社会復帰への第一歩~電車とバスで通院してみた

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国際親善病院

2020年5月25日、全国的に新型コロナウイルス感染症緊急事態解除宣言がなされた。

緊急事態宣言が解除されたのは、夜間の安倍首相の記者会見のときなので、私が国際親善総合病院に通院したのは、その直前だったわけだ。(2020年5月25日 日経新聞-緊急事態を全面解除 経済再開に軸足、6月に移動解禁

相鉄線と神奈中バスを乗り継いで国際親善総合病院へ

相鉄線弥生台駅

私は、2020年4月6日に退院してからも、1か月余りのリハビリ(歩行訓練)を続けてきたのだが、5月14日の訪問リハビリで、レンタル歩行器の返却が決まって以来、杖歩行で自宅から最寄り駅までの歩行訓練が行われた。

社会復帰の一環として、通院や買い物を意識してのことだった。
そして、5月25日の通院に合わせて、私は、約半年ぶりに電車に乗ることになった。

相鉄線の車窓

朝方の自宅から最寄り駅までは、万全を期してタクシーで移動する。
駅から客待ちのタクシーに乗るのと比べて、予約料金などが加わるので、かなり割高になる。

それでも、今までは自宅から国際親善総合病院までタクシーで直行だったので、それに比べれば安いものだ。
最初の通院時(4月15日)は、レンタル歩行器を車に乗せるために、介護タクシーを使ったので、相当に値段が高かった。

タクシーを降りたら、駅の構内には階段や段差もあるので、それに注意しながら杖歩行をする。
歩いている姿は、まるで、足腰の弱った高齢者か、ヨチヨチ歩きの5歳児のようだが、格好など構っていられない。

まだ、緊急事態宣言が正式に解除されていないので、駅構内がガラガラで良かった。
自動改札口を通るとき、ノロノロしていて扉が閉まらないか不安だったが、何事もなく通過できた。
身体障碍者はこうやって苦労するんだなと身に染みてわかる。

私は、Suica付きビューカードにオートチャージ設定をしているので、改札口を通ったときに、半年ぶりにチャージ音が鳴った。
何だか、社会復帰の第一歩を踏み出せたようで感動した。

相鉄線の車内

そして、電車に乗ってみると、1両に数人しか乗客がいないし、窓は全開だ。
通勤時間帯を外した、しかも逆方向の電車とはいえ、異常なほど空いている。
入院していた私にとって、完全に別世界だったコロナ禍の影響を、肌身で実感した一瞬だった。

国際親善総合病院の最寄り駅は、相鉄線の弥生台駅、ここで神奈中バスに乗り換えて、親善病院前で降りる。
もっとも、足腰が健康な人なら、弥生台駅からわずか1停留所分の距離だし、十分に歩けるのだが、今の私は、接続の良いバス(全便停車)があるなら乗るという距離だ。

無事に午前中の診察に間に合った。
ここの病院は携帯の電波が入りづらいので、待ち時間内の暇潰しができにくい。
次回からも電車で来ることになるので、雑誌でも買ってくるか。

戸塚共立リハビリテーション病院で返金手続き

相鉄線いずみ野駅

私が国際親善総合病院での午前の診察を終え、午後の診察が始まるまでの間を利用して、戸塚共立リハビリテーション病院へ行ってきた。

足腰が健康な人や、車で来ている人なら、相互の病院間は直行できる距離なのだが、私は生憎とそこまでの脚力は回復していない。
相鉄線の弥生台駅までバスで戻り、電車に乗り継いで、運良く、戸塚リハビリテーション病院への無料送迎車にタイミングが合えば、それに乗ろうという算段だった。

私が乗った無料送迎車は、相鉄線のいずみ野駅発11時15分のもの、私のほかには外来の患者が1人乗っていただけで、さすがにコロナ禍で面会規制がされているだけある。

戸塚共立リハビリテーション病院

ちなみに、私がここに来たのは、お世話になったセラピスト(理学療法士のOさん、作業療法士のGさん)に会うのが目的ではない。(笑)
実際には、Oさんとは立ち話をしたが、Gさんは休務日とのことだった。

戸塚共立リハビリテーション病院

主目的は、入院中の会計ミスで、差額が返金されるので、領収書差し替えで手続きしに行ったのだ。

それにしても、緊急事態宣言が発令された4月7日以降は、家族の面会も断っているというのに、銀行送金と、書類の郵送でやり取りできるレベルのことで、患者を窓口に来させるというのは、矛盾していると思わないのだろうか。

もっとも、日本の病院の多くは、退院後の診断書の申請や受け取りも、郵送でやってくれというのが、ビジネスライクに済まないというのだが、いったい何がそうさせるのだろうか。

約5か月ぶりの外食

丹波黒どり農場いずみ中央駅前店

戸塚共立リハビリテーション病院からの帰りは、往路と若干違って、11時40分発の相鉄線いずみ中央駅行きの無料送迎車に乗った。
私は、どちらも来るのが初めてのところなのだが、中央というくらいだから大きな駅なのかと思ったのだ。

丹波黒どり農場いずみ中央駅前店

私が昼食で入ったのは、駅構内にあった丹波黒どり農場、ここは、モンテローザグループの一つで、本来は夕方から営業する居酒屋にもかかわらず、夜間の営業自粛要請に応じた(4/7から5/25までは酒類提供が19時まで、20時に閉店)ため、ランチ営業をやっていたようだ。

丹波黒どり農場いずみ中央駅前店

さすがに、店内は人もまばらで、スタッフもキツイとこぼしていた。
それはそうだろう。
今回のコロナ禍の残した爪痕は、それだけ罪深いということだ。

社会復帰の第一関門をクリア

除菌スプレー「P-CLEAN」

私は、昼食を取った後、再度、国際親善総合病院に戻った。
本当は午前だけで終わりだったのが、急遽、午後にも診察が入ってしまったからだ。

総合病院は、待ち時間が長くてキツイので、上述したように、雑誌がこれからは必携になるだろう。
何しろ、ここの病院は電波が入りづらくて、iPhoneを持っていても使えないからだ。

そして、この通院後の訪問リハビリで、理学療法士のTさんからは、通院は電車とバスだけでOKとの許可をもらった。
また、最寄り駅へのスーパーへの買い物もできるようになったので、かなり自由度が増すのではなかろうか。

そして、彼からは、コロナ禍が収束に向かえば、試しに、東京へも行ってみたらどうかという提案もされた。
これで、私としては社会復帰の第一関門はクリアできたと言っていいだろう。

ところで、ココカラファインで買ってきた除菌スプレー「P-CLEAN」、かなり大量に売っていたけど、もう品不足は解消されたのかな?

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