に軽減効果があるのか疑問を持ちたくなるが、それほど値段は高くないし、少なくとも「Kid-friendly relief from allergies, cold and the flu(子供でも飲みやすい風邪やインフルエンザ、アレルギー反応の薬)」というのが売り文句なので、試してみるのも悪くないように思える。
実際のところ、2月1日のTBS系の番組「あさチャン!」では、米国でクリア社の点鼻薬(Xlear Nasal Spray)を常用しているという男性や、個人輸入して使っているという日本人女性が登場してインタビューを受けているシーンが報じられていた。
私の記憶に間違いがなければ、日本では公式に売られていないと言っていたので、今のところ個人で輸入するしかなさそうだが、政府や医師会も国民に我慢だけを強いるのでなく、新型コロナウイルス対策として、こうした薬のウイルスに対する有効性を探るなどの努力をしてもらいたいものだ。
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