11月18日の川合式デイトレードを振り返る~有料会員契約更新へ

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劇場版 鬼滅の刃 無限列車編

私が「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」というものに出会ったのは2019年7月だった。
日利1.5%という一見すると怪しげなキャッチコピーにもかかわらず、翌月には彼のスクール(90日)に入門し、それが終了した2019年11月に「川合と二人三脚『トリプルメソッド 継続マスターコース』」でデイトレードを本格始動させた。

この1年間、大怪我をして4か月間もの入院生活を送るハメになったとき、そして、退院後もサラリーマンとして復帰するのが困難になりそうだと思ったとき、私は川合式デイトレードを是が非でも身に付けていかなければと決心した。

川合さんのリアルトレード中の成績

居合抜き1分トレード~太陽誘電(コード:6976)

11月18日デイトレード結果

昨日(2020年11月18日)は川合スクールの門下生を対象に月2回行われるリアルトレード実況中継の日だった。

「居合抜き1分トレード」というのは、7月27日付で掲載した「コロナリストラに備えて川合式デイトレードを学ぼう」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証1部銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

2020年11月18日 太陽誘電(6976)のチャート

11月は日経平均株価も26,000円の大台を超える上昇を見せていたため、この日は、川合さんの実況でもトレード候補銘柄(買い)は4-6銘柄にも上った。
私はその中から太陽誘電(コード:6976)を選択、危なげなく1%の利確(買:4,170円 売埋:4,206円)に成功した。

ちなみに、2020年4月以降の門下生については「居合抜き1分トレード」がカリキュラムの中に入っていないようなので、もし、トレードしたいとお考えの方は、川合さんに「居合抜きツール」の有償提供について聞いてみるか、上述のコラムをご覧になるといいだろう。

新興市場銘柄のトレード

2020年11月18日 マザーズ指数のチャート

川合さんが11月4日(前回)のリアルトレードのときに、安定して勝つためには「負けを減らすこと」、そのためには「銘柄を絞り込むこと」が重要であることを言っていたが、この日の私のトレードは銘柄の絞り込みといった点においては落第だったかもしれない。

そこで、見るべきなのは東証マザーズ指数の動向なのだが、1日のうちで上下動が激しいときは、売り目線(マザーズ1%ツール)で行くべきだと痛感したものがあった。
私の場合、新興市場銘柄のトレードは、下表の基準でやっていることが多いのだが、シグナルが出た後の動きを見ると、売りの方が勝ちやすい感じがするのは気のせいだろうか。

新興市場銘柄トレード適格基準 前日出来高比 前日5MA差異 日足形状
急騰傍受ツール(買い推奨) 10倍以上 概ね6%以内 上昇基調であること
マザーズ1%ツール(空売り推奨) 概ね7倍以内 10%以上 特に問わない

急騰傍受ツール(買い推奨)~フジプレアム(コード:4237)

2020年11月18日 急騰傍受ツール銘柄(買い推奨)

私が急騰傍受ツール(買い推奨)でシグナルが出た中から選んだのは、フジプレアム(コード:4237)だった。
9時12分に358円でシグナル2が出たとき、前日出来高比が16.73倍、前日5本線(5MA)差異が6.4%、しかも日足は完全な上昇基調、この上ない理想的な形に思えた。

2020年11月18日 フジプレアム(4237)のチャート

しかし、買値の362円から指値5%(380円)、逆指値-3%(351円)の逆指値付条件注文(ダブル指値)をしたら、損するときのあるあるで、損切になった途端に再上昇して利確もできていた可能性もあるという最も腹の立つパターンでトレードが終わった。

年初来高値の銘柄、ド高値掴みで下げに見舞われたら、再上昇に付いてはいけなかった。
東証マザーズ指数もこのときは下げ基調、それほど人気があるとは思えない銘柄では一気に利確売りに見舞われてしまったのであろうか。

マザーズ1%ツール(空売り推奨)~Retty(コード:7356)

2020年11月18日 Retty(7356)のチャート

Go To Eatキャンペーンに参加しているオンライン飲食予約事業の一つ、Retty(コード:7356)は、2020年10月30日の上場以来、わずか10日間で7割超の高騰を演じた後、行って来いの日足チャートで、現在は下落トレンド真っただ中である。

しかも、11月13日以降、農林水産省のGo To Eat予算上限到達で、オンライン予約サイトによるキャンペーンは実質的に終焉しているので、今後も反転上昇の兆しが見えない中にある。

従って、朝方の上げは売り方の絶好の的となり、リアルトレードに参加していたメンバーも安心してトレードしていたような感じを受けた。
この日も上げては下げ、上げては下げで、マザーズ1%ツール(空売り推奨)でシグナルが出るたびにチャンス到来といった感じになっていた。

私の成績も、1回目が1,745円の空売りに対して、1,727円(1%)の買埋決済、2回目が1,708円の空売りに対して、1,673円(2%)の買埋決済と、午前中だけで2度の利確ができたほどだった。

アンジェス(コード:4563)~1,590円の壁

2020年11月18日 アンジェス(4563)のチャート

アンジェス(コード:4563)は、コロナ禍におけるワクチン開発企業の一つで、今年に入ってからは、常に投資家の脚光を浴びている。
従って、この日も幾度となくマザーズ1%ツール(空売り推奨)でシグナルが発出していたものの、反転上昇が始まれば買いトレードしようと思っていた。

なぜなら、人気がある銘柄は、押し目買いが入りやすく、マザーズ1%ツールに乗って空売りしても、タイミングを少しでも失すれば、火傷することの方が多いからだ。
ところが、この日は売りに押され、始値に付けた1,590円の壁を突破できすに、上げ幅を縮小して取引を終えた。

私の成績は、1,573円の買いに対して、1,551円で損切、途中で川合さんがレジスタンスラインに気を付けろと言ったのを素直に聞き入れて、成り行き売りで決済した。
後場がダラダラと下げたので、結果的に正解だったのだが、まだまだ甘いなと思った。

リアルトレード後(10時半以降)の取引

2020年11月18日 マザーズ1%ツール銘柄(空売り推奨)

マザーズ1%ツール(空売り推奨)でシグナルが発出する銘柄の中には、空売り推奨というのをあざ笑うように前場は上げ続けるものがある。
こういった銘柄の場合、不思議に後場が下がることが多く、私も何回となく時間差攻撃に忸怩たる思いを感じたことがある。

概ね、年初来高値更新中の銘柄、あるいは、日足がパーフェクトオーダーの上昇基調の銘柄なのだが、一旦下げたものの、強い押し目買いが入りやすい傾向にある。
従って、弱い売りシグナル(1か2)であれば、逆に買ってみる、あるいは、下げ止まって反転したところを狙うという戦術を取ることもできる。

Cyberdyne(コード:7779)

2020年11月18日 Cyberdyne(7779)のチャート

川合さんのリアルトレード実況中継が終わる間際に、マザーズ1%ツール(空売り推奨)でシグナル1が出たCyberdyne(コード:7779)、もちろん、放置で十分なのだが、チャートを見ると右肩上がり、これは午前中(前場)は止まらないと見て、買いを入れてみた。

サイバーダイン(Cyberdyne)と言えば、思い出すのが、映画「ターミネーター2」で出てきた架空のIT企業だ。
まさか、この名前を付けた会社が、一躍人気企業になるとは思わなかった。

結果は、945円の買値に対し、955円(1%)の売埋による利確、これは前場が終わった時点で逆指値をしていたことによる決済なので、私はもっと伸びるかと思っていた。
ここで、後場は、遅れてやってきたマザーズ1%(空売り推奨)ということで、下げるだろうと空売りを仕掛けてみた。

ところが、959円の売りに対して、なかなか下がらない、下がっては上げ、下がっては上げで、徐々に逆指値を浅くしていったのがアダとなって、969円で損切になってしまった。
結果は、2時以降の下げで私の見立ては正しかったので、惜しいことをしたと思った。

ケアネット(コード:2150)

2020年11月18日 ケアネット(2150)のチャート

ケアネット(コード:2150)に限らず、今年の医療関連株は強い。
18日のトレードは、銘柄を絞り切れなかったことで、プラスマイナスゼロで良しとするかと思っていたところ、午後2時半過ぎに、フト思い立ってチャートを見たら、翌日持ち越しで買ってみようとトライ(買値:5,196円)したのが、この銘柄だった。

実のところ、決済(5,350円)したのは、一時はストップ高(5,380円)になるまで駆け上がったものの、そこから下がり出したとき(3時前)だったのだが、さすがに年初来高値を更新中の銘柄だけに強いと思った。

これまた思い付きで見た「鬼滅の刃 無限列車編」のポスターにあるように、「その刃で悪夢を断ち斬れ」て良かったと思う。
何しろ、18日の稼ぎは、この銘柄のトレードだけで得たようなものだからだ。

さらに言うなれば、今日(19日)失敗したと思ったのは、この銘柄が前日比マイナス圏スタート(5,150円)で、10時過ぎにプラス圏に浮上したときに、買いを入れようか迷ってやめたことだった。
急騰シグナルは出ていなくとも、こういう勘は大切にせねばと思った。

川合と二人三脚「トリプルメソッド 継続マスターコース」の更新へ

思い付きの映画鑑賞から帰宅する途中で、私のiPhoneのメールボックスに「川合と二人三脚『トリプルメソッド 継続マスターコース』」に関する1年間の有料会員の期限が切れるという趣旨と、契約更新の通知が送られてきた。

思い起こせば、川合式デイトレード(トリプルメソッド)に興味を持ち、無料メールマガジン(当時はLINE)に登録したのが私の第一歩だった。

契約は昨年と同じコースにするか、得意な分野(居合抜き1分トレード)だけに特化させるか悩んだが、もう1年、新興市場のトレードに磨きをかけることを決意した。
とりあえず、川合さんや事務局スタッフの方々、ブログで繋がった皆様、今後ともよろしくお願いします。

コメント

  1. パッキー より:

    カルロス・ハッサンさん
    お疲れ様でございます。スクール生のパッキーです。
    いつも勉強させて頂きありがとうございます。私も継続マスターコースに参加させて頂きますので引き続きよろしくお願い致します!

    今回記載されている下記の様な銘柄ですが、確かに買か売りで狙えないかと思っています。特に売りは、11時過ぎ・13時半過ぎ・14時頃に一気に落ちるケースが多く、今のところうまく入れていませんが、狙ってみたいと思っています!
    いろいろ勉強になります。引き継ぎよろしくお願い致します。

    「マザーズ1%ツール(空売り推奨)でシグナルが発出する銘柄の中には、空売り推奨というのをあざ笑うように前場は上げ続けるものがある。
    こういった銘柄の場合、不思議に後場が下がることが多く、私も何回となく時間差攻撃に忸怩たる思いを感じたことがある。」

    • コメントありがとうございます。
      私もパッキーさんのブログ読ませていただいています。
      そうですね。
      マザーズ1%スキャルは、時間帯の特性で狙える感じもしています。
      ちょっと検証が必要ですが、午前中にシグナルが出て、上がり続けるのは、午後下がることが多いので、試しにやってみても面白いかもしれません。

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